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中受する小学生は、タバコを堂々と持ち歩く高校生を見て何を思うのか?

バタン!

「キャハハハ~!!」

バタン!

「キャハハハ~!!」

残り1回となった次男の幼児教室の帰り、夫と長男が車で迎えに来てくれたので近くの商業施設のフードコートで夕食を済ませて帰る事に。

通路側のソファー席に着席すると、何やら後ろから煩い音がする。

チラっと振り返ると、女子高生がペットボトルを空中からテーブルの上に落として、その様子をスマホで撮影しながらケラケラ笑っている。

煩いな~。嫌だなー。

そう思いながらもオーダーの為に立ち上がると、背後にいた女子高生3人程のテーブルの上にはタバコの箱が堂々と置かれていた。

勿論、ここで吸っているワケではないが。

制服姿の女子高生が、堂々とテーブルの上にタバコの箱を置いている。


何て雑多な風景


子供の食事を持って席に戻ると、長男も次男も先ほどの女子高生達の様子をジーっと大人しく見つめていた。

どこに注目しているのか分からないけど、何か気になる所があるのだろう。

食事中ずっとこの様子だったら嫌だなと思い、他の席を見渡すものの平日の夜だと言うのに7割位席が埋まっている。

乳幼児を連れた家族、カップル、PCを広げて仕事をする会社員、そして先ほどの女子高生達の他にもあちこちに高校生らしきグループの席があった。

中にはソファー席で寝そべってスマホをいじっている高校生もいる。
(まさにTOP画の様な感じだった)

普段は幼児教室の後は真っすぐ帰るし、基本的に夜ウロウロする事がないのでこういう景色に遭遇する事が少ないけれど。

食事をしている様子もなく、家の様に寛いでいたり、動画見たり、動画を撮ったり。

楽しいのは結構だけど、あまりマナーの良い行為ではないと思う。

フードコートは店舗スタッフは店の中だし、フロアをウロウロするのが掃除の人位しかいないので無法地帯になりやすいのだろう。

するとそこへ、エレベーターから沢山の「小学生」が降りてきた。

その小学生たちは、このビルの中に入っている中学受験塾に通う子供達である(何故かビルの中に2つも塾が入っている)。

中学受験を目指す小学生は何を思うのか?

ちょうど2月である。
正に中学受験本番の小6の子供達は塾を卒業したタイミングだろう。

きっと小4とか小5位の子供だと思われる。

時間は既に19時。

塾を終えて帰る途中、4~5歳上の高校生の様子を見て彼らは一体何を思うんだろう?

「楽しそうだな」と思うのか?
それとも「あんな風になってはいけない」と思うのか?

分からない。

元々、真夏の朝にNバックを背負った子供を駅でお見掛けすると
「どんな気持ち?」と聞きたくなる事がしばしばあるけれど(笑)

同じく、私立小に通う子供を電車で見かけた時も
「どんな気持ち?」って聞きたかったけれど(笑)

とりあえず、長男に「もし高校生くらいになって、お友達がタバコを吸おうって誘ってきたらどうする?」と聞いてみたら「断る!」と言っていた。

うん、7歳の今はそう言うよね。

人の「質」を求める親たち


そこで思い出したのが、ようこさんのこちらの記事。

ようこさんは中学受験はされていないけれど、ようこさんの表現を借りると「それなりの大学」へ進学し、そこで出会った人達は「比較的良い人が集まっていた」と感じているそうだ。

私は残念ながら「それなりの大学」どころか、短大出身ではあるが。
社会人になってから出会った「中学以降オール私立」という知り合いが何人かいる。

その方々も共通して「良い人」なのだ。

決して「お嬢様」みたいな雰囲気の子ではないけれど、「品が良い」と言うか、わきまえていると言うか。

トゲが少ない気がする。

そして、その「良い人」達も今では親になっている。


ここで興味深いいのは、その「中学受験をした良い人」達は子供の中学受験に対して必ずしも前向きではない事だ。

自分の経験から物凄くハードだった事を知っているので、子供にやらせるのは躊躇すると言う。

一方で、当時の友人とは長くお付き合いできている様で
「良いお友達はできてほしい」と願っている。

この件については、私も過去に書いている。

仕事で私達の親世代の方とお話する事も多いが、多くの人が「東大へ行ってほしい」とか「偏差値の高い学校へ入れたい」と言う前向きな理由ではなく。

どちらかと言えば「周りのお友達が…」みたいな回避型受験だった。

そういう回避型受験の子供達は、ご両親からどんな風に言われて中学受験という道へ進む事にしたのだろう?

そして、子供自身は色々な選択肢、生き方があり、情報が滝のように流れる現代、何を思っているんだろう?

そんな事を考えた夜でした。


最後までお読み頂き有難うございました。
今日も素敵な一日になりますように☆彡


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