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アメリカ生活note

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【アメリカ】誰もがお気に入りの料理に出会えるレストランーFounding Farmers

【アメリカ】誰もがお気に入りの料理に出会えるレストランーFounding Farmers

アメリカに来て間もないころ、夫が連れて行ってくれたレストランがある。ワシントンDCエリアで人気の、Founding Farmersだった。

一号店は、DCのペンシルべニア・アベニューにある。DCエリアを中心に展開し、現在は6店舗を構える。2018年には、全米で最も予約が殺到するレストランとして話題になった。

郊外にある我が家の近くにも、何年か前に新しい店舗ができた。先日、思い立ってそこで食事を

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アメリカの図書館がすごい。夏休み中の子ども向けイベントがめちゃくちゃ充実している。例えば、
・マジック・ショー
・サイエンス・ショー
・人形劇
・チェス・クラブ
・レゴで遊ぶ会
・クラフト講座

すべて無料なのも驚き。子育てがひと段落したら、いつかボランティアをして恩返ししたい。

冷凍庫の先に広がる素敵な世界

冷凍庫の先に広がる素敵な世界

我が家の冷凍庫には、いつもいいものが入っています。

急いで食べるのがもったいない、美味しいおやつを、わたしはいつも凍らせておきます。そして、思い立ったときに、一つずつ解凍して、一人で静かにいただくのです。

いまあるストックは、こんなラインナップです。

箱やパッケージ買いすると、どうしても余ってしまうんです。余るほど買わなければいいんですけど、まとめて買った方が経済的なんですよね。それに「あ、

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日系人がまとっている雰囲気

日系人がまとっている雰囲気

わたしはアメリカに住んでいます。周りには、日系2世、3世の知り合いが何人かいます。

そのほとんどは、子どもの友達の保護者というつながりです。時々、学校行事や習いごとで顔を合わせて、挨拶を交わしたり、おしゃべりしたりします。

2世でも、もう日本語だけでの会話は難しく、彼・彼女たちとは英語で会話します。海外で親の母国語を受け継ぐことが、容易ではないことが垣間見えます。

アメリカで生まれ育った彼ら

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日本のトイレが我が家に教えてくれること

日本のトイレが我が家に教えてくれること

「アメリカのトイレには、ボタンが全然ついてないね」

日本からアメリカに戻ってきた翌日のことです。息子が、なにげなく夫につぶやいているのが聞こえました。

トイレのボタンとは、日本が世界に誇る温水便座についている、数々のスイッチのことです。おしり、ビデ、乾燥、音などと表示された、あれです。水温や強さを調節するボタンもあわせれば、一台の便座に10以上ものボタンがついていることもあります。

「日本の

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日系アメリカ人の子どもとの会話に心が動いた話

日系アメリカ人の子どもとの会話に心が動いた話

先日、学校のイベントのボランティアとして息子のクラスに行ったとき、息子のクラスメイトのマイケルから、こんなことを聞かれた。

「日系人キャンプにいたことある?」

なんの脈絡もない唐突な質問だったので、その意味が瞬時には理解できなかった。聞き間違えたかとも思った。

わたしが答えないので、マイケルは同じ質問をもう一度繰り返した。マイケルは、第二次世界大戦中のアメリカで、日系アメリカ人と日本人移民が

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日本へ帰るのは大変だ

日本へ帰るのは大変だ

昨日、アメリカから日本へ帰ってきた。夏休みの休暇である。

乗換えを含む17時間かけた旅は、それだけで心身ともに疲れるのだけど、今回はいくつかの追い討ちがおまけでついてきた。

まず、チェックインカウンターの混雑。2時間前に到着していたのだけど、チェックインできたのはカウンター締切の3分前だった。

なぜこんなに時間がかかったかというと、経由地であるカナダのビザをめぐって技術的な問題があったから。

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アメリカの学校で誕生日パーティ!キーワードは特別感と親の努力

アメリカの学校で誕生日パーティ!キーワードは特別感と親の努力

子どもにとって、誕生日は特別な一日。

大人になると、複雑な気持ちが出てきたり出てこなかったりしますが、子どもにとっては、文句なしにスペシャルな日です。

アメリカの小学校では、その特別な日に、クラス全員からお祝いしてもらえます。どの子も、誕生日には教室の真ん中でスポットライトを浴びるのです。

先日、娘がクラスでお祝いをしてもらったので、その様子をレポします。

スケジュールの調整実は、娘の誕生

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真夜中にアラームがなったら、アメリカ社会の闇が見えた

真夜中にアラームがなったら、アメリカ社会の闇が見えた

どこに住んでいようが、なによりも一番大事なことは、安全であること―。

我が家は一軒家に住むようになってから、ホームセキュリティ会社と契約して、アラームシステムを導入しています。

留守中に、家になにかあればすぐに知らせてくれるシステムは、頼れる安心感があります。家にいるときも、窓やドアを開けるたびに、ピピピっと音が鳴るので、開くはずのないところが開いたときに、異常を知らせてくれます。

そのアラ

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日本で大人買いしたいもの

日本で大人買いしたいもの

アメリカに暮らす我が家。

夏休みに地球の裏側まで飛んで、懐かしき日本の地を踏むことは、年に一度の大イベントです。

既に出発までのカウントダウンが始まっていて、着々と準備を進めています。学年末のこの時期、学校では、息子と娘のクラスで打ち上げ的なイベントがあり、わたしもボランティアとして学校に出向く機会が何度かあります。旅の準備とあいまって、日々が慌ただしく過ぎていきます。

昨日は、その準備の一

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日本に持って帰るアメリカ土産

日本に持って帰るアメリカ土産

これ、いつも迷うんです。アメリカから日本に持って帰るお土産をなににするか問題。

我が家はもうすぐ日本に遊びにいきます。アメリカでは、この時期が学年末で、終業日までのカウントダウンが始まっています。6月中旬から8月下旬までの、長すぎる夏休みが目前に迫っています。

地球の裏側から日本まで移動するのは、本当に大仕事です。久しぶりの日本での時間には、想像するだけで胸が高鳴るのですが、その前に長時間フラ

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小学校の文通が現代的過ぎたので、昔ながらのペンパルを探すことにした

小学校の文通が現代的過ぎたので、昔ながらのペンパルを探すことにした

先日、息子の担任の先生から、保護者あての一斉メールで、こんなお知らせがありました。

ペンパル?息子のクラスで文通なんてしてたの?

初耳。というか、いまの世代も文通なんてするんだ!

その日、わたしは、学校から帰ってきた息子をつかまえて、さっそく質問しました。

「君のクラスで、ほかの学校の子たちとペンパルしているって先生に聞いたけど、本当?」

息子は、ああ、その話ね!という感じでぱっと顔を輝

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アメリカのスーパーを覗いてみませんか

アメリカのスーパーを覗いてみませんか

外国のスーパーはおもしろい。

その国の人々の、日常生活が垣間見えるからです。いつも食べるもの、買い物風景、ちょっとしたマナー。生活ぶりや国民性が透けて見えるような気がします。

わたしはアメリカに住んでいます。今日は、みなさんをアメリカのスーパーにちょっとだけお連れしようと思います。ただし、アメリカといっても地域によって事情が異なるので、ある一例として見ていただければ。

早速いきましょう。

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家の中で靴をはくスタイルになじめない

家の中で靴をはくスタイルになじめない

唐突に、夫が家の中で靴を履き始めました。

「おいおい!」

わたしは、警官が笛を吹き鳴らして注意するような勢いで、夫を呼び止めました。

「なんで家の中で靴履いてるの?!」

事前の説明もなく、突然始まったその新しい習慣に、私はすぐに気づきました。アディダスのスニーカーの靴底が、床に触れるたびに、ぎゅしぎゅしと耳慣れない音を立てるからです。

呼び止められた夫は、なんでもないことのように涼しい顔

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