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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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情報を所有から共有へ。買い手ファーストで営業のスタンダードを変える。リード投資家3名が語るインフォボックス

情報を所有から共有へ。買い手ファーストで営業のスタンダードを変える。リード投資家3名が語るインフォボックス

BtoB市場における購買体験をアップデートし「ALL-WINNER」な世界の実現に取り組む株式会社インフォボックス。2024年2月に営業データプラットフォーム「infobox」をリリースしました。今回は、各ラウンドのリード投資家3名とインフォボックスCEOの平沼が対談。リリースまでの道のりを振り返り、今後のプロダクトにかける期待を語り合いました。

■株式会社インフォボックスの調達リリース:営業デ

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1人の写真家が教えてくれた、出版社の存在理由

1人の写真家が教えてくれた、出版社の存在理由

世界中の民族を撮影するフォトグラファー、ヨシダナギさんが第2弾となる最新ベスト作品集 『HEROES 2.0(仮)』の製作を開始。自身初のクラウドファンディングを実施しています。この挑戦をライツ社が応援する理由とともに、担当編集者である大塚とヨシダナギさんのこれまでの経緯を記録します。みなさまの心に、彼女の想いが届くことを願って。

「だから、信頼できた」と彼女は言ったヨシダナギさんと、そのマネー

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【後輩たちよ、同じ失敗をするな】旅サービス立ち上げでやったこと

こんにちは、子育てと仕事にダブルコミットをしています。KAENのArashiです。

昨年10月に旅の記録アプリ『Packer』を事業譲渡しましたが、失敗の連続でした。どんなことをやったのかをよく聞かれるので、プロダクト開発・資金繰り・ユーザーの集め方・反省を覚えている範囲で雑多にまとめたいと思います。

プロダクト開発プロダクト開発において『小さく早く検証する』ことが鉄則とされています。MVP・

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みんなが考えたくもない【電子帳簿保存法の改正義務化】でやるべきことを、超わかりやすくまとめてみた

みんなが考えたくもない【電子帳簿保存法の改正義務化】でやるべきことを、超わかりやすくまとめてみた

「お正月くらい、お酒を飲んでゴロゴロしていたい」

個人事業主としてお店をやっていると、ついつい働くペースをコントロールできなくなる。
みんながお休みの時にこそお店を開いて、しっかり売上を上げる。
それは理論上は効率的なんだけど、休むときはしっかり休んでおかないといざというときに力が出ない。

だから今年は三が日くらいはゴロゴロしていようと思ったのだけど……なにか忘れているような……

そう。

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経営者が自分自身に向き合わなければいけない理由

経営者が自分自身に向き合わなければいけない理由

ズバリ!経営者は自分自身に向き合う必要性がある。

なぜ、経営者は自分自身に向き合わなければいけないの?なぜなら、経営とは経営者自身の思考や感情を映す鏡だから。

つまり客層、集客・営業活動、商品づくり、組織運営、すべて経営者の信じていることや考え、気持ちを映し出している。

具体的な事例を紹介する。

たとえば経営者が、本心では人を寄せ付けない思考をしているときは、口でどれだけ「新しいスタッフが

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【人的資本経営とは】

【人的資本経営とは】

人材を『資本』として価値を最大限に引き出し
中長期的に企業価値を向上させる

『人的資本への投資は』
個人の健康状態の改善、幸福感の向上、社会的結束の強化など、多くの非経済的利益をもたらし、最終的には経済的利益に繋がる

『人的資源・管理』→『人的資本・価値創造』
人材戦略を経営戦略から落とし込む

『個の自立・活性化』
企業、個人も互いに選び合い、共に成長
多様性を包括しイノベーションに繋げる

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事業に必要なもの

事業に必要なもの

本気で起業を考え始めてどれくらいになるだろう。

確か6月ぐらいに、いつかのための勉強と思い色々な起業家さんに話を聞いた。8月頃には様子がわかってきて、それが先月、どうした訳か、起業が完全に自分事になった。

けれど、わたしには売り出す商品があるわけでもない。SNSも4年目に入ったけれどインフルエンサーというわけでもない。

それでもスタートアップを考えはじめた。

かつて、渋沢栄一は、日本ではじ

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【諸般の事情により社名変更した会社たち】

【諸般の事情により社名変更した会社たち】

👤会社の名前を残すとか変えるとか…、話題のテーマではありますが、特段の意味はありません。たまたまネットで見かけただけです。たまたま…(^^;w

☝️社名変更により知名度がアップした成功例
・RIZAPグループ(旧 健康コーポレーション)

・エースコック(旧 梅新製菓株式会社)

・サンリオ(旧 山梨シルクセンター)

・ファーストリテイリング(旧 小郡商事株式会社)

・株式会社ブリヂストン

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企業文化とは、経営戦略である

企業文化とは、経営戦略である

最近、周りの方々から「コクーの企業文化はどうやってつくっているのですか?」という質問をいただくことが多くなってきました。もちろん私たちはまだまだそんな偉そうに言える立場ではないのですが、私なりに企業文化について改めて整理したのでここでシェアさせていただきます。

企業文化(カルチャー)とは?起業当時から永続的に成長するチームをつくっていくためには、より良い文化を創っていく必要があると考えていたが、

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起業を考え始めて気づいたこと

起業を考え始めて気づいたこと

起業しようと心に決めて動き出し、今は起業準備でクタクタだ。やることが多すぎる。作業は果てしなく、そして、はかどらない。

気持ちが沈むようなことなんて幾らでもある。近頃は、良いことと、悪いことが波のように織り交ぜでやってくる。

体も疲れているけれど、心が疲れた時には、まあ、決まって少しだけダウンする。昨日もそうだった。なんだかちょっとしたことだったのに、心が折れた。疲れすぎているのだろう。

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歪んだプライドと野心、虚栄、小さな器の野暮な経営者とは!?

歪んだプライドと野心、虚栄、小さな器の野暮な経営者とは!?

 近頃には珍しい、歪んだプライドと野心を持ち、虚栄に満ちた人生観に浸り、驚くほどの小さな器の野暮な経営者の醜態を目の当たりにした。

 日頃から虚言にて身を守り、逃げ惑うというお粗末さであるが、本人は「逃げ」を選択することで、脛の傷が癒されると勘違いしている。「社会の眼」を理解できない利己主義者である。

 地頭の悪い人間は、頭の使い方が下手である。歪んだプライドや野心があろうが問題ない。虚栄に満

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ネット認識が希薄な中小企業経営者は、必ず、騙される。

ネット認識が希薄な中小企業経営者は、必ず、騙される。

 『洞察力』が磨かれると、対人関係も目の前の事象も、一瞬の内に、是か非か、透けて見れるようになる。

 一般的に、『危機管理能力』に長けている人は、この『洞察力』が半端ではない。逆に、そうでない人は、何らかの『罠』に嵌ったり、『虚言』を鵜呑みしがちとなる。

 3ヶ月前の話だが、会社Aの公式WEBサイトが『Not Found』になっていることに気づき、その旨を会社Aへ通知したのである。

 会社A

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来るべき”偶然”に備えておくために、まずは自分の地盤を整えるのが大事。ー五十棲 計(研究者/株式会社イヴケア代表取締役)

来るべき”偶然”に備えておくために、まずは自分の地盤を整えるのが大事。ー五十棲 計(研究者/株式会社イヴケア代表取締役)

今回インタビューを行ったのは、株式会社イヴケアで代表を務める五十棲計さん。

五十棲さんは会社の代表でもありながら、博士課程で自身の学問を追求する研究者の一面も持ち合わせている。

起業家でありながら、研究者。このふたつの顔を持つようになったのは、はたして何故なのか。

そして、大学で「学ぶ」その価値とは。

起業家は本来の「なりたい自分」ではなかった語る五十棲さん。しかし、そこには、目の前のこと

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豹変する傲慢経営者・・・

豹変する傲慢経営者・・・

 ある日突然、「豹変する傲慢経営者」を目の当たりにした事があった。記憶にあるのは僅かな人数だが、確実に数人は存在していた。面白いことに、「豹変」する経営者には以下のような共通点がある。

1)出逢い時点の態度は礼儀正しく誉め殺し状態
2)継承者や特定の社員に対する不平不満が炸裂
3)継承者や社員の徹底教育指導及び矯正を懇願

 依頼された通りに指導を続けながら、個別面談をしていると、何故か違和感ば

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