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瞳に勇気、背中に未来 ―やがて冒険の世界に巣立つ君へ―

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おとなはかつて子どもだった。 しかし、そのことをおぼえているおとなは少ないものだ。  ――サン=テグジュペリ『星の王子さま』 ◆すべての少年少女は、やがて大人となり、社会の構成…
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#私の仕事

「なんで、ふつうにできないの?」そう浴びせられてきた人たちへ。

「なんで、ふつうにできないの?」そう浴びせられてきた人たちへ。


「なんで、ふつうにできないの?」

という言葉を、何度人生で浴びせられただろう。何度頭のなかで反芻しただろう。母の説教を、クライアントの怒号を、右から左に聞き流しながら、「そんなの、わたしが1番知りたいんだが〜!」と憤っていた。

「ふつう」って何やねん。どうしたらそこに到達できるのよ。散々悩んで、試行錯誤した挙句、とうとうわたしは「ふつう」になれず、会社を辞めて、フリーランスのライターとして働

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「激動の30代を前にした夢のような雌伏の時でした」(彫刻家・籔内佐斗司)|わたしの20代 

「激動の30代を前にした夢のような雌伏の時でした」(彫刻家・籔内佐斗司)|わたしの20代 

勉強も運動も苦手でしたが、絵を描いたりものを作ったりすることだけは、子供の頃から大好きでした。大学は東京藝術大学を志しましたが、現役では不合格。なにしろ当時の油画専攻の倍率は60倍以上。非常に狭き門でした。

 高校卒業後は地元大阪から上京し、美術予備校に通って再び藝大を受けましたが、またもや不合格。翌年は、あろうことか予備校へも通わず、アルバイトに精を出す日々でした。

 2浪目の受験で、15〜

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昭和と平成の悪しき習慣を断つ

昭和と平成の悪しき習慣を断つ

このnoteは自分がナニモノかがわからない、働くを迷う世代、生きるのを迷う世代に向けて書いています。生きるのを迷ってしまうのは20代のうちは誰でも通る道。

そして焦りと不安、何よりも自分のできないことが多すぎて、理想と違い過ぎてメンタルがやられてしまうこともあると思います。

朝起きられないだけでなく夜寝られない。仕事が手につかない。仕事場の人間関係などが気になる場合は思い切ってそこから新しい環

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自分のしたいことがわからなくても大丈夫

自分のしたいことがわからなくても大丈夫

毎日多くの学生さんと就職について話し合います。それが私の仕事です。

私の時代にはなかった…
いや私が知らなかっただけかもしれません。
仕事や人生について一緒に考える、キャリア相談支援という職業。

20代の私が今の50代の私を想像できたでしょうか。
いやいや到底無理なことです。
時代は大きく変わっています。

携帯電話もなかった時代。
公衆電話で親に内緒で彼の家に電話しました。
インターネットも

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好かれるアルバイトの行動

好かれるアルバイトの行動

前回のまとめ

前回はなぜ真面目なアルバイトが嫌われてしまうのか、その理由を解説しました。

■「真面目なのに」嫌われる行動の条件

・否定的
・相手に別の方法を考えることを促す
(相手の取るべきアクションを提示できていない)
↓ 
面倒くさいと思われてしまうから嫌われる

しかしちょっとした工夫で解決は可能です。
今回はその方法について書き記します。

■ 解決法

大事なこと
「面倒くさい」と

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「自己表現」が新しい必須科目に!..なるかも?

「自己表現」が新しい必須科目に!..なるかも?

高校入試に「自己表現」が加わる?!広島県の公立高校の新しい入学者選抜制度に、全国で初めて「自己表現」が加わったのをご存知ですか?

広島県といえば、教育委員会の教育長がリクルート出身で起業を経験された平川理恵さんになられてから画期的な改革をどんどんされています。
その大注目の広島県で先日、教育委員長自らがYoutube配信で、新しい入学者選抜制度を説明されました。
この中の大きなポイントのひとつが

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自分で自分の仕事を名付けるという生き方(フリーランスという働き方の本質)

自分で自分の仕事を名付けるという生き方(フリーランスという働き方の本質)

3月に入りました。大学では2020年分の採点や成績の提出が終わり、学生たちの運命、特に大学4年生たちにとっては大きな人生の分岐点が訪れる4月が目の前に迫っています。教員としては送り出すのが嬉しくもあり、また不安でもあります。今から自らの「旅路」をついに始める学生たちが、仕事始めの大変な時期をなんとかうまく乗り越えてくれることを祈るような気持ちになります。

さて、そんな学生たちとたまに話すのが、比

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新卒1年目に伝えたい7つのコト

新卒1年目に伝えたい7つのコト

 4月1日、それは多くの人にとって新しい生活が始まる日。毎年この日が近づくと心がざわつく。それは、中途社員だらけのLINEに新卒入社して、人事では無いけれど新卒採用や研修に携わっているからなんだと思う。

 そんな折に けんすうさんの note を見て、あぁそういえば自分も社会人になる直前は不安と期待が入り混じったなんとも言えない気持ちだったなぁ、と思い出した。

 特に今年はコロナのせいで不安定

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自分という会社の経営者になる

自分という会社の経営者になる

note.124

成長していくには
社員であっても
個人事業主のように
あるいは自分という会社の経営者として
自分自身の価値提供し、
それに見合った対価を得る意識が大事だ
という話をされたことがあります。

社員一人ひとりが経営感覚を身につける。
帰属意識も大事なのですが、寄生はよくない。

会社に文句を言いながらぶら下がるくらいなら
自分の価値を理解してくれるところに
行った方がよほど良いと思

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新人には「これだけは自信あります!」と言えるものを身に着けさせる

新人には「これだけは自信あります!」と言えるものを身に着けさせる

そろそろ新人が配属された会社も多いのでは無いでしょうか。私のチームにも今日配属されます✨新しい風が吹き込んでくるのは嬉しいのですが、悩むのが社員教育ですよね🤔

そこで今回は、私の経験で多かった新人教育で「失敗したこと」と「うまくいったこと」についてについてご紹介します。必ずしもこれが正解というわけではなく、このケースが多かったというお話です✍️

1. 幅広く色々なことを経験させるとパンクする

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駆け出し時代をいかに早く抜け出すかを死ぬ気で考えるといいよって話

駆け出し時代をいかに早く抜け出すかを死ぬ気で考えるといいよって話

今日は6月30日。いよいよ半年が終わります。

年々時間が過ぎるのが早くなっている気がしますが、今年はなんだか不思議な気分で、早いのか遅いのかよくわからない気がします。

とはいえ半年経過したことは紛れもない事実ということで、残り半年をより良く過ごすためにも、この辺で色々なことを見直していく必要がありますね。

昨日月曜日は恒例の生配信の日でした。
テーマは

実績ゼロから自信と実績を作っていく方

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「人に頼るのが苦手」だと思っている人は、は完ぺき主義で、臆病だ。

「人に頼るのが苦手」だと思っている人は、は完ぺき主義で、臆病だ。

タイトルの通り「人に頼るのが苦手、そもそもどうやっていいかわからない…」そう思っていたのは、2年前の私です。それが仲間と会話していて、いつの間にかそう思わなくなっていたことに気づき、気持ちの変化を書いてみました。

「がんばれば、何とかなる」と思っていた20代20代のころの私はとても負けん気が強くて、何でもがんばってしまうタイプでした。成果を残すことへの達成感、周りからの「頑張ってすごいね!」の称

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仕事道具への投資は一番リターンが見込めるのにやらない人が多いと思う

仕事道具への投資は一番リターンが見込めるのにやらない人が多いと思う

今日は久しぶりにwindowsのPCを開いて作業をしていたんだけど、これがもう大変で。

わたしは最初に買ったPCがMacだったんだけど、そのあとはずーっとwindowsです。ネット大好き好きマンだったので、今まで買ったパソコンは十数台。

Macに切り替えた時はめちゃくちゃ大変だったんですけど、今日開いてみたらもうwindowsの仕様を忘れていて、これまた大変。

慣れって恐ろしいなって思いまし

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世代別にみる価値観の違い

世代別にみる価値観の違い

「最近の若い者は、、」

この言葉って今でもわりと当たり前に
使われていますよね。

しかし10年前や20年前のドラマや漫画でも

「最近の若者はー、、、」

と使われています。

その当時そう言われてた人達も
30代、40代、50代にもなれば
同じ事を言います。

つまり時代の変化とともに
価値観も変化しているので
その人軸の価値観で物事を発しても
時代の変化のすり合わせが出来ないように
価値観

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