もちまる/穏やかな生活

ありのままに穏やかな生活をがモットー。 繊細気質でも幸せに生きる方法を模索中。 趣味は…

もちまる/穏やかな生活

ありのままに穏やかな生活をがモットー。 繊細気質でも幸せに生きる方法を模索中。 趣味は、宝塚。 大学で『源氏物語』を研究していたので、 日本文化が好きです🍵 最近カメラを始めました。

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大河ドラマ「光る君へ」第31話~『源氏物語』の誕生について語る

こんばんは、もちまるです。 夏の暑さとプライベートで疲労していたら、すっかり更新が滞り… 今回も「光る君へ」の感想回です。 今回はついに…まひろが『源氏物語』を書き始めましたね! 見ていて胸が熱くなり、ワクワクしました。 さて、今回は『源氏物語』が描かれた背景について考えてみたいと思います。 ドラマでやっていたじゃん!と思う方もいらっしゃると思うのですが、何だか気になってしまい… 私なりの考察をしようと思います。 一般的に『源氏物語』が描かれた背景としては、紫式

    • 大河ドラマ「光る君へ」第30回~和泉式部について和歌から考察する

      こんばんは、もちまるです。 今回も「光る君へ」の感想です。 早速ですが皆さんは、和泉式部をご存知ですか? 情熱的な歌人。 これが私の第一印象でした。 大学時代、平安文学を専攻していたにも関わらず、和泉式部はあまり深く勉強していませんでした。 その和泉式部が今回「光る君へ」に登場しました! 絶好の勉強タイミングです。 今回は大河ドラマに出てきた和泉式部の和歌を考察していきたいと思います。 まさに今の私たちも同情する和歌ですね。 (毎日、あまりにも暑すぎる…) 和

      • 大河ドラマ「光る君へ」第29回~『枕草子』と文学観について考える

        こんばんは、もちまるです。 今回も大河ドラマ「光る君へ」の考察です。 今回は、『枕草子』についてフォーカスしていこうと思います。 印象的だったのは、まひろ(紫式部)と清少納言が話している場面。 2人の文学観が見て伺えました。 興味深い記事を見つけたので、引用しつつお話させてくださいね。 記事はこちら。 『源氏物語』は、影が多くあるように感じます。 人間の色々な感情(光や影)が垣間見れる物語です。 その文学観というものが紫式部の根底にあった事が伺える発言ともとれ

        • 宝塚花組公演「ドン・ジュアン」ライブ配信の感想

          こんばんは、もちまるです。 本日、宝塚花組公演「ドン・ジュアン」のライブ配信を観ました。 ※ネタバレありますのでご注意ください。 新トップコンビ永久輝せあさん(以下、ひとこちゃん)と星空美咲さん(以下、みさきちゃん)のプレお披露目公演。 いよいよ新体制が始まりました。 実は、公演をしている御園座(名古屋)へ遠征するか迷ったのですが、 迷っているうちにチケット販売が終わっていました😂 名古屋行くならホテルにも泊まりたいし、ひつまぶしも食べたいし、東山動物園にも行きたい

        大河ドラマ「光る君へ」第31話~『源氏物語』の誕生について語る

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        • 大河ドラマ「光る君へ」感想
          29本
        • 宝塚関連の記事
          13本

        記事

          7月のカフェ巡りと雑談

          こんばんは、もちまるです。 今日は日常のゆるり回。 写真にて7月を振り返りたいと思います。 軽井沢のような洋館のカフェに行きました。 家からカフェまで電車とバスと徒歩で2時間ほど。 ご飯の写真は撮り忘れました… たっぷりチーズとゴロゴロハムのホットサンドを一緒に行った母とシェアして食べました。 (この日は、母の誕生日だったのでお祝いも兼ねて🥂) それとスコーンを食べました。 大きなスコーンが一つ。 いちごジャムとクリームをつけて食べるサクサクふわふわの食感。

          7月のカフェ巡りと雑談

          大河ドラマ「光る君へ」第28回~定子の辞世の和歌を考察する

          こんばんは、もちまるです。 今回も大河ドラマ「光る君へ」の感想になります。 今回は…中宮定子の崩御… 何て悲しいのでしょう… 辞世の句が登場していましたので、考察していこうと思います。 何て悲しい和歌なのでしょうか… 心が痛みます。 この和歌は、一条天皇に向けたものでしょう。 ドラマでも分かるように、一条天皇は定子を非常に愛していました。 こんなにも早く命を落とした定子の崩御にどれほど悲しんだことでしょう。 定子は、3度目の出産の際に命を落としました。 わずか24

          大河ドラマ「光る君へ」第28回~定子の辞世の和歌を考察する

          大河ドラマ「光る君へ」第27回~屛風歌について(藤原公任の和歌より)

          こんばんは、もちまるです。 2週間ぶりに「光る君へ」が放送されました。 待望の…!という事で今回も感想回です。 今回は、書きたい事が山盛りでどうしようか迷ったのですが、やはり大学で勉強していた屏風歌について触れたいと思います。 恩師とも言える先生が屏風歌を研究されていてよく授業でも取り上げられるテーマでした。 最初、屏風歌と聞いたときは何ぞや? という感じだったのですが、今回ドラマで再現されていて感動🥹 屏風に和歌が貼ってある、それだけなのですが映像で見るとより理解

          大河ドラマ「光る君へ」第27回~屛風歌について(藤原公任の和歌より)

          七夕の夜のひとりごと

          こんばんは。もちまるです。 今日は七夕ですね。 今年は、晴れていたので彦星さまと織姫さまも出会えていることでしょうか。 (それにしても暑すぎませんか…?) 七夕だから何かをする訳ではないのですが、七夕が好きです。 季節が好きというのもありますが、小さな頃から短冊に願い事を書くのが好きでした。 さて、七夕の今日。 今日は、私の中でのイベント、宝塚月組の千秋楽の日でした。 ライブ配信でトップさんの退団を見送りました。 13時半から18時までという中々の長丁場。 途中、

          七夕の夜のひとりごと

          宝塚月組観劇~素晴らしすぎた『Grande TAKARAZUKA 110!』

          こんばんは、もちまるです。 先日、宝塚の月組公演を東京宝塚劇場で観劇してきました。 月組トップコンビ、月城かなとさんと海乃美月さんの退団公演。 私は月城さん(以下れいこさん)がとっても大好きだったので、退団されるのが寂しくてしょうがありません、、 ですが、そんな寂しさを吹き飛ばすくらいものすごく素敵な公演でした!! 特に、後半のショーで衝撃を受けまして… 今回はショーのお話をしていきたいと思います。 心つかまれたプロローグ まず、プロローグです! 上手く表現出来

          宝塚月組観劇~素晴らしすぎた『Grande TAKARAZUKA 110!』

          大河ドラマ「光る君へ」第26話~まひろと宣孝について考える

          こんばんは、もちまるです。 近頃忙しくて、記事を書く余裕がありませんでした… 今回はライトな感想回にしようと思います。 さて、今回は主人公まひろと夫藤原宣孝の関係性が、興味深い点でした。 まひろを愛しているように見えた宣孝ですが、他にも愛する女性がいそうな雰囲気… 当時の一夫多妻制のなんと辛いことだろうと思います。 当時は、通い婚が主流とも言われており、女性は夫がやって来るのを待つ立場。 まひろと喧嘩した宣孝は、しばらくまひろのもとを訪れなかったという話がドラマに出

          大河ドラマ「光る君へ」第26話~まひろと宣孝について考える

          大河ドラマ「光る君へ」第25話~清少納言の「空寒み 花に紛へて 散る雪に」和歌の考察

          こんばんは、もちまるです。 今回も「光る君へ」の感想になります。 今回は…こちらの和歌について考察していきたいと思います! (もはや和歌マニア…) この和歌は、平安の風流人、藤原公任が下の句だけを詠んで、清少納言に渡したもの。 この下の句に上の句を付けてごらんといういわば挑戦状のようなものですね。 「少し春有る 心地こそすれ」は、『白楽天詩集』を踏まえていると言われています。 『白楽天詩集』に、「三時雲冷多飛雪。二月山寒少春有」という一節があります。 という意味

          大河ドラマ「光る君へ」第25話~清少納言の「空寒み 花に紛へて 散る雪に」和歌の考察

          ハーブをめぐる癒しの時間🌿

          こんにちは、もちまるです。 最近、ハーブティーにはまっています。 ハーブによって様々な効能があるので、色々試しています。 ハーブティーを飲めるカフェを探して、先日少し遠くまでお出かけしてみました。 まず、行ったのはハーブガーデン🪴 乗った事のない電車にたくさん乗って、この電車でいいのかな?となりながら、少し小旅行気分。 ガーデンの中まで散策しようとしたら… ブーン、ブン、ブーン🐝 私の苦手な蜂さんが!たくさん! 私の好きな場所(花が多い所)で度々遭遇するクマ

          ハーブをめぐる癒しの時間🌿

          大河ドラマ「光る君へ」第24話〜さわの和歌を考察する(『紫式部集』より)

          こんばんは、もちまるです。 今回も大河ドラマ「光る君へ」についてです。 (バタバタしているうちに更新が遅れました…) 今回は、主人公まひろ(後の紫式部)が親友のさわが亡くなったとの知らせを手紙で知る場面がありました。 手紙には和歌が添えられていました。 いつもの事ですが、その和歌がどういう意味なのか気になってしまい…! 考察することにしました。 和歌はこちら。 この和歌は、『紫式部集』に収載している和歌です。 『紫式部集』を見ているとドラマ内のさわにはモデルがい

          大河ドラマ「光る君へ」第24話〜さわの和歌を考察する(『紫式部集』より)

          宝塚星組公演『BIG FISH』観劇〜感動のひととき

          こんばんは、もちまるです。 今週、ずっと観劇したかった宝塚星組さんの公演に行く事が出来ました。 公演はこちら。 BIG FISHです。 BIG FISH それは、私の大好きな映画。 あまり映画を見ない私が、かつてTSUTAYAで見つけて初めて、繰り返し見た映画です。 もう10年近く昔のお話。 それからというもの、好きな映画は、BIG FISHと言っています。 そのBIG FISHが何と宝塚で上演することに! 聞いた時はもうびっくり。 そして、まさか行けると

          宝塚星組公演『BIG FISH』観劇〜感動のひととき

          宝塚OGさん公演「ベルばら50」ライブ配信の感想

          こんばんは、もちまるです。 先日、宝塚OGさんたちによるこちらの公演のライブ配信を見ました! キャッチコピーはこちら… 宝塚の『ベルサイユのばら』は今年で初演から50周年! すごいですよね。 実は私、映像でしか宝塚のベルばらは見た事がないのですが、 装飾、演者の皆さまのお芝居、衣装など、本当にすごい。 宝塚のベルばらは日本の文化の一つであると思っています。 全て感想を書くと、膨大すぎるくらいボリューミーなので、特に印象に残った部分を抜粋して書こうと思います。 (今

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          大河ドラマ「光る君へ」第23話~作中和歌の解釈(紀貫之・紫式部編)

          こんばんは、もちまるです。 今回も大河ドラマ「光る君へ」の感想です。 今回は、和歌が出てきましたのでその解説です。 (書くのにとてもエネルギーを要しました…!) 紀貫之の和歌「夢路にも露やおくらむ」について まず最初にご紹介するのは、一条天皇が藤原行成と話している場面で出て来た和歌。 今回紹介された和歌は一条天皇が、中宮定子の好きな和歌として紹介していたものです。 さて、一体どんな和歌なのか見てみましょう。 解釈には以下のようなことが書かれていました。 なるほ

          大河ドラマ「光る君へ」第23話~作中和歌の解釈(紀貫之・紫式部編)