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日本で大人買いしたいもの

アメリカに暮らす我が家。

夏休みに地球の裏側まで飛んで、懐かしき日本の地を踏むことは、年に一度の大イベントです

既に出発までのカウントダウンが始まっていて、着々と準備を進めています。学年末のこの時期、学校では、息子と娘のクラスで打ち上げ的なイベントがあり、わたしもボランティアとして学校に出向く機会が何度かあります。旅の準備とあいまって、日々が慌ただしく過ぎていきます。

昨日は、その準備の一環として、日本にいる親戚・友人たちに買い集めているお土産のことについて書きました。

今日は、その姉妹編です。わたしたちが日本からアメリカに持って帰ってこようと思っているものを挙げてみます。家族全員それぞれ、これがほしいというものがあるので、それを一つずつご紹介します。


日本酒

これは夫のほしいものリストのトップ。彼は呑んべえではありませんが、アメリカ人にしては日本酒の味わいをよくわかっている人です。

日本酒は、アメリカでも知名度と人気があり、確実にファンを獲得しています。昨年、獺祭がニューヨークに工場を作って話題になりました。

種類はそれほど多くありませんが、日本酒はこっちでも買うには買えます。でも、値段は2倍以上します。なので、せっかく日本へ行くこの機会に、持ちきれるだけ持って帰ってくるつもりです。

ちなみに、夫が好きな銘柄は「八海山」です。これが一番うまいと言っています。

お茶漬けの素

我が家で最も白米を愛する男、息子(7歳)のリクエストです。ちなみに、我が家で最も白米を愛する女はわたしです。

息子は、最近になってお茶漬けの完成度の高さに気づきました。日本に行ったら、お茶漬けの素をそれこそ大人買いしたいそうです。

アメリカでも買えるやん!という声が聞こえてきそうですが、そのとおりです。アジア系スーパーに行けば売っていますし、よく買っています。

でも、日本には永谷園のベーシックなもの以外にも、いろんな味がありますよね。息子はそれらを片っ端から試したいそうです。夢をかなえてあげようと思っています。

サンリオの小物

カワイイもの好きな娘(5歳)は、サンリオに行って、キティちゃんやほかのキャラクターの小物がほしいそうです。去年の誕生日プレゼントを兼ねて日本で買ってあげたキティちゃんのかばんは、1年たったいまもお気に入りです。

わたしも、子どもの頃、サンリオのお店へ行って、文房具やらハンカチやら、小さなものを買い集めるのが好きでした。趣向が似ていることに親しみを感じます。サンリオの魅力は強いですね。娘の担任の先生も、サンリオのファンらしいです。

北海道産の昆布

わたしはこれで鮭の昆布巻きを作ります。

以前、日本から持ち帰った利尻昆布で作ったときに、アメリカで手に入る韓国産の安いものとは、味も歯ごたえも全然違うことに気づきました。それ以来、昆布はわたしの日本でのリストのトップに入っています。

アメリカで食べる昆布巻きは、希少価値が高い分、感動が倍増します。ここに共感してくれる友人がいないのが残念です。昆布巻きを手作りしている自分に酔いしれている部分も、恥ずかしながらあると思います。

ほかにも、茅乃舎の出汁とか、こだわりの味噌もほしいです。食欲高めです。

振り返ってみると、なんて地味なリストなんでしょう。地味すぎます。8年も日本を離れているのに、もっとこれがほしい、あれがほしいってないんか。

いや、海外生活が長くなるからこそ、日本のものに頼らなくても生きていけるようになるんでしょうね。適応であり、同化です。

だからせめて、この地味リストにあるものは、大人買いしてこようと思います。日本酒は持ち込み制限があるからあんまり買えないけど、それ以外は。


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《アメリカ生活のことをいろいろ書いています》

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