録画してあったNHKの大江健三郎特集を観る。さまざまなひとが大江健三郎体験を語っていたが、その中に今私が読んでいる小説『列』の中村文則さんの姿があった。「おっ」と思った。大江さんの遺作のラスト「私は生き直すことができない。しかし、私らは生き直すことができる」胸に刻んでいきたい。