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フザケテール氏とアソンデールくん。の日常

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フザケテール氏とアソンデールくんのあそびです。 マガジン画像の詳細は、こちら。 https://note.com/smap1104/n/ne1a7127b0f39
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#活字コント

キミの前ではやかましいやつらと、君たちの前ではお喋りをしなくても気が楽だと思っているやつ。

キミの前ではやかましいやつらと、君たちの前ではお喋りをしなくても気が楽だと思っているやつ。

◯本日は、なにやら3人でのお喋りのようですよ。

元「ビジュアル!」
田「…皿っ。」
元「…話!」
田「うお〜。」
中「何してんの。」
田「盛った方がたのしいものを言い合いっ子しているの。」
中「…そう。」

◯また始まった。

田「髪型。特に頭頂部っ。」
元「2個も言うなよ。」
田「いいでしょ。別に」
元「それはビジュアルに含まれるでしょ」
田「そんなことないよっ」
◯けんかしないでよ。不毛だか

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ある日の嘆き―どうどう、どう。―

ある日の嘆き―どうどう、どう。―

「リソースってなんだよ!!」
「…?」
「ウスターソースしか知らないよお!(´Д`)」
「…。」
「なに。」
「あらぶっておりますな。」
〇どうどう、どう。
「じゃあ、オリバーソースは?」
「知ってる。」
◯知ってんじゃん。
「じゃあ、オイスターソースは?」
「知ってる。」
「既にそこでリソースを使っているんだよ。」
◯あながち、まちがってはいない (;´Д`)

「だからリソースってなに (⁠´

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【読み終わるのが結構さみしいやつと、会話がないと割とさみしいやつ。】

【読み終わるのが結構さみしいやつと、会話がないと割とさみしいやつ。】

〇むかし昔あるところに。

「全部読むのが、もったいないよ。」
「…?」
「だめだぁ~」
「?」
「やっぱり笑っちゃう (*´艸`*)」
「??」
◯なにやら一方的に喋っておりますね。д・)…?
「…?」
「つづきが読みたいよお〜」
◯???
「さっきから何なの。」
「さっきから何なのと、言ってくれるのを待っていたの。」
「・・・。そう、」
「そっぽを向かないでぇ、これを見て(;´Д`)」
「何な

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ハーフ&ハーフ。

ハーフ&ハーフ。

「福沢諭吉は先に学んだ者は、後から入ってきた者を教える。教えながら自らも学ぶ。半学半教の精神を説いたんだって。」
「へえ。じゃあ、ウォーレン・バフェットは?」
「ん?」
「ウォーレン・バフェットは(投資の神様)投資はお金を集めることに長けた賢者から「集め方」を学び、半分 信じて半分疑え、半信半疑の心得を説いた。」

…ちがうよ( ̄▽ ̄;)

クダラナイコトガスキー戯曲【ちがうからね!】
#これが

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【Un po' più su】

【Un po' più su】

「うんぽぴゅー・す〜。」
「…?」
「うんぽぴゅー・す〜。」
「・・・。」
「『もう少し上へ』って、言ってんの。」
「へえ。」
「イタリア語で「上」とか、「上へ」とかを意味する「スゥ」の発音は、たぶん『酢ぅ~?』(だと思うんだ。)」
◯またふざけだしたよ
「尋ねてんの?」
「イメージそんな感じかなって、思っただけ。勝手に思っただけ。」
「でしょうね。」
◯カッテニイッテイール
「もしくは、酢ッ! 

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ごんたなきむしあまえんぼ

ごんたなきむしあまえんぼ

 学級通信『ごんたなきむしあまえんぼ。』
 それは、小学校の教員であった清水のライフワークのような連載だった。ごんたな子もいる。泣き虫な子もいる。甘えん坊もいる。クラスで起きた、日常の些細なことを綴った日常雑話は、自己満足の塊でしかなかった。
 その学級通信の中でも、最も不人気企画だったのが『みんなの作文』。

 毎週土日になると必ず作文の宿題を課し、それを子供たちの許可なく無断で学級通信に転載を

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冷めているやつと、熱いやつ~反対運動編~

冷めているやつと、熱いやつ~反対運動編~

―反対運動。―

 なにかの運動を起こすというのは。それを行おうと思う核なるものに熱があり。そして、なんの運動をしているのだろうと思う、遠巻きにいるひとはいつだって冷めているものです。

「てめえ、ふざけんな!」
○あれ?どうしたの。あまり己の魂が汚れちゃうようなこと、言わないほうがいいよ。
「ソーダ!」
「いい加減にしろ!」
「ソーダ、ソーダ!」
〇…え、なに。騒々しい。どうしたの?

「携帯電

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かかと。

かかと。

先生、あのね。

 ぼくは、お姉ちゃんがこわくありません。ちっともこわくありません。先生はこわいですか。

 長谷川くんのお母さんと、どっちがこわいですか。

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