まつむらnote

アメリカ人と国際結婚し、アメリカ在住8年。7歳と5歳の二児の母。家族と一緒に暮らすこと…

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アメリカ人と国際結婚し、アメリカ在住8年。7歳と5歳の二児の母。家族と一緒に暮らすことを優先し、2020年に国家公務員を辞め、フリーランス(ライター)へ転向。昔から海外志向で、アメリカ以外には中国滞在歴7年。趣味:ピアノ、ブラジリアン柔術。ものキャン7期受講。

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子どもにビジネスのイロハを授けたら、息子が学校で起業した話

最初に断っておくと、わたしはビジネス初心者です。 新卒以来働いていたのは政府機関。ビジネスとは縁遠い世界で生きてきました。 そんなわたしが、少し前に、子どもたち(7歳、5歳)にビジネスについて話をしたことがありました。 どうしてそんな話をしたかというと、我が家の子どもたちは、パパとママがOKさえすれば、ほしいものは無限に手に入ると思っている節があって。それが気になったのです。 アメリカでは、ほぼキャッシュレスで買い物をするので、子どもたちは、お金のやりとりを目にする機

    • アメリカ人の夫に、もっとフォーマルな日本語を話してくれといわれた話

      日曜の夕方、まだ明るいうちから、夫と二人で夕飯の支度をしていました。わたしたちは、時間があるときはよく一緒にごはんを作ります。 今日は、夫がメインシェフで、わたしがスーシェフ(シェフの右腕)。 夫は、スーパーで買ってきたサーモンを、たっぷりのハーブとともにフライパンでソテーにするところでした。 わたしは、シェフの指示どおりに、ブロッコリーを切って、副菜の準備を整えていました。それから、米を炊きます。 夫は、サーモンの下準備を済ませて、サラダの準備に取りかかりました。レ

      • 明るいところで書きたい

        皆さんは、書く時間帯や場所について、こだわりはありますか。 わたしは、このところ、いつも夜にnoteを書いています。 子どもが寝静まった後、しんとしたキッチンで、ダイニングテーブルの自分の席にパソコンを広げて、カタカタと書いています。 窓が黒く映る夜に、部屋の明かりをつけて書くのは、かつての残業を思い起こさせていけません。早く済ませてベッドに潜り込みたい気持ちも湧いてきます。なんとなく、やっつけ仕事になりがちです。 だから、本当は、太陽が出ている時間帯に書きたいんです

        • 【アメリカ】誰もがお気に入りの料理に出会えるレストランーFounding Farmers

          アメリカに来て間もないころ、夫が連れて行ってくれたレストランがある。ワシントンDCエリアで人気の、Founding Farmersだった。 一号店は、DCのペンシルべニア・アベニューにある。DCエリアを中心に展開し、現在は6店舗を構える。2018年には、全米で最も予約が殺到するレストランとして話題になった。 郊外にある我が家の近くにも、何年か前に新しい店舗ができた。先日、思い立ってそこで食事をしてきたのだが、「やっぱりこのレストラン、好きだな」という結論にいたった。 今

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          アメリカの図書館がすごい。夏休み中の子ども向けイベントがめちゃくちゃ充実している。例えば、 ・マジック・ショー ・サイエンス・ショー ・人形劇 ・チェス・クラブ ・レゴで遊ぶ会 ・クラフト講座 すべて無料なのも驚き。子育てがひと段落したら、いつかボランティアをして恩返ししたい。

          アメリカの図書館がすごい。夏休み中の子ども向けイベントがめちゃくちゃ充実している。例えば、 ・マジック・ショー ・サイエンス・ショー ・人形劇 ・チェス・クラブ ・レゴで遊ぶ会 ・クラフト講座 すべて無料なのも驚き。子育てがひと段落したら、いつかボランティアをして恩返ししたい。

          冷凍庫の先に広がる素敵な世界

          我が家の冷凍庫には、いつもいいものが入っています。 急いで食べるのがもったいない、美味しいおやつを、わたしはいつも凍らせておきます。そして、思い立ったときに、一つずつ解凍して、一人で静かにいただくのです。 いまあるストックは、こんなラインナップです。 箱やパッケージ買いすると、どうしても余ってしまうんです。余るほど買わなければいいんですけど、まとめて買った方が経済的なんですよね。それに「あ、食べたい」と思ったときに、わざわざ買いにいくのも面倒で。 ……などと、心の中で

          冷凍庫の先に広がる素敵な世界

          書き続けていたら、読みたくなった本

          毎日書いていると、読書の時間が減ってしまう。 毎日投稿にありがちの悩みです。わたしも、そんな悩みを抱える一人。最近は読書量がぐんと減っています。 東京で毎日オフィスに通っていた頃を思えば、いまは比較にならないくらい時間があるはずなのに、読書の時間が取れないなんていうのは、ただの甘えにしか聞こえません。 まあ、ほかにやりたいことがあれこれあるからなんですが。幸せなことです。なにかをしたいという気力がどんどん湧いてくることは、幸せな証拠です。 でも、一日の時間は限られてい

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          子どもとの時間に疲弊しないために、意思決定のストレスを減らす

          母になってはや7年です。 子どもとの時間を楽しめるようになりたいなんて、いまさら何を言っているんだと思われるかもしれませんが。 子どもたちの学校が夏休みに入り、サマーキャンプ(夏休みの習いごと)も申し込んだのは終わってしまい、子どもたちとわたしの濃厚な1週間が始まりました。 子どもたちがずっと家にいると、わたしは午後あたりからぐったりしてきます。彼らが入ってこられない部屋にこもって、静かな時間を過ごしたくなります。 子どもたちのことは、なによりも大切に思っているはずな

          子どもとの時間に疲弊しないために、意思決定のストレスを減らす

          わたしと夫の常識が違う

          常識の境界線が、いかにあいまいなものか。 先日書いたこの記事にいただいたコメントを読みながら、そのことをひしひしと感じました。 この記事の中で、わたしが疑問を持ったのは、「飲食店のテーブルに日傘を置いてはならない」というのは、果たして常識なのかということ。 ある日、ふらっと入った蕎麦屋の大将に、そのことで怒られたんです。「そんなん常識や!」と言って。 それについて、みなさんの反応もいろいろで。概ね一致していたのは、いきなり客を怒鳴りつける大将の言い方のほうが問題だとい

          わたしと夫の常識が違う

          「月が綺麗ですね」ってわたしも言いたい

          今日はなにを書こうかなあ、と思いながら、ふらふらとnoteを徘徊していると、イトーダーキさんのこの記事に出会いました。 もう、めっちゃ粋やん。夏目漱石が言ったということになっているから、10倍増しで粋に聞こえているのかもしれないけど。 こういう翻訳好きだなあ。日本語の奥ゆかしさ。アメリカに来てから、できるだけ直球でコミュニケーションをはかっている身からすると、新鮮さが際立ちます。いいなあ。 イトーダーキさん流の「月が綺麗ですね」がまた楽しませてくれます。一つ一つのセリフ

          「月が綺麗ですね」ってわたしも言いたい

          日系人がまとっている雰囲気

          わたしはアメリカに住んでいます。周りには、日系2世、3世の知り合いが何人かいます。 そのほとんどは、子どもの友達の保護者というつながりです。時々、学校行事や習いごとで顔を合わせて、挨拶を交わしたり、おしゃべりしたりします。 2世でも、もう日本語だけでの会話は難しく、彼・彼女たちとは英語で会話します。海外で親の母国語を受け継ぐことが、容易ではないことが垣間見えます。 アメリカで生まれ育った彼らは、当然ですが、英語はネイティブです。日本語を学ぶ機会はあったりなかったりですが

          日系人がまとっている雰囲気

          わたしの常識ってみんなとズレてるの?と思った話

          常識と一口にいっても、いろいろあります。 誰もが「そうだ、そのとおりだ」とうなづくものから、「それって常識なの?」と首をかしげるものまで。 先日、自分の常識が揺らぐ経験をしました。 ◇ 日本に帰国中のある日のことです。 子どもたちと友人とわたしの4人で、お昼どきに街を徘徊していました。全員暑さでうなだれていて、空腹と疲れを併せたトリプルパンチをくらってふらふらでした。ちびっこ2人は、歩くたびにどんよりとした息を吐き出していました。 早くなんとかせねばという思いで、

          わたしの常識ってみんなとズレてるの?と思った話

          狂えるときに狂っておくのが正解

          先日、参加している66日ライラン企画の共同運営マガジンに投稿された記事を読み進めていると、一つの記事に目が留まりました。 百名山を2年かけて完登したというみやこびとさん。 わたしも、かつて日本に住んでいた頃は、山登りが好きだったんです。百名山は、登山好きには憧れの名山リストですから、「いつか全部登れたらいいな」という思いが心をよぎったことは、わたしにもあります。 でも、山登りにそこまでストイックになれなかったわたしは、時々週末に、東京近郊の低山へ日帰りで出かけるのが常で

          狂えるときに狂っておくのが正解

          君の世界に溺れたい―小さな甥っ子へ

          遠く日本に住む、小さな甥っ子へ。 叔母ちゃんがこれから君のことを書くから、いつか大きくなったら読んでおくれ。 ◇ アメリカと日本で、離れて暮らしているわたしたち。会えるのは年に1回あるかどうか。コロナ禍で日本へ帰れなかった期間があったので、甥っ子に最初に会ったのは昨年の夏だった。 当時2歳だった甥っ子。「うん」じゃなくて「ん」の一文字で勢いよくうなづくか、黙って首を横に振るかでイエスかノーかを表し、顔をしかめて怒るか、目を細くしてくしゃっと笑うか、うえーんと体中のエネ

          君の世界に溺れたい―小さな甥っ子へ

          日本のトイレが我が家に教えてくれること

          「アメリカのトイレには、ボタンが全然ついてないね」 日本からアメリカに戻ってきた翌日のことです。息子が、なにげなく夫につぶやいているのが聞こえました。 トイレのボタンとは、日本が世界に誇る温水便座についている、数々のスイッチのことです。おしり、ビデ、乾燥、音などと表示された、あれです。水温や強さを調節するボタンもあわせれば、一台の便座に10以上ものボタンがついていることもあります。 「日本のトイレが人間用なら、アメリカのトイレは動物用だね」 夫が真顔で答えました。「W

          日本のトイレが我が家に教えてくれること

          家族だけで祝うバースデーもいいもんだ

          先日、娘の6歳の誕生日のお祝いをした。 どんなパーティにしたいか、娘と話をしたら、家族でお祝いしたいということになった。 アメリカでは、お友達をたくさん呼んで、盛大なパーティをすることが多い。我が家の息子も、いつも大きなパーティをしたがる。誕生日プレゼントをたくさんもらいたい魂胆がくっきり見える。 でも、娘は大人数があまり得意ではない。 担任の先生の話によると、娘は、学校では広く友達と遊んでいるようだし、放課後や週末に、一緒に遊ぼうと誘われることもよくある。でも、なぜ

          家族だけで祝うバースデーもいいもんだ