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2019年6月の記事一覧
台湾・わたしの家族が戦前住んでいた地
羽田発、台北・松山空港行きの飛行機に乗る。5年前。姉76歳、わたし69歳。体力あるうちにとツアーに申し込んだのだ。
わたしたちにとって台湾は特別な地。亡くなった父母の思いと兄からの情報を肩に乗せている。自由時間に、かつて住んでいた場所に立つのだ。
わたしが調べた限りでは台湾は日清戦争後、日本のものとなり、日本が統治していた。太平洋戦争終結後、日本は撤退を命じられ、かの地に住んでいた日本人数十万
語り継がれた一枚の写真、戦時中の台湾で軍事訓練の父
去年、長兄が84歳で亡くなった。亡くなる前に兄は父の遺品として受け取っていた台湾時代の写真をすべてデータ化して次兄やわたしたち妹へ送ってくれた。
私は、今、初めてUSB を開いた。何となく気が重くて今まで開かなかったのだ。長兄には申し訳なかったと思っている。
一枚の集合写真。教師だった父が軍事教練か何かで生徒を引率して行った時の写真だろうか。
私は台湾台北市でアメリカ軍の空襲下に生まれ、翌年
賽を振るは、神か人か -1-
「おはようございます、マスター。戦闘行動を開始します」
「頼むぜ、クリス」
爆炎渦巻く廃墟都市上空を乗騎である黒い装甲死神めいた機動兵器、イクサ・プロウラに搭乗して飛行する俺の耳に通信をつないだパートナーのやり取りが届く。
こちらより低空地面すれすれを疾駆するのは、これまた黒色の機体。曲線装甲と背部にはダイスを六つの長方形に切り分けたかのような推進器を負い、両手には重機関ライフルとグレネー
中国の人々は、やはり現実的?
前回、横浜の中華街に行ったことを書きました。
中華街は今もなお多くの人が訪れ、活気も衰えていません。
そこに中国人の現実的な生命力を感じます。
中国の人々に見られる1つの特徴として、この「現実的」というものがあると思います。つまり中国の人たちは、神やあの世といった形而上学的なものよりも、むしろ「この世」という現実に立脚して物事を捉え、考える傾向にあるのではないでしょうか。
日本仕様の個人主義における自己責任
簡単に昼寝できるというのは、家で仕事をすることのひとつの利点だと思う。この記事にあるような睡眠ビジネスが広がれば、より多くの会社員がパワーナップの恩恵にあずかれる日が来るかもしれない。
パワーナップを体験してみて感じる最大の利点は、なんと言っても朝が二度きたように錯覚することだ。夜は頭が使い物にならない朝型の自分にとって、午前に一度、午後に一度朝がくるというのは非常に都合がいい。短い昼寝でも、頭