古今和歌集

愛した人とつながりのあるものはみな愛しい

「紫の一本(ひともと)ゆえに
武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る」
古今和歌集 よみ人しらず

(愛しい紫の草一本ゆえに、
大地を同じくして生えている他の草まで
みんな愛しく感慨深く思われる。
そのように、
愛しい人と少しでもつながりのあるものは
みな愛しく思えるものだ。)

源氏物語で主人公光源氏は
自分が最も愛した藤壺にゆかりのある女性・若紫を引き取って育てて、愛した。

紫の上は、紫のゆか

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ありがとう。あなたにとって、美しい日でありますように。
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【野球の話】「梅」のセ・リーグと「桜」のパ・リーグ

2020年のプロ野球も日本シリーズが終わり、福岡ソフトバンクホークスが読売ジャイアンツを4勝0敗で下し、4年連続の日本一に輝きました。

今年はジャイアンツの本拠地の東京ドームが使えず、さらに全試合DH制を採用するというパ・リーグ有利の条件でした。にも関わらず、たらればの同情論すら起こらなかった理由は、既に昨年、両者イーブンの条件でもホークスがしっかりと4勝0敗で日本一を決めたからです。

ここ1

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ありがとうございます!
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紅葉の色は

「秋の露色いろことに置けばこそ
山の木の葉のちぐさなるらめ」
古今和歌集・よみ人しらず

(さまざまな色の秋の露が置くからこそ、
山の木の葉の紅葉はたくさんの色で彩られているのだろうか)

古代の人は、
露が木の葉を染めると考えていた。

また「八入(やしお)の雨」という言葉もある。
まるで布を何度も何度も
染料の水に浸けて染めるようにして、
秋の雨はしだいに
木の葉を紅葉させていくという
大和言

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秋の月の光の色は

「ひさかたの月の桂も秋はなお
紅葉(もみじ)すればや照りまさるらむ」

古今和歌集・壬生忠岑(みぶのただみね)

(月に生えているという桂の木も秋になれば紅葉するのだろうか。
その紅葉が照り映えて、秋の月はよりいっそう美しく輝いて見えることだよ。)

中秋の名月というくらい、
とりわけ美しい秋の月。

その月の美しさを、
こんなに幻想的な描写で褒めたたえられるなんて素晴らしい…と
思わず感じ入って

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可惜夜〜私 大好きよ、○さん 大阪の中心で愛を叫ぶ

いつもお世話になっております。
真亜子です

秋が終わり、冬真っ只中の一歩手前。
金木犀の香りが既に恋しい。
時候の挨拶です。

追われる恋と追う愛だったら、
当然前者の方が幸せな結末を迎えるのは自明ですね。
私もそう思います。
ただ、この世の中 机上の理論だけでは、どうにもならない事案が訪れる事があります。

時間、若さは有限。
勿体ない。
全て忘れてしまった方が良い。
という助言は一切受け付け

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一人になりたいけれど独りは寂しい

「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿のこゑ聞く時ぞ秋はかなしき」
古今和歌集・よみ人知らず

(散り落ちた紅葉の葉を踏んで、山奥まで分け入っていく鹿の鳴く声が聞こえた。秋は物悲しいものだ。)

この歌には、中学生の頃に初めて出会った。

当時、世を儚んだ隠遁者が
山奥にまで入って行った際に
鹿の鳴き声を聞いた情景として読んだ。

こちらでも、その読みを採用したい。

俗世を捨てて
人里離れた山奥に居場所を求

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愛しています
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生き方上手 細川藤孝編

細川藤孝(幽斎)は、足利・織田・豊臣・徳川という四代にわたる治乱興亡を生き抜いた戦国大名です。

彼のすごいところは、すべての時代において、一定のポジションを確保し、時の政権から一目置かれる立場に座り続けたことです。

そんな生き方上手な彼ですが、彼はその人生において、以下の三度、生きるか死ぬかの瀬戸際を経験しました。その人生の瀬戸際瀬戸際で、彼は武将としての力量を発揮しました。

彼が生き方上手

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今後も精進してまいります。
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先人たちが国歌「君が代」に込めた想いとは?(前編)ー先生のための『和の国・日本国』講座⑪ー

こんにちは。りたろです。

自らの持ち味を社会に貢献する「『和』の学級経営」を軸に発信しています。

10月の終わりから

11月の初めにかけて、

①「大阪都構想」の住民投票

②「愛知県大村知事」のリコール署名

そして、

③「アメリカ合衆国大統領」選挙。。。

それに、私事ですと「運動会」

何かそわそわする日々

何か変わりそうな日々が続いていますが

みなさんは、いかがお過ごしでしょう

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わたしはただ、あなたのことが好きです

「郭公(ほととぎす)鳴くや五月のあやめ草
あやめも知らぬ恋もするかな」
古今和歌集 よみ人しらず

(ほとどきすが鳴く五月のあやめ草ではないけれど、あやめ(道理)も知らない恋をすることだよ)

青春の歌。

鮮やかな緑が萌え、
すべての命がキラキラと輝く
眩しい初夏の季節。

その季節に咲くアヤメのように、
道理も知らず
ひたすらまっすぐに
恋の情熱を燃やす若者の姿が目に浮かぶ。

わたしはただ、

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大スキです♡
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わたしにも 〇〇の秋 来たれども 〇〇のなか 入るものなし

○○の秋、という言い回しが毎年使われるのだけれど
バイク乗りのわたしはずっと「ツーリングの秋」だと思っていたのである。

しかし、ある時、事情があってバイクを手放したのであった。

そのわたしから
ツーリングを取っ払ったらどないなってしまうのか。

別にどないもならないのであって、ただ時間がすぎるのである。
ああ無常(それは字が違う)。
何を言うておるのだね、相変わらず。

つまらぬことを頭にうか

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読んでくれてありがとう は、爆発だ。
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