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「教育への投資」供給側か?需要側か?

「明治維新の頃、日本人の識字率っかなり高かったと言いますよね。対して今はどうでしょう?」

「今なら、小学生のITスキルとかって考えると。世界と比べて高いのか低いのか。もしかすると低い可能性ありますよね。そうなると明治時代は成功したけど、今度は失敗すると思いますね」


あぁ、そうだ。

これから先、人口がどんどん減っていく日本の中を見るのではなく。
「世界と比べて」という視点が大事なんだ。


環境を与えたくなる親心


何度もこのnoteに書いているように、現在小2の長男は単願で小学校受験をして不合格だった。

今は公立に楽しく通い、公立で良かったと感じる点も多い。

一方で、元々「受験」を選択した位なので、やっぱり私立は良いよねと思う点はいくつもある。

特に去年、ICT環境という点で公立と私立に歴然とした違いがると実感したばかりだった。

図書室の蔵書数も多い。
ICT教育も充実している。
人工芝、天気に左右されない屋内プール。

塾や幼児教室のパンフレットにも「環境」というキーワードが沢山使われている。

受験をした当時、周りの人からも「環境は大事だよね」「子供は環境次第」と何度も言われた。

ハードの面だけではない。

子供同士だって、私立小学校へ通っている子に会うと「やっぱり違うな」と感じる事は多々ある。


対して公教育の姿は、正直言って自分の子供時代と大して変わらない。

先生が前に立って、30人程の生徒がひたすら話を聞いてノートを書く。

校舎も備品も古いし、配布されたパソコンも「使いこなせている」とは言い難い。

だからこそ「我が子に良い環境を与えてあげたい」と思ってしまう。

私立?オルタナティブ?塾?習い事?
とにかく「公教育ではない場所」を。

全体の底上げ

そんな中、このYouTubeを見た。

「また石丸さんかよ!ハイハイ。」

と突っ込まれそうだけど(笑)

32分32秒辺りから(細かい)
子育て・教育に携わる人には是非見て欲しい。


どの選挙でも「子育て世帯にお金を配ります!」というタイプの公約を掲げる人は必ず出てくる。

でも石丸さんは、「子育て世帯」という需要側だけではなく「学校」「教師」という供給側に投資をすると話していた。


更には、こんな話をしていた(要約)

子育て世帯にお金を配っても余裕のある家庭はそのお金で塾へ行き、余裕のない家庭との格差がまた開いていく。
公教育で「全体」を底上げしていく事が大事なんです。

そうなんだよ。
それなんだよ!

これについては、私が最近追いかけている平川理恵さんも「公立の改革が大事」とよく話している。

実際に広島県で公教育の改革が行われた。


とてつもなくハードな受験をした親も、多くは「子供に無理をさせたい」と思っているワケじゃない。

自分も含めて、沢山の「子供に受験をさせた親」と話してみても感じる。

・小学生が夜遅くまで塾で勉強するってどうなのかな?と思う。
・夕食が22時なんて体に悪そうだと思う。
・小学校の授業中に寝てるなんて良くないだろうなと思う。
・ここまで来たら(6年生)今更辞めるという選択はできない。
・通学時間の負担も気になる。

もし徒歩で通えて、入試もない公立の学校が私立と遜色ない「環境」であれば、どんなに嬉しい事だろう。

自宅周辺の治安が悪いとか、友達関係が良好じゃないとか。
よっぽど地元に対して懸念点がない限りは。


私は都民ではないし。
政治家でもないけれど。

「ただの保護者」として、世論の仕掛け人でありたいと思う。

〈あとがき〉
それにしても、都知事選は大変な事になっていますね。
ポスターの話、立候補者が多すぎて掲示板が足りくなった話。
そして顔ぶれ。
実は石丸さん以外にも「注目している候補者」がいます。
その話はまた今度。
でも、これだけ熱くなっても残念ながら私は「都民」ではないんですよね(笑)

今日も有難うございました!


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