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反覆する私(小説)

そこまで面白くなかった
クラスの友達が仲良くしてくれていると思っていた。
けどそうじゃなかった。

昨日の話だ。
クラスのlineグループで通話をしていた。
そこで私の話をしていたが、思っていたのと違う話をしていた。
「~さんってさウザいのに自分のこと人気だと思ってるよね」
話が入ってこなかった。
私がいるグループラインでなんでこんな話をしたのか。
多分、私が入ってきたを知っていながら会話を止めずに話し続けた。
その後、話をしていた女子が私がきたことに気づいたように話を始めた。
「今の〇組の○○さんが言ってて…」
絶対に嘘だ。あの感じは絶対に。

この日から私は人を信じられなくなった。
一人の女子が私に声をかけてきた。
「あの通話のことなんだけどさ」
私は話をしたくなくなり
「うるさい!」
クラス中に響き渡るように叫んだ。
沈黙が3秒
ヒソヒソ声が始まり、笑い声が聞こえた。
一番大きかったのが通話で私のことを言っていた、あの子だ。
後から聞いた話だ。
あの子は私に励ましの言葉と、みんなで仲よくしようと言ってきたらしい。

この話は3年前の出来事だ。

最後に人と話したのは昨日だ。
楽しかった思い出も
悲しかった思い出も
全部嘘だと思う。
昨日話したのはあの頃、通話で私の悪口を言っていたあの子だ。
あの子は昔のことは忘れている。
あの子はクラスで一番仲がいいのは私だと言っている。

私達はあの子を嫌っている。

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