ほんものがゴロゴロしているnoteの凄みに、いまさら気づいた😅 (写真は空海展で撮影OKだったもの)
村上春樹が鋭く自覚した、中東情勢をスルーすることによって戦後日本の平和主義が「自分たちが巻き込まれたくないための偽善」に堕落してしまったという問題。これは、日本国内問題に関しても、本音と建前の乖離がひどくなるという展開を生み、「世間における言葉の納得感を蝕んでしまう」と思われる。
責任という英単語は、レスポンシビリティという言葉で、レスポンスつまり応答することと責任が深く関わる世界観となっている。つまり、自然や神からの呼びかけに応答するのが人間の責任である、という一神教系の世界観を反映した言葉となっている。呼びかけを無視すると、報いがある。それが、罪と罰。
村上春樹が鋭く自覚した、中東情勢をスルーすることによって戦後日本の平和主義が「自分たちが巻き込まれたくないための偽善」に堕落してしまったという問題。それはその後、亀山郁夫『ドストエフスキー「悪霊」の衝撃』(光文社新書、2012.)によって深められたと、私は考えている。
「日本人と湾岸戦争」という問題は、その後も、9・11、イラク戦争、アラブの春からISを経てシリア内戦へ、シリア内戦がウクライナ・ロシア戦争につながっている部分もあり、さらにガザでのイスラエル・ハマス紛争(戦争)へと続いており、全く終わっていない現在進行形の問題であり続けている。
以前読んで印象に残っていたのに、なぜか何年もどこに書いてあったのか分からなくなっていた、村上春樹が湾岸戦争について述べた言葉を、なぜか昨日になって再発見した。それは、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』(新潮文庫、1999./原著1996.)のなかに、あった。
私も少しずつアーカイブで視聴します。
ずっと指摘したかったけれど「関係者を凍らせるかも」と抑圧してきた指摘が、昨夜シラスで配信された旧ユーゴ紀行によって解禁された気がします。 陽:東浩紀@ゲンロンカフェ/勝海舟@赤坂氷川神社:陰 陽:デリダ@フランス/アルジェリア:陰 アタテュルク→トインビー→梅原猛→東浩紀(面談)
言の葉よ 自己表出せ わがキッチン 朝の光り ガジュマルの葉