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消えた3万円。消えた友達。
≪プロローグ≫
これは私が実際に体験した話である。日が照って30度を軽く超える朝。二泊三日の修学旅行の2日目。友がペットボトルをぺちゃんこにして汗をかいている。東京は常に人で溢れている。テンションの上がりを実感する程の顔をした友や財布を無くして死んだような顔をしている友を横目に嘲笑っていた。そんなある日の出来事である。
第一章 財布を覗く犯人
良い朝だ。一日目はとても楽しく、就寝時間を超えても友
ダジャレ(ショートショー説)
ダジャレで世界は救われる。
この世界の安定はダジャレで保たれているのだ
だが下手なダジャレは法律によってきつく取り占められている。
この物語は、下手なダジャレで投獄された少年の物語である。
「こたつのなかで、ち〇こたつ」
このダジャレで投獄された。
この牢獄では、面白いダジャレを言えば期間が縮まったり、
釈放になることもある。
牢獄では一日に一回、ダジャレを披露する機会がある。
こ
私の尊敬する陽キャの話(小説)
中学2年の頃に、ある陽キャと仲良くしていた。
ふざけるところは全力でふざけて。
真面目にやるところは全力で真面目にこなす。
なんでも全力でやっていた彼は、彼女が出来ることが少なかった。
キャラがふざけているキャラだったからなのか、断っていたのかわからないが彼女もできなければ女子と話していることは多い。
そんな私の憧れている陽キャについて今回は紹介しよう。
ある日、キャラがまだ決まりきっていなかっ