村上春樹が鋭く自覚した、中東情勢をスルーすることによって戦後日本の平和主義が「自分たちが巻き込まれたくないための偽善」に堕落したという問題。これは、日本国内問題に関しても、本音と建前の乖離がひどくなる展開を生み、「世間における言葉の納得感を蝕んでしまう」(≒バベル化)と思われる。
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