子供の成長記録、しまじろうと過ごす最後の一年間。
「僕、しまじろうのタッチが欲しい」
4月上旬。
次男が突然、おねだりをしてきた。
「しまじろうのタッチ」とは、日本に生まれた乳幼児の70%位?(私の肌感)が一度は家にお迎えしたであろう、「こどもチャレンジ」のタブレットの事である。
色々と思う所があって、今回初めて年長さん向けの「じゃんぷタッチ」を家にお迎えする事になった。
そしてふと考えた。
「あと一年で、しまじろうの対象年齢の子供はいなくなるんだ」
そう考えたら、何だか急に愛おしくなってきた(笑)
次男の現在地
長男に比べて、知育面では次男の事を長らく放置してきた。
長男が1歳の頃から受講していた「こどもチャレンジ」も付録が重複するから次男の時は受講せず、適当に遊ばせていた。
ちょうど1年前に、流石に次男を放置しすぎた!と思い幼児教室へ入れてみたものの、「お受験塾」の課金トークと「理想の子供像」の押し付けに疲れてしまい1年も持たずに退会した。
お受験塾では、数字や文字は扱わない。
そこでのお勉強(ペーパー)は次男にはとても合っていた。
一方で、滑舌がとても悪い。
「さ行」が特に苦手。
このままでは小学校入学時にマズイのでは?との指摘もあり、今年から療育へ通って、言語聴覚士の先生とトレーニングをしている。
平仮名が読めるようになると、「この文字はこう発音するんだ」という事が理解できるようになる。
という事で、家でも積極的に平仮名を読む機会を作るようにしている。
そんな中での「しまじろう」。
今まで、何でも「長男のお下がり」だった次男。
文字や数字への興味、入学準備を考えたら丁度良いかもしれない。
そう思い、久しぶりにしまじろうを家にお迎えする事になった。
しまじろうとの思い出
思い起こせば、しまじろうとは長い付き合いである(笑)
産前にマタニティ雑誌「たまごクラブ」の全プレに応募した所から、天下のBenesseさんに「この人もうすぐ子供生まれるんだな」と見込み客リストへ追加される(笑)
そして無事に出産を終えて、記念品の全プレに応募するといよいよ「こどもチャレンジ」のDMが続々と届くようになる。
私はベビーでは何とか踏みとどまったものの、1歳児向けの「ぷち」であまりにもお得に感じて入会した。
周りにも圧倒的に「しまじろうユーザー」が多く、集まって遊ぶと同じ玩具を持つ子供が沢山いた。
コロナ禍の時は、毎日「しまじろう映画」を子供達は見ていたし。
何度も「英語コンサート」に足を運んだ。
DMがしつこいとか、教材が多いとか。
ネガティブな評判も色々とあるけれど。
2年半TVなし生活を送り、ゲーム機器も持たない我が家で一番活躍したキャラクターである事は間違いない。
しまじろうも進化している
長男は年少から1学年上のチャレンジを受講し、年中時に退会した。
実に2年半ぶりにしまじろうを家にお迎えする事になった。
長男が受講していた頃は存在しなかった、年長児向けタブレット「じゃんぷタッチ」である。
長男が受講しているRISU算数に比べて、メインの「お勉強」がスタートするまでの前フリが凄い長い(笑)
文字を書くとか、図形以外にも「動画作成」等、正直「これ要る?」と思うようなコンテンツも沢山ある。
お勉強が始まるまでのアニメーションは、かつて紙教材を受講していた頃はDVDとして届いていたものと同じ内容だった。
「学ぶ内容」は同じだけど、「学び方」は全然違う。
因みに、紙教材のDVDも2023年度より廃止(アプリ配信)となりDVD希望者には有料で送付される事になった様だ。
更には、1歳児向けの「しまじろうパペット」もAIが搭載されて音楽が鳴ったり、お喋りしたり、こどもの相手を代行してくれる人形に進化している。
時代だなぁ。
長男が1歳の頃なんて、たった6年前なのに。
こうやって民間の幼児教育はどんどん新しくなっていく。
6年後は、しまじろうどうなっているだろう?
少子化がかなり進んで、きっと厳しい状況になっている事は間違いないけれど。
ずっと活躍して欲しいと、早くも感慨深い気持ちになった。
子供の成長が愛おしい
チャレンジタッチに初めて取り組んだ日。
次男が保育園でお手紙を書いてきてくれた。
「『しまじろうかってくれてありがとう』って書いたよ♡」
と、ニコニコ笑っていた。
文字数足りないよ(笑)
読めないよ(笑)
でも良いのだ。
ありがとう次男。
喜んでもらえて母は嬉しいよ。
一年後、同じ手紙書いてね。
きっと成長している。
子供って、本当に凄い。
しまじろうに負けない位、進化している。
だって、次男は一年前までは自分の名前3文字すら書けなかったのだ。
人が成長する過程を間近で見られる。
なんて尊い日々なんだろう。
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