三輪の山 いかに待ち見む 年経ふとも たづぬる人も あらじと思へば
『古今和歌集』の撰者の一人である紀貫之は、『古今和歌集』の「仮名序」に和歌の本質を記している。 「やまと歌は人の心を種として、よろづの言の葉とぞなれりける」 短歌に自分の想いをこめつつ、読者がその想いを想像して楽しめる短歌を作りたい。写真は、紀貫之が土佐国守として過ごした邸跡。