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木の子のこの子

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随想、散文だけど、自分の指針
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#コラム

手紙になるような一日を終えて、自己を知る。

その日の約束は、昨年の9月からの約束になる。僕は、逸る気持ちを抑えきれずに待ち合わせの40分程前にそこに着いた。伊勢佐木町のBOOK・OFF前が待ち合わせ場所だったのは、きっと僕が早く到着しても大丈夫なようにという気遣いからだろう。

僕に渡したい本がある。

そう言っていただき、実際に会うまでに5ヵ月。聞きたい事、話したい事が積もりに積もっていた。

大江健三郎という一人の作家がいる。僕が大江健

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あの日の小錦と同じ現場にいた記者から学んだ。伝える事の素晴らしさと表現の在り方。

あの日の小錦と同じ現場にいた記者から学んだ。伝える事の素晴らしさと表現の在り方。

Yahoo!ニュースから流れて来たこの日刊スポーツの記事を何度も読み返している。とてもいい記事だ。

2300文字ほどのこのコラムは、大関(KONISHIKI)の事をすごく愛情を持って書いてある。何より読んでいる人にそれが伝わってコメント欄がそれぞれの読者の大関との思い出、相撲についてと、すごく好意的に受け入れられているのを読み、やはり文章は、人の心を動かせると再認識している。

現役時代、相撲界

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KONISHIKIの来日40周年イベントは、僕達を17年前に連れてった。

KONISHIKIの来日40周年イベントは、僕達を17年前に連れてった。

その全体を割愛してまとめる事は出来ない。
事実を知りたいなら、世の中に出ている新聞記事などで客観的に知って欲しい。

僕は、KONISHIKIという大きな木の中の一本の枝でしかないと思う。ここは、僕の枝から見たKONISHIKIだ。

40年前の6月18日にハワイを出発した。
相撲が何かも知らないし、日本がどういう国かも知らない。当時は空港税がかかる事も知らないで周りの人に助けてもらい入国した。

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映画ベスト・キッドを引き継ぐのは今日で正解だろう。

映画ベスト・キッドを引き継ぐのは今日で正解だろう。

その瞬間。

世界が止まったんだ。

出来るわけないなんて誰が決めた?

凝り固まった頭にいつからなったんだい?

浮かんだ映像は、映画。
「ベスト・キッドのダニエル」
師匠のミヤギさんが捕まえられないのに

箸で、蝿を掴んだんだ。

よく真似したもんだよ。指で✌️
弟ツツイタよ。指で✌️
泣かしたよ。指で✌️

息子が、蝶を見つけた。
ヒラヒラ翔んでいる蝶を見つめながら
呟いた。

「おとうさん

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村上がもたらす邂逅と4冠王の昼下がり

村上がもたらす邂逅と4冠王の昼下がり


「Instagramを開いたら神宮球場でのバイトのPRが僕のストーリーズに流れて来たんだ。僕が野球を好きじゃないという事実がもしかしたら、嘘だったのではないかと思うくらいにね。それと同時に、君の事を思い出した。それは最初からそういう事だったのかもしれない。好むと好まざるとに関わらずね」

「それは決められた事だったんだ。君が、神宮球場のバイトで僕を思い出したように、同じ時間軸で僕と君が存在して

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蛹(さなぎ)の必要性を問うたら結論としてとんだ迷惑かけているはなし

蛹(さなぎ)の必要性を問うたら結論としてとんだ迷惑かけているはなし

昆虫の世界には、「完全変態」と「不完全変態」に生態が別れる。これを要約するならば

「蛹(さなぎ)」になるかどうかである。

アサミサガシムシさんに昨日のこちらの記事を話題にしていただいた。

彼女に話題にしてもらった記事がこれだ。

彼女がnoteに最後に記事を書いたのが去年の9月末。それから8ヵ月。彼女は改名して戻ってきた。
この8ヵ月が彼女の「蛹」だったのは間違いないだろう。

北海道に生息

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初夏の独り生き物祭り開催虫🐛

私は、生き物が好きである。
皆さんに伝えておきたい。
溢れる想いを。

ええ。いつもの溢れちゃったやつです。
流して読んでください。

「これ全部カエルになるの?」

「全部カエルになったら怖いね」

「どうして怖いの?皆で平泳ぎするんだよ」

「そっか。そうだね。皆で競争するのかな」

「競争じゃないよ。ダンスだよ」

その調子だ。

君の想像力は大人の恐怖心を飛び越えた。

横目

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日陰に咲くシャガとオトシブミのゆりかごの行方

日陰に咲くシャガとオトシブミのゆりかごの行方

夕方の雨予報までに帰ればいいか。
何より山で本を読むのも一興だろう。

「私はやれる。この筋肉ならやれる」

深煎りのコーヒーを飲みながら、窓から差し込む光の筋をみて、日課の呟きを終えた。

筋。筋肉。筋書きのないドラマ。筋トレ。

「筋」今年一番使いそうな漢字だ。

とか、思考巡らすのが40の嗜みである。

往復10キロのハイキングは、私に何をもたらすのか、1人で自然に入り何を思うのか。私

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20年振りのこんにちわ

20年振りのこんにちわ

⛰️
伊勢原市大山

「こんにちわって挨拶するだろ」

彼は、35回目になる伊勢原市の大山の登山口で私に話しかけた。

「登山マナーらしいな。35回も登山してると、何回くらい挨拶したんだろうな」

私は、彼に尋ねた。彼はそれには答えず、水質検査に使う道具をリュックから手際よく準備する。
彼は、山が好きな訳ではなく、山に仕事がある男だった。

私は、その準備を見ながら20年振りくらいになる

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チンニング(懸垂)の随想

チンニング(懸垂)の随想

トレーニングをしていた。限界まで目指したチンニングは、目の前の視界をチカチカさせてきた。

「お前の話しを聞いていると、いつも一周するんだ」

彼は、仕事中の俺に話し掛けてきた。

「今、その話しをするのは時間が違う。それに手伝っているのは、お前の仕事だ」

彼は、俺の話しをろくに聞きもせずに、早口で口撃してくる。

「手を動かしながら話せよ。お前は、そうやって何もわからない、俺を見放して

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好きなものに囲まれてみたら想ふこと。

好きなものに囲まれてみたら想ふこと。

📚

好きなものに囲まれてみた。

ムシータス(BRUTUS)を開きながら。考えた。
(虫の特集号です)

やっぱり生き物は素敵だ。好きだ。
それに準ずる作家さん。星野道夫さん。池澤夏樹さん。

好きな作家が増えた。

インスタでの読書の旅は出会いをくれた、谷崎潤一郎さん、村上春樹さん。読み深めようとは、思わなかった人達を私に、薦めてくれてありがとう。

好きなものに囲まれると人は、わりと

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