ちびろ

夫と2人で日々穏やかに暮らしています。 子どもを持ちたい気持ちはありません。 生活や…

ちびろ

夫と2人で日々穏やかに暮らしています。 子どもを持ちたい気持ちはありません。 生活や仕事をしている中で感じた諸々を、今は週1回くらいの頻度でnoteにしたためています。 コメントが付くと嬉しくなります。

マガジン

  • 繰り返し読みたいnote

    はたと行き詰まったときに振り返りたい記事をまとめました。

  • わたしの頭の中

    心の中で色々思うことはあれど、実際口に出すのは3%くらい。そんなわたしの頭の中で考えていることを綴りました。

  • 小説/ドラマ/商品レビュー

  • 怒る女

    この世の中、やっぱりおかしい。怒る女は嫌われがちだけど、もう別に嫌われてもいいやと思って書いた諸々です。

  • 親とか子どもとか

    親とのあれこれとか、子どもを持とうと思っていないことの諸々です。

最近の記事

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子どもと友だちがいないことを励まされる、けど

わたしには子どもがいません。 友だちも、ごく稀に会う人が1人だけ。 基本的には最愛の夫と 薄ーい付き合いの会社の人と ときどき会う生育家族と ごく狭い人間関係で生きています。 わたしはそのことに対して、基本的に負い目も引け目も哀しみも感じていません(子どもがいないことについては、たまに夫に「ごめんね」と思うけど)。 夫への罪悪感についてはこちら↓ 友だちが実際100人いたら、3日に1回誰かの誕生日パーティーが開催されて身が持たないし、最近A子とB美が揉めてるとか、C

    • 人間、多すぎない?

      夜景を見る機会がありました。 夜景、ロマンチック。 夜景、エモーショナル。 ただ、わたしはそんな綺麗でうっとりするべき景色を見ながら考えていました。 この光の一つひとつに、1人か もしくは何人もの人が生活しているのだなと。 どう考えても 人間、多すぎだなと。 こんなにも人間が、ほぼ隙間なくびっしりとひしめく空間の程近くに生きているわたしが、子どもを持ちたいと思えないのはもはや、不自然とは言えないのではないか、と。 *** 腸は第二の脳、とも言われていますが、脳よ

      • はやく負けろ、と思っていた

        野球部だった人、 または野球部関係者の皆さま、ごめんなさい。 わたしは、野球部がきらいでした。 あの、自分たちと他生徒を分け隔てる感じ 大勢で群れて内輪ネタで盛り上がっている感じ 弱小のくせに、なぜか尊大な感じ 周りには文句を言うくせに、自分たちの落ち度は認めず改善に向かわない感じ 卒業してもその嫌な感じは後輩たちに受け継がれ、何も変わっていないように見える感じ… わたしは学生時代、吹奏楽部に所属していたので、心から忌み嫌う野球部の、甲子園予選の応援に行かねばなりません

        • あ、そっち選ぶんだ、ふーんと思ってる

          何か些事が生じて、選択肢が2つあるとき。 1つは、自分にちょっと負担がかかる。 もう1つは周りの誰かに手間をかける。 こういう2択のとき 絶対 どんなときも 100% 「人に手間をかける」方を選ぶ人がいます。 1つ1つは、大したことではないのです。 例えば、届いた資料を他部署に渡すとか 1本電話をかけるとかメールするとか 最新情報を共有ファイル内に移動するとか 何かのついでか、2~3分で片付くようなこと。 本日の業務に差し支える程ではない雑務。 念の為付け加えておき

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        記事

          あなた(耳栓)とならどこにだって行ける

          苦節1年、ループ(耳栓)を買いました。 結論から申し上げますと 買って本当によかった! 以前、ただでさえ向上心というものを持ち合わせていないわたしの、カッスカスのやる気すら根こそぎ削いでくる上司の悪口メインの雑談を聞くのが苦痛で、上司に元々期待はしていないので余計なことだけはしないでくれと願う、けれども聞き手でもない会話を止めるのは難しいので、こちらで対処(耳栓)するしかないのであろうか、という記事を書きました。 この記事のコメントでメイホアさんに教えていただいた「ルー

          あなた(耳栓)とならどこにだって行ける

          彼らを羨ましいとは思わない、断じて。

          「あなたはいいよね」 という、怒りと落胆と嫉妬が綯い交ぜになったような思いがよぎることがあります。 それはたとえば、屈強な体と磊落さを備え、同じ価値観の人たちばかりを従えた、コミュニケーション能力と統率力と自己肯定感の異様に高い人。 あるいは、エリートの家系で跡継ぎとして育てられ、エスカレータ式の一流大学を卒業した後、親の会社に入り着々と出世している人。 彼らのような人、つまり今までの人生で一度もマイノリティ側や劣位に立たされたことがなく、不当に見下されたり貶められた

          彼らを羨ましいとは思わない、断じて。

          その足、本当に臭いませんか

          家に帰るとわたしは靴を脱ぎ、靴下やストッキングを脱ぎ、裸足になります。その足を夏場は水のシャワーで流したりして、それはとても心地よく、ふわぁーとなります。 家で靴を履かずに過ごせることは至福です。 靴を脱ぐ習慣を持つ国で生まれ育った幸運を、わたしは寿いでいる。 ただ。 ときどき外で、靴を脱いでいる人を見かけます。 脱いだ靴を地面に置き、靴下だけの状態で足をブラブラさせている人を。 それは例えば 自社の事務所内で ラーメン屋さんで ファミレスで 新幹線の車内で。 で

          その足、本当に臭いませんか

          集団行動不得意

          オードリーの若林さんが書いた『社会人大学人見知り学部 卒業見込』という本を読みました。 なぜこの本を購入するに至ったのだったか思い出せず、そうだ、アルロンさんがnoteでオススメしていたのではなかったか、と思ったのですが、アルロンさんのところで検索してもそれらしい記事に引っ掛からず、はて…と思っています。 どなたか、我こそはこの本をオススメしたぞ!という方がいらしたら教えてください。 *** この本の中に、放送作家に向いていそうなのに頑なに拒み、理由を尋ねると「人間関

          集団行動不得意

          合流して1時間、もう帰りたいと思ってる

          夫のきょうだい夫婦が、家を建てました。 そこで、お祝いついでに新居へ伺うことになりました。 伺う日程を忘れてはいけないのでスマホのカレンダーに書きこんだし、気分を上げる為にお土産のお菓子を(ちゃっかり自分たちの分も)予約したし、お祝いもピン札を用意して封筒に入れました。 うん、完璧だ。 正直なところを申し上げますと、わたしは夫のきょうだい夫婦がどんな場所にどんな家を建てたかについて、ぜんぜん興味がありません。 ただ、どうやら近しい人の新居には喜び勇んで足を運ぶのが定石

          合流して1時間、もう帰りたいと思ってる

          人生は長いおままごと、なのかも/村田沙耶香『ハコブネ』

          わたしは基本的に「ただのわたし」として生きています。 でもときどき、わたしこれ、この感じで合ってるのかな、この方向性で大丈夫かな、と揺らぐことがあります。 何かしらの、役割としての存在を求められるときです。 例えば… 両親の娘として 近所のおばさんとして 取引先の事務員として 隣家の嫁として 友人の妻として 先輩社員として 儀式系は、特に顕著ですよね。 結婚式やお葬式、お祭りだとか卒業式なんかも、悲喜こもごもの「それっぽさ」が必要になります。 お父さんお母さん、今ま

          人生は長いおままごと、なのかも/村田沙耶香『ハコブネ』

          まあまあ、と宥められると余計腹が立つのは何故かしら

          会社の後輩Aちゃんが、取引先のB氏から理不尽な仕打ちを受けました。 電話をした際、Aちゃんには何の罪もない話なのに大声で怒鳴られたのだそう。 なんか、怒られちゃいましたー と言って内線を掛けてきたAちゃんの話を聞きながら、B氏とかつて直接やり取りしたとき、確かに言葉の端々に引っ掛かる点があったなということを思い出しつつ、わたしは段々腹が立ってきました。 もちろん後輩のAちゃんにではなく 取引先のB氏に。 ちょうど同じ頃、別件でB氏の会社を訪ねた弊社営業担当は、打ち合わ

          まあまあ、と宥められると余計腹が立つのは何故かしら

          「出くわす人の大半とはうまが合わない」この世界で

          noteには公式アカウントの連載がいくつかあって、向坂くじらさんという人をわたしは、noteで初めて知りました。 向坂さんの記事は更新される度に読んでおり、その着眼点と思考力に毎回唸らされていますが、ときどき「わたしも同じことを感じていた、けれども言語化して(できて)いなかった」表現がひょっこりと登場します。 以前わたしのnoteで紹介したのは「同じくらい性格の悪い」というもの。 今回は「出くわす人の大半とはうまが合わない」という表現でした。 少し引用してみます。

          「出くわす人の大半とはうまが合わない」この世界で

          MBTIは少数派を救うかも

          ああ、この世の中生きづらい。 と思う人は多いでしょう。 わたしもまた、その1人です。 ただ、わたしは20年前に比べて、今の方がマシです。 ついこの間までは、意識せずに多数派街道を突っ走っている人にとってはさぞ、生きやすい世の中だったことでしょう。 ところが少数派の意見もジワジワと市民権を得始めている今、多数派の人々もまた、居心地の悪さを感じている。 ああ、この世の中生きづらい。 でも、よく考えてみてほしいのです。 かつて得ていた自由は、誰かの苦しみの上に成り立ってい

          MBTIは少数派を救うかも

          甘味処におじさんが1人でいたら、わたしは見ます。

          「お前のことなんか誰も見てないんだから、気にすることないよ」 というアドバイスを耳にしました。 的を射ている、ような気がしますよね。 確かに、店内の9割が若い女の子で、みんなそれぞれキャッキャしている甘味処におじさんが1人で入店しても、みんな自分たちの話に夢中で誰も見ていない、かもしれません。 でも、もしわたしがその場に居合わせたなら、わたしは結構、そういう異質な人を見て、ただ眺めるだけではなくしげしげと観察し、想像するタイプです。 気まずそうだな。誰かと来るつもりだ

          甘味処におじさんが1人でいたら、わたしは見ます。

          人が何かしてくれると思わない方が幸せかも

          「ちょっと、置いてかないでよ!!」 階段を下っているとき、金切り声が聞こえたのでそちらを見ると、鬼の形相で上方を睨みつける20代くらいの女の人が、踊り場に立っていました。 さっきわたしとすれ違って階段を上っていった男の人(おそらく恋人)が、立ち止まって女の人の方を振り返り、ため息交じりに呟きました。 「大きな声を出さないでよ…」 女の人は「大きな声を出さないでほしいんだったら、初めから置いていかないでよ!」と尚も言い募り、大層おかんむりのご様子でした。 すごい…

          人が何かしてくれると思わない方が幸せかも

          「地球を守る」ってなんだか

          先日、とある外来生物のニュースを見ました。 害獣、とされるその動物(リス)の特徴として、以下の2つが挙げられていました。 ・密集した群れで生息している ・雑食で何でも食べる だから自然環境や農作物に悪影響を及ぼす、害獣だ、と。 え?でも待って。 わたしたち人間も、同じですよね。 ・密集した群れで生息している ・雑食で何でも食べる そればかりか、飲む必要もないのにお酒を大量に飲んで正体を失くしたり、満腹になってもまだ食べ続けてお腹を壊したりします。 それらのことを、

          「地球を守る」ってなんだか