《一般書レビュー》私の体がなくなっても私の作品は生き続ける

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画像2 自分の作品が生き続けるなんて、興味がなかったんだけど…107歳でこの世を去った桃紅さんの最後の画文集を見たり読んだりしていると〝残すのは自分の為じゃなくて、これから続く人間の為なんだな〟ということが良くわかる。それは、祈りや願いみたいなものなんだなと。建築家もそうだったけど、時間が経つにつれて自然と混ざり合うような調和するような感覚を知っておられるのだろう。誰かを想う心が美であり、日本の文化・芸術の元ということにハッとさせられとても有難い気持ちになったし、人間の可能性を感じた。まだ見ぬ孤独の先は明るいか。

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