きまぐれ短歌その21 2024.08.01
〈ばあちゃんということにしておきましょうハグロトンボは神さまの使い〉
家の庭というか藪に黒いトンボが飛んでいた。
このトンボは、たしか、うーんハグロトンボ!
ひらひらと蝶々のように翅を優雅に動かし飛んでいる。
去年も同じ場所で同じ種類のトンボを見て、うつくしいな、と思って印象に残っていたのだ。
たぶん、よい産卵場所があるのだな。
ハグロトンボはトンボにしては珍しく、翅を閉じたり開いたりするので、その姿を昔の人は「両手で拝むようだ」と感じ、神さまの使いとして大事にしてきたそ