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人生観

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これが僕なりの幸せな生き方です。
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#社会人

人々がわかりやすいものばかり選ぶから社会はよくならないんだよ

人々がわかりやすいものばかり選ぶから社会はよくならないんだよ

「人々が買うのは、最高の商品ではなく、一番わかりやすい商品だ」

最近読んでいた書籍に、こんな感じの言葉があった。

マーケティングに携わるものとして、これにはすごく納得する言葉だ。

今後もこの考え方を忘れないで仕事に臨もうと思っている。しかしそれと同時に、こんなことも思った。

「人々がわかりやすいものばかり選ぶから、社会ってよくならないんじゃないか?」と。

ちょっと論理が飛躍してしまったの

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ファーストキャリアはクライアントワークを選ぶべきかも

ファーストキャリアはクライアントワークを選ぶべきかも

クライアントワークとは、クライアントの依頼になんらかの形で応える形態の仕事だ。

コンサルや制作会社、広告代理店などがこれに当てはまるかなと思う。

ちなみに対義語は自社事業で、僕はこちらの仕事をずっとしている。

しかし、クライアントワークをしている方達と一緒に仕事をする中で、最初のキャリアはクライアントワークを選ぶべきかなと思うようになった。

その理由は2つ

①どこでも通用する力が身につく

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仮に地元の大学に進学していたら今頃どうなってたんだろう

仮に地元の大学に進学していたら今頃どうなってたんだろう

僕は大学進学を機に、18歳の時に地元を離れた。

そこから4年間は京都で暮らし、自分とは全く異なるバックグラウンドを持つ人たちにたくさん出会った。

特に、都会出身の人たちの考え方は自分がもっているそれとは全く違っていて新鮮だった。

田舎で蓄えていた僕の常識をたくさん覆された4年間だった。

環境を変えるというのはすごく重要だ。

人は自分の周りにあるものから常識を形づくる。

別の場所では常識

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自分は〇〇屋さんだと言えるようになりたいんだよね

自分は〇〇屋さんだと言えるようになりたいんだよね

1月になって本腰を入れ始めた転職活動。

始めた理由は様々なんだけれど、その一つに専門性を磨きたいというのがある。

これは言い換えると、〇〇屋さんと名乗れるようにしたいということ。

野菜屋さん、靴屋さん、鍛冶屋さん・・・

昔の人にはそれぞれ、こう言った肩書きがあった。

そして、それぞれのプロとして仕事をしていた。

一方で近年は、仕事の多様化が進んだからか、専門性を持たずに仕事をする人が増

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「来年も素敵な一年になりますように」なんて言わないよ

「来年も素敵な一年になりますように」なんて言わないよ

2022年も最終日になりましたね。

今年は人生で2番目に辛い年だった気がします。(1番は高校三年生)

人生の停滞感を感じる瞬間が多々あったし、自分の選んだ道や今していることに自信がなくなった瞬間も少なくありませんでした。

しかし、そんな中でももがいてきたからこそ実りのある経験をたくさんできました。

間違いなく僕の人生にとってかけがえのない大事な1年にすることができました。

さて、明日から

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仕事が好きそうに見える僕でも、実は働きたくないと思うのです

仕事が好きそうに見える僕でも、実は働きたくないと思うのです

僕は今、自分の仕事に誇りを持って働いている。

さらに、仕事を通じて向かっていきたい方向をしっかり持って、日々前進できている。

こういうことをnoteで書いたり、友人に話したりするからか、よく「働くの好きなんだね」とか、「仕事楽しそう」などと言われる。

しかし、これらの発言は少し的外れだ。

僕にだって、朝起きて「仕事に行きたくないなぁ」と思う日がある。

じゃあなぜ、前述したようなことを言わ

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僕は勉強が趣味という少し変わった人間なのかもしれない

僕は勉強が趣味という少し変わった人間なのかもしれない

僕は勉強をすることが好きだ。

勉強を通じて、自分の知識が増えたり、できることが増えるようになると、自分の価値が高まっていることを実感してこの上なく嬉しい。

たしかに受験勉強や試験勉強において、成績が伸び悩む時なんかは苦しい。

成績や点数を目的化してしまうと、どうしても勉強は楽しくなくなってしまう。

一方で、強制されない学びはすごく楽しい。

僕は仕事が休みの日も喜んで何時間も勉強している。

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社会人1年目を経て気づいた仕事における幸福の法則

社会人1年目を経て気づいた仕事における幸福の法則

少し薄めのジャケットで外に出る。

街が日に日に薄い桃色に染まっていく。

この景色以前にも見たような気がして、この街へ来て1年が経ったんだと気づく。

そうか、あと一週間で社会人1年目が終わるんだ。

この1年間は、「幸せってなんだろう」という疑問と格闘し続けた1年だったと思う。

これに対する明確な答えは未だに出ていないし、今後も絶えず考え続けることになるだろう。

しかし、どういう働き方がで

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最古の記憶にはなんらかの意味があるという話

最古の記憶にはなんらかの意味があるという話

記憶というものはなんとも曖昧なものだ。

子供の頃自分がどう生きていたかなんて覚えていないくせに、鮮明に覚えている瞬間があったりする。

その一方で、昨日のことなのに全く覚えていないこともある。

合理的に原理を説明することなど到底できない。

ただ、記憶されていることの方が忘れられていることより重要なんだろうなということはなんとなくわかる。

だからこそ僕は、一番長期間保持されている最古の記憶は

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帰省が日常に対する満足度を教えてくれるという話

帰省が日常に対する満足度を教えてくれるという話

僕は今、実家から自宅へ戻る道中にいる。

この年末年始は、久しぶりにゆっくり過ごすことができた。

僕は田舎で生まれ育った。

夜には満天の星空を見ることができる街。

周りは田畑ばかりで、3階建ての建物を高いと感じる街。

僕のような若者が大学進学を機に都市部へ出ていくので、人口が減っていくばかりの街。

そんな街が大好きだ。

この街では新たなお店や建物ができるなんてことはほとんどない。

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全てのことに意味を持とうなんて思わなくていい

全てのことに意味を持とうなんて思わなくていい

あなたは、何をするにおいても、それ自体に意味を見出そうとしていないだろうか。

例えば、映画を観るにしても、そこから何かを感じ取って人生に反映しないといけないなどと考えていないだろうか。

旅行へ行く際に、新しい価値観を得ないといけないなどと考えてしまうことはないだろうか。

僕は少し前まで、こうした状態に陥っていた。

自分の成長に貢献できない娯楽なんて無意味だと考えていた。

いや、正確には考

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希望を持っては失って、そして再び前を向く

希望を持っては失って、そして再び前を向く

人間なんて、ずっと前ばかり向いて生きていけるはずがない

止まってしまう瞬間が必ずやってくる

ゆとり世代の社会人1年目の僕。

僕は未来に希望を持って、社会人になった。

長期間に渡る就職活動を経てやりたいことを見つけ、その第一歩として今の職場を選んだ。

他者より悩み抜いた自信があったので、最適な選択をしたと自負していた。

しかし、それほどまで考え抜いたにも関わらず、理想と現実の間には乖離が

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ずっと涙をこぼしながら生きていこうと思う

ずっと涙をこぼしながら生きていこうと思う

最近、涙がこぼれてしまうことが増えた。

ひょっとすると、小学生の頃より泣いているんじゃないかと思う。

思うようにいかない現状に悔しさを感じて泣いてしまう。

なんど描き直しても見えなくなってしまう未来に不安を感じて泣いてしまう。

そして、苦しい日々の中で時々とびきりの幸せを感じて泣いてしまう。

いつの間にこんな泣き虫になってしまったんだろう。

泣くことは好きじゃない。

体力を使うし、目

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僕らは長く生きるほど好奇心を感じなくなる

僕らは長く生きるほど好奇心を感じなくなる

僕たちは子供の頃、好奇心の塊のような生き物だった。

道端にどんぐりが落ちていたら、拾って投げてみた。

下敷きで静電気を作って髪の毛を逆撫でた。

何かのシールをもらったら、場所など気にせず貼りたくなった。

そう、何もかもが遊び道具だった。

でも、そんな好奇心は徐々に衰えていく。

昔は道端で見つけた花の蜜を吸っていたけれど、今はそんなことしようとは思わない。

泡で出てくる石鹸を、何度もプ

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