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宝塚花組公演「ドン・ジュアン」ライブ配信の感想

こんばんは、もちまるです。

本日、宝塚花組公演「ドン・ジュアン」のライブ配信を観ました。
※ネタバレありますのでご注意ください。

新トップコンビ永久輝せあさん(以下、ひとこちゃん)と星空美咲さん(以下、みさきちゃん)のプレお披露目公演。

いよいよ新体制が始まりました。

実は、公演をしている御園座(名古屋)へ遠征するか迷ったのですが、
迷っているうちにチケット販売が終わっていました😂

名古屋行くならホテルにも泊まりたいし、ひつまぶしも食べたいし、東山動物園にも行きたい…
夢ばかり膨らみますが、新幹線が苦手(名古屋まで一時間半なのに…)なので、ストッパーがかかるところが悲しいですね、、

眼力のお芝居


さて、ドン・ジュアンの感想…

とっても良かった!!!

ひとこちゃんの色気がこれでもか…!というくらいで。

1幕は、ひとこちゃん演じる主人公のドン・ジュアンがほんと~にダメ男なのですが、もう色気がすごすぎる。

尖った瞳があまりにもかっこいい。
ワイルドというか…鋭くてナイフのようで、でも何故か少し切ない、
あの瞳にテレビ越しでも釘付けになりました。

女性をたくさんたぶらかして遊ぶ典型的なダメ男ですが、
あの瞳に見つめられたいって思ってしまうんです。
不思議ですよねぇ…

アンダルシアの美女、紫門さん


そして、副組長の紫門 ゆりやさん。
普段、柔らかい雰囲気で優しい男役さんなのですが、
どうしたことでしょう…!

すごい美女になって出てきたのです!

お腹が出ているエスニックなお衣装でした。

お腹がとっても薄くて、引き締まっていて、男役さんなのにモデルさんみたいなスタイルで本当にびっくりしました。

私も見習って腹筋鍛えなきゃ…と思いました(笑)

その後にまた紫門さんが男役さんで出ていらして、そのお姿が別人のようでやはりびっくりしてしまうのでした。

マリアとの恋


1幕の終盤で、ドン・ジュアンはマリアに出会い恋をします。

今までの遊びとは違う、別物の恋です。

今までのダメ男から一転。

ひとこちゃんの瞳が変わりました。

鋭い瞳から柔らかい瞳へ。
そう、人を愛する瞳に変わってはっとしました。

舞台を通して、特にインパクトが強かったのは、ドン・ジュアンが苦しむ場面です。
マリアに恋するがゆえに苦しむようになります。

ひとこちゃんの苦しむお芝居があまりにもお上手で…!
あぁ好き!ってなりました(もはや語彙力を失っています😂)

お芝居を通して、ひとこちゃんの魅力がギュッと凝集されすぎていて心を鷲づかみにされてばかりいました。

2幕でドン・ジュアンは、別人のように良い人になります。
優しい眼差しでマリアを見つめていて、あのドン・ジュアンはどこへやら。

その演じ分けがとてもお上手で見入ってしまいました。

決闘からラストにかけて


ただ最後、マリアを巡る決闘の場面で、またあの鋭い瞳が戻ってきます。

ドン・ジュアンとラファエルの決闘。

宝塚作品は決闘になることが多いです。

心がぎゅっと痛くなるような決闘シーン。

ひとこちゃんの熱演にさらに胸がぎゅっとします。

決してハッピーエンドではなくて、
ドン・ジュアンの切なさとか哀しみがズシズシ来る物語なのですが、
それがまた良かったです。

1回見ただけでは、まだまだ考察出来ない部分もあるので、出来れば何回も見たい作品です。(アーカイブ配信して欲しいくらいですね!)

ライブ配信を見て、ますますひとこちゃんが大好きになりました。

マリアのみさきちゃんや亡霊の綺城さんをはじめ、見どころがありすぎて語りつくせませんが、ここら辺で終わりにしようと思います。

物語や素敵なお芝居は、心のしまっていた感情を呼び起こすとても素敵な時間。
人間や人生の深い部分についてじっくり考えるのが好きなので、とても見ごたえがありました。

長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました😊




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