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中学受験とは何なのか?

あおたまさんオススメのホラー小説、読んでみました。←

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中学受験最後の3週間、そして、人生で最も長い1週間といわれる入試本番期間中の、
親子の濃密な心情を克明に描いた衝撃作!
親子3組の実話をもとにしたノンフィクション物語であり、真剣勝負のルポルタージュでもある。

本の概要より

中学受験の実話が書かれた本。
学校名や塾名がリアルに書かれていて、参考になりました。

中学受験塾でも、特待生ってあるんだ…
家族が豹変するって、本当にあるんだ…
第一子って、やっぱり親も手探り状態だよね…

などなど、他にも色々ありましたが
率直な感想は、これ。

「こんなに子どもに一生懸命になれる親って、すごいな(遠い目)」

当たり前なのかもですが、話に登場する親は、子どもに対する熱量が半端ない。

中学受験というイベント(?)の為に
金銭面だけでなく、塾の送り迎えや受験のスケジュール調整、子どものメンタルサポート、家族との関わり、塾・塾の保護者との関わりなど、かなりのリソースを割いています。

正直、自分がこのゲームに参戦している姿が想像できなかった。
たぶん、こんなに熱量を注げない。

なんでだろう?
おそらく、私自身が公立中高に通っていたのもあるかもしれません。
中学受験をしている人なんて、クラスに2人しかいませんでした。

ただ、そんな私でも中学受験のメリットは思い浮かびます。

・高校受験をしなくていい
・付属大学がある場合は、大学受験をしなくていい
・別の大学を受験する場合でも、付属大学という駒があるから、安心して受験できる
・それなりにお金をかけられる人たちの集まりゆえ、一定の質(?)が保証される?

だいたいこんな感じですかね?
中学受験未経験者なので、ふわっとしていることをお許しください。

「選択肢を広げる」という意味では、やって損はなさそうな印象。
ただ、当たり前ですがそれなりの気力・体力・資金・時間をそれに捧げることになります。

そして
その結果、第一志望に入れた。
苦労なく中高過ごせた。
そこから名門大学に行けた。
それなりの企業に入れた。

で?っていう。
それが何になるんだろう?と思ってしまうのです。

たぶんそれなりの大学を出て、それなりの企業に就職しました。ですが結局退職し、今はそうでもない仕事をしています。(←言い方)
だから、そう思うのかもしれません。

でも、大学と新卒で入った会社の人たちに共通することがあります。
良い意味でそれなりの人たちというか、表現が適切ではないかもですが、質が良かったなと思うのです。

決して、他で出会った人が悪質なわけではない。
ただ、比較的良い人が集まっていたような気がするのです。

事実、その期間に出会った人は、今でも付き合いが続いている人が多いです。

******

だから、中学受験をするメリットってきっと色々あるんでしょうが、もしかして
「環境整備」みたいなことなのかなと。

それなりの人と出会う環境づくり?
いや、それなりの人って何やねんって感じですが。

あれ?
それって結局、レールを敷くってことなのかな?

〈あとがき〉
小学生が将来を見越して進路を考えるって、難易度高いですよね。あ、でもコナンみたいな小学生だったらありえるか。
なんだかまとまりない記事になりました。(いつもか)
今日もありがとうございました。




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