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仕事は自分で創れ

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2022年10月の記事一覧

ウッドショックとウッドチェンジ

ウッドショックとウッドチェンジ

ウッドショックとウッドチェンジ。
一般の生活者で、この2つの言葉を知っている人がどれだけいるだろうか?
並べてみると似たような言葉だが、意味は全く違う。ただ、どちらも森林・林業に深くかかわる事である。
私は、建築関係に長年かかわっている。私も一級建築士としての仕事もしている。主に住宅設計の仕事を(株)エムアールエスブレインという会社で行ってきた。
コロナ禍の最中、日本の建築業界はウッドショックで影

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104歳の現役美容師

104歳の現役美容師

私の散髪は月一回。
先日、行きつけの散髪屋さんにいった。
散髪屋さんと言っても、今は、ご自宅でされている。実は、私は、この店主とは、大阪で知り合った。わけあって、数年前、自宅で、お仕事を続けておられる。
客と散髪屋さんと言うより、今は、仲良しの知人だ。私より一回り上なのだが、毎回、お互いの会話を楽しんでいる。最近の話題は、“もし波平が85歳になったら”この本がきっかけで、話題はシニアのことが多くな

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明日は明日の風が吹く

明日は明日の風が吹く

先日、久しぶりに、前職の先輩と食事した。
前職とは、私が独立する前の会社である。
先輩とは、創業してからも、色々とお付き合いしているし、お世話にもなっている。
前職というのは、今から、33年ほど前に、新しくできた会社である。
先輩は、親会社からの転籍、私は、全くの中途採用ということで、一緒の会社になった。それ以来のお付き合いである。
その当時は、先輩は部長、私は課長だった。
コロナ禍もあったので、

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都会の街を走っている人と遭遇する毎日

都会の街を走っている人と遭遇する毎日

この季節になると、明らかに、早朝、走っている人の数が増えてくる。
都会の神戸の街を走る人たち。昼間にあまり見かけることはないが、早朝に沢山の人が走っていることに気づく。

皆さん、色々なスタイルだ。本格的ランナーのウェアの人もいれば、シニアの御夫婦もいる。概ね、年齢層は高い。一人で走っている人が圧倒的に多いが、皆さん、それぞれの目的や目標がある事と思う。
基本的には、健康のためだと思うし、私も、昔

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シニア成人に共感する方々とともに

シニア成人に共感する方々とともに

シニア成人。
殆どの人にとって、まだ聞きなれない言葉だと思う。これは、牧IT研究所の代表の牧壮さんが提唱されている。
今年の8月5日に発刊した“もし波平が85歳になったら”に、牧さんのお考えや活動と共に、シニア成人の意味や意義を掲載している。
簡単に紹介する。

65歳をシニアゼロ歳とする。
最近の高齢化社会の現実を考えた場合、感覚的には、今のところ65歳からがシニアである。ちなみに、WHOの定義

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久しぶりの雑草との闘いで想ったこと

久しぶりの雑草との闘いで想ったこと

冬の気配を少し感じる先週の土曜日。
関係しているRINC(リンク)ファームの畑を耕すために、日の出前から南あわじに出かけた。

去年から、古い家とセットで農場を借りて、自然産業研究所として活動している一環だ。自然産業研究所では主に第一次産業の持続的発展を目指して、農業に関する実証活動もしている。RINCファームは自然産業研究所が運営する農場である。順次、全国に展開する予定である。

山に囲まれてい

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目的やテーマが決まっていない面会の価値

目的やテーマが決まっていない面会の価値

人が集まって意見交換する、議論する、情報共有するのは、ビジネスでは日常茶飯事である。複数の時もあれば、相手と二人でということもある。

人との会話は実に様々なパターンがあるが、私は、そんな中でも、目的やテーマを決めずに、会話することも結構好きだし、実際にそういうMTGも多い。
もちろん、具体的なプロジェクトや商談に関するMTGだと、自ずと誰かと会う時の目的やテーマは明確である。このあたりが曖昧だと

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ベトナムの地下鉄の開業がまたまた延びた話・・・

ベトナムの地下鉄の開業がまたまた延びた話・・・

ここまで来るともはやオオカミ少年!?
10月5日の日経産業新聞に、大きく、ベトナムの地下鉄の開業が延びたと特集されていた。
この記事への反応は、ベトナムとの関り度によって、大きく違うと思う。

ベトナムは、コロナ禍を挟んでいるとはいえ、経済成長面でも国の勢いでも東南アジアの中では群を抜いて元気だ。だから、ベトナムの噂だけを知っている人にとっては、一体何があったのか?という記事だろう。
確かに、初め

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ワープロが画期的だった時代

ワープロが画期的だった時代

今、音声認識技術の進化のスピードは速い。
世間でも、ビジネス用の議事録作成ソフトのPRも目立つ。実際の実用性としては、まだまだ、途上である。当然、話し言葉を全部テキスト化する技術も難しいが、それを更に議事録にまとめるとなると、もっと難しい。

今は大きな過渡期に私たちはいて、そのうち話し言葉は完ぺきにテキスト化され、議事録などのサマリーをAI君がする時代になるだろうと思う。

一応、若い頃、プログ

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リスクについてあれこれ考えてみる

リスクについてあれこれ考えてみる

かつて今ほど、リスクを意識した時代があっただろうか?今、仕事しても普通に生活しても右を見ても左を見ても。リスクという言葉のオンパレードである。
私も仕事柄、企業支援をしている中で、リスクマネジメントや情報セキュリティリスク対策の仕事をしているので、リスクについては、それなりに精通しているし、敏感だ。
そもそも、会社経営をしていると、一般的に働いている人から見たら、リスキーな状態にあると思う。
リス

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ITプロデューサーという仕事の今

ITプロデューサーという仕事の今

ITが世間で騒がれだした20数年前、SE(システムエンジニア)の役割が、問い直された時でもあった。SEとは、PG(プログラマー)と対で存在する。
いわゆるコンピューターを動かすソフトウェアを作成する仕事である。
一戸建てのオーダーメード建築に例えると、建築士と大工さんという感じでもある。
建築士の役割は、顧客の要望を聞いて、お好みの家を設計する。パースや設計図面を完成させる。そして、その設計書に基

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チームワークが見えないテレワーク

チームワークが見えないテレワーク

テレワークが普及しつつある中、様々な課題が浮き彫りになっている。
新しいことを始めると、何事もそうで、だんだんと、新たな問題やデメリットに気づきだす。特に、コロナ禍をきっかけに、世界中でオンライン体験が一気に進んだ。ビジネスでは言うまでもないが、一般の生活者の体験も劇的に進んだ。

こういうオンラインでのコミュニケーション環境は、日々進化し続けているが、人間の適応が明らかに間に合っていない。
コロ

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仕事の手戻りをいかに防ぐか

仕事の手戻りをいかに防ぐか

仕事ができる人とそうでない人の差は何か?
それが仕事スキルの差です。と言いたい人も多いだろうが、もっと具体的に言うと、業務や専門的な仕事をこなすスキルに目が行きがちだが、私はそうでないと考えている。

仕事ができる人は、事前の準備が万全である。
いわゆる段取り力だ。それがプロジェクトや重要な業務になると、計画という話になる。計画の中身もとても大切なのは言うまでもないのだが、仕事ができない人は、どん

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自分のプロフィールをどう書くか?

自分のプロフィールをどう書くか?

今、世の中で、自分のプロフィールを書いて公表する人が劇的に増えている。
理由は、SNSでの情報発信や投稿する際に、プロフィールを書くことが当たり前になっているからだ。考えたら、すごい時代になったものだと思う。
SNSやブログがなかった時代、プロフィールは芸能人や有名人か、経営者やコンサルタントなどの特定の人だった。それが今は、高齢者の方から中学生ぐらいまで、自由度が高い情報発信ができる。ある意味、

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