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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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#私の仕事

家族と起業の関係について

家族と起業の関係について

27歳で結婚し、今は妻と5歳・2歳・1歳の男の子の5人家族で暮らしています。

核家族で子ども3人、且つ幼児期の年子の子育ては中々にハードだなと感じていますが、毎日笑ったり怒ったり沢山の刺激を受けながら、日々の生活はそれなりに楽しく、幸せな時を過ごしているのかなぁと思っています。

仕事は、2019年5月30日に起業し、HRTech領域でスタートアップをしています。

「子ども3人いるのによく起業

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25歳で「倒産寸前の会社」の社長になって半年でなんとか黒字化した話

25歳で「倒産寸前の会社」の社長になって半年でなんとか黒字化した話

「社長をやらせてほしい」と僕は言った。

目の前には倒産寸前の会社があった。

3ヶ月後にはキャッシュが底をつく。既存の事業はすべてうまくいっていない。おまけにちょうどパンデミックが始まったころだった。

絶体絶命と言ってよかった。ここで失敗したら僕は「戦犯」になる。

……しかし半年後。無事に会社は黒字化した。

現在の売上は、年間で億に達している。なんとか軌道に乗せることができたと思っている。

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なぜ私はP&Gを辞めて、「がん検診のマーケティング会社」をつくったのか?

なぜ私はP&Gを辞めて、「がん検診のマーケティング会社」をつくったのか?

「この仕事って、意味があるんだろうか?」

「もっと世の中に貢献できる仕事があるんじゃないか?」

そう思ったことはないでしょうか?

私にはあります。

それはちょうど、P&Gに入社して3年目。どんどん仕事を任せてもらえるようになったころでした。

私は毎日、徹夜も厭わず、がむしゃらに働いていました。「どうすれば競合他社に勝てるのか?」「どうすればこの洗剤がより売れるのか?」……そればかり考えて

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【実践!パーパス経営】ミッション・ビジョン・バリューのつくり方

【実践!パーパス経営】ミッション・ビジョン・バリューのつくり方

社長はチャレンジが大事だと言っている。
でも、評価シートにそのような項目はない。
社是に安全第一とある。
でも、現場では効率が優先されている。
最近、新しいメンバーが増えてきて、
なんとなくそれぞれが
大事にしていることが違う気がする・・

あなたの会社で、
このようなことは起きていないでしょうか?

理念で飯が食えるのかという話がありますが、
社員全員が同じベクトルを向き、
みんながそのベクトル

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noteでつくる フリーランス起業術。

noteでつくる フリーランス起業術。

皆さん、こんにちは。中村です。

今回はタイトルの通り
「フリーランサーさんの note を活用した起業術 」について書いていこうと思います。
特にフリーランサーの noterさんにおかれましては、ほんの一行だけでも役に立ててもらえたら 書いた甲斐があるというものです。

【固定記事】『学芸会で終わらないビジネスを作る』の意味

【固定記事】『学芸会で終わらないビジネスを作る』の意味

私が掲げている『学芸会で終わらないビジネスを作る』

小さなコミュニティの中でお互いに買い合う学芸会のようなビジネスではなく、見ず知らずの人に知ってもらい、喜んで買ってもらえるビジネス構築です。

なぜ『学芸会で終わらないビジネス』を掲げているのかについてお伝えしますね。

お友達ビジネス学芸会ビジネスがダメとは言っていないのです。あくまでも「学芸会で”終わらない”ビジネスを作る」です。

女性が

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会社員を卒業したら正論嫌いになった話

会社員を卒業したら正論嫌いになった話

正論とは「理にかなった正しい論」。今日は、呪術廻戦の五条先生なみに正論が嫌いになったというお話です。日々「経営者って何考えてるか意味わからんよね・・」とあきれている従業員の方やコンサルタントの方にむけての、ちょっとしたexcuseです。

正論バンザイの経営企画時代私はこれまでのキャリアの大半、会計・ファイナンス、経営企画と、表計算ソフトで数式を組みまくったり、ビジネススクールで経営学をやったり(

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女の子が起業するときに、覚えておいて欲しい5つのこと

女の子が起業するときに、覚えておいて欲しい5つのこと

「起業女子」や「女性起業家」がとても増えてきた。女性として、女性が活躍する社会は嬉しい。

私は元経営者なので起業の相談をされることが非常に多い。たくさんの企業したい人を見てきて、女性と男性では起業に対するイメージも、大切にすることも違うように感じている。

コロナ禍で人生を考え直した人も多いだろう。足元の幸せに気が付いた人、収入が今の仕事が不安になった人、人生このまま終わってしまってはイヤだと思

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小説を書くサービスで起業した話。

小説を書くサービスで起業した話。



ライフストーリー作家®︎の築地です。
この記事では

・小説を書くサービスで起業したきっかけ
・提供している小説
・小説家とライフストーリー作家®︎の違い

をお伝えしていきます。
ちなみに結論から言うと、

・王道より、邪道で生きたかった。
・販促物&記念品としての小説。
・大衆向けと個人向けの違い。

です。
ライフストーリー作家®︎って何?
という人にはこちらの記事をご一読ください。

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想いや理念を文章にできていない経営者、フリーランスの方に贈る思考。

想いや理念を文章にできていない経営者、フリーランスの方に贈る思考。

 先日、お仕事でお世話になっている方が登壇されるオンラインセミナーにお招きいただき、ゲスト参加してきました。そこで図らずも、自分の理念を語ることとなり、お話しさせていただきました。

 理念などを記した書面を、一般的な用語でここでは事業計画書と呼ぶことにします。参加させていただいたセミナーの中で、『事業計画書を、どんなときに活用していますか?』というお話がありました。

 多かったのは、『教育に使

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「社長の話がわからない」のはなぜか

「社長の話がわからない」のはなぜか

ブランド経営→会社役員→コンサル(現在)の私だが、たくさんの会社で聞く問題がある。
そのひとつが「社長の話がわからない」問題だ。

社長のみなさんはタイトルにドキッとしたかもしれない。

社員と社長が見えない窮屈なルールに縛られず成果を出していく方法を、書いていこうと思う。

日本中の会社で起こる「社長の話がわからない」社長と社員では立場が違う。

どんなに献身的に会社に尽くしている社員でも、会社

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社員はラクでいいよね、と思っている社長へ。

社員はラクでいいよね、と思っている社長へ。

社員はラクでいいよね、と思っている社長がいる。というか、口にはださないだけで全員の社長が思った経験があるだろう。

社員からすると社長のほうがラクに見えるかもしれない。いつも会社にいないし、毎晩取引先と飲み歩いているし社長はいいよね、と。

社長と社員、どちらがラクか?

両方の立場を経験した私の意見は...確かに社員はラクだ。

社長時代は休日も寝てる時も心が休まらなかったけど、それに比べ社員は

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ベンチャーキャピタルから個人破産申立されて4,000万円支払った話

ベンチャーキャピタルから個人破産申立されて4,000万円支払った話

事実は小説より奇なり。誰も恨まない生き方をするに至った過程をnoteにまとめ、たった1人でも役立てば良いと考え、ナレッジとして残すことにした。

経営は社長に責任がある。これは間違いない。起業家は出資者を恨むことをしない方が幸せになると思う。これもたぶん間違いない。厳密には違うけれども僕が心がけていることだ。

そんな僕が、金商法違反を平気で行うベンチャーキャピタル(VC)から個人破産申立をされた

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「売る」ことの出発点

「売る」ことの出発点

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「今回も、売り切れを頂けた。。」
と、ふと安心して眠りにつくことができるのは決して毎度のことではない。

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私は家業を継いだ身でして
山西牧場という会社で豚を飼い、その肉や加工品を売っており
「豚野郎」と、巷ではそんなふうに呼ばれています。

普段販売している精肉やレトルトカレーに加えて
特別商品や加工品はベーコ

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