11/25 絶望の反対語

たまたま向きあって用を足す二人のうちの一人が、もう一人にだまって紙を差しだす。たったそれだけの、なんとも些々たる光景です。詩人に紙をわたした老人も、あえて「好意」からというより、たまたま前に腰かけている男をみて、なんということもなくおのずと手が動いただけのことかもしれない。しかし私はここを読んで、絶望という言葉の反対語は、希望などというしゃらくさい言葉ではないとあらためて感じました。なにかもっと希

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読書の秋は、だけじゃない

読書の“秋”が終わりに近づいてきました・・もっと本を読めばよかったと、“いつも”思います。

本を読む時間が、ほかの時間にすり替わっていて、いつの間にかその日が終わって、一週間が終わって、一か月が過ぎて・・という印象なのです。

読んでみたい本はたくさんありましたし、手許にあって読んでいない本も結構な数がありそうです。我が家は、防災だとか子どもがいたりとかで、きちんとした本棚がないというのも、じん

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Thanks!ここで問題!甘い「す」ってどんな「す」?
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11/24 兼好でも

『徒然草』をちびちび読み続けている(もう何月読んでいるのか)。兼行は一級の知識人であり、常識人である。高い教養と道徳性が文章の端々からにじむ。であるわけだが、しかし章段の中には、女性や身分の低い人々への差別意識がにじむものもあり、ぞっとする。無論、差別そのものへの嫌悪感もあるが、同時に、兼行ほどの、これほどの人物であっても差別をし得る、その人間の現実への恐怖が、ぞっとさせる。

現在の価値観で兼行

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小学校の国語科の授業 物語編③  「学習指導要領」に示された指導事項2 ー 描写1

②において、「自然と身についてはこないもの」としての「文学の言語」は、「知識及び技能」として教えていくのではなく「思考力、判断力、表現力等」を働かせて解釈できるように指導していくものであると述べました。
「思考力、判断力、表現力等」の「読むこと」領域における物語などの文学的な文章に関する指導事項は以下の通りです。

<第1学年及び第2学年>
イ 場面の様子や登場人物の行動など、内容の大体を捉えるこ

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小学校の国語科の授業 物語編② 「学習指導要領」に示された指導事項1 ー 叙述

マガジン「小学校の国語科の授業 理論編⑨」において、国語科においては「『何を教えるか』は明確に決まっている」と述べ、それが書かれているのが学習指導要領であると述べてきました。
学習指導要領では、国語科で育むべき学力を、学校教育法30条で示された学力の定義のように「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「主体的に学習の取り組む態度」の3観点で分析的に捉え、さらに「思考力、判断力、表現力等」につい

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#8 書くことと読むことについて

11月19日。今日ははっきり言って暑いぐらいだった。またしてもエクセレントな秋晴れ。そして今日は【書くことと読むこと】について、書こうと思う。これはnoteを一週間やってみた感想になる。長くなるぞ。

今日の記録

正午起床。またしても、午前は起きれず。13時からバイト。ライターのバイト。英語でwriter。18時まで。毎日毎日同じ作業ばかり、泳げたいやきくんの気持ちがわかる。その後、夕飯、海鮮丼

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感謝感激。
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小学校の国語科の授業 説明文編⑤ 説明文指導の本当の意義

本マガジン②では、説明文の指導は「読むこと」領域であるとし、その「読むこと」領域で育むべき「思考力、判断力、表現力等」について述べてきました。そして、④では実際の教材『すがたをかえる大豆』を用いて、「思考力、判断力、表現力等」をはぐくむ「読むこと」領域の授業の在り方について述べてきました。
ここで説明文の指導の根本的な問題を考えていきたいと思います。説明文は「読むこと」領域の教材ですから、書かれて

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小学校の国語科の授業 説明文編⑥ 動画「すがたをかえる大豆(活用・発展編)」

「読むこと」領域の指導で理解した思考の在り方を活用する段階の授業の動画となります。
平成20年度版の学習指導要領では、全教科において「言語活動を充実させること」が強く求められました。そして平成29年度版の現行の学習指導要領では、そのますますの充実が求められたのです。
なぜなら、各教科の目標は言語活動を通して達成されるからなのです。例えば、社会科で「飛鳥時代から奈良時代の社会の流れを捉える」というも
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前期試験をやってみた②ー失敗は成功のもとと思えたら悪くないだろうー

第①回に続き、前期試験の報告②です。

今回、子どもたちは「論説」にチャレンジです。

では、試験内容の公開!

二ホンカワウソの復活を模索する活動の記事(2013.2.14朝日新聞)を中心に、複数の情報(ウイキペディアの情報、ジュニアアエラのオオカミ復活の記事)と比較したり、関連付けたりして考えられるように構成したテキストです。著作権によって、ここに現物を載せられないのが残念ですが、A3サイズに

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励みになります!
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書いてみると、、

予想外の自分に出合った。

頭に浮かんだことをモチーフに、とりあえず書き始めてみると「自分はこんな風に感じていたのか?!」と改めて気づいて驚いた。

面白い♪

言葉を介さずに表現することに、比重が傾いていたのだなと、思う。

書く・読むでは、読むことの比重が圧倒的に多かった。

 本では洋の古今東西を問わず、小説や伝記、絵画関係、ルポ、エッセイ。ファッション雑誌、インテリア、漫画も読む。濫読だ。

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ありがとうございます❣
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