【相談】褒め待ちをされる。すごくされる。
周りの男たちの、褒め待ちが止まりません。
…
まず前提として、わたしの中年期基本理念に
「面白くないときは笑わない」
「思っていないことは言わない」
があることをお伝えしておきます。
若い女カテゴリーに属していた頃によく、笑え笑えと言われていたので、中年となった今、この理念を策定したのはその反動です。
笑ってやるもんか、相手の望んでいるリアクションをしてやるもんか。
悔しかったら面白い話をしてみな、と意識的に上段の構えを崩さないようにしています。
だから、わたしからの褒めを待ったところで、最大限の報酬を得られる可能性は低い。
実際、わたしが本人の予測以上に褒めたことはないはずです。
それなのに、褒め待ちが止まらないのです。
どうしたらいいのだろう、と頭を抱えています。
例えば、同僚に上司の愚痴をこぼしたとき。
ほんと困る。今日もそうだったけど、仕事中に取引先の悪口とか大声で罵ってるのとかが聞こえてくるのが嫌。元々搾りかすほどしかないわたしのモチベーションを削ぐのは本当にやめてほしい。
どうしたらいいんだろう…
そんなとき、褒め待ちワードが返ってきたりするのです。
あー。
俺は悪口言わなくないすか?
言いたいことあってもちゃんと呑み込むし。
俺、職場の雰囲気作りに貢献してますよね!
(褒めて!褒めて!)
…
わたしは上司について話していたのであり、あの悪癖を多少でもどうにかする為に何かよい手立てはないだろうか、という相談を同僚にしていた筈なのに。
(今、お前の話はしていないし、わたしは本当に困っているのでお前を褒めている暇はないのだが?)
本心はこうですが、そのまま「お前の話はしてねえから」と発言するほど、わたしはまだ人間として振り切れていません。
あぁ…(また褒め待ちか)
まぁ、そうだね。
とか返すわけです。
そうすると、相手は褒め待ちをやめない。
チャンスがあれば褒めてもらおうとする。
これは、悪循環です。
なに?なんでそんなに褒めてほしいの?
相手の話をまるっと覆してまで?
深い徒労感を味わいながら、若い女カテゴリーに属していた頃は褒め待ちされなかったな…ということにも気付きます。
あの頃、周りの男たちは「褒めてほしい」より「教えてあげたい」が強かった気がするのです(どちらも全く求めていないのですが)。
いや、もう知ってるけど?という情報を非常に熱心に語ったり、いや、わたしそれ興味ないけど?という話題に長時間費やしたり。
ただ、形は違えど求めているものは同じ、という気もします。
自らの長所を、他者に認めてほしがっている、ということ。
不思議なのは、女性には褒め待ちする人があまりいないということです。
こちらから褒めると謙遜されるし、もはやみんなの前で褒められることを迷惑と感じている気配さえある。
もしくは、褒め合い・慰め合いになる。
褒められたら褒め返す。倍返しだ!状態になる。
これは、生物学的な性差というより、社会的性差、つまりジェンダーの問題なのではないか、と感じています。
皆さんは褒め待ち、されますか?
どのように対処されていますか?
あと、何故そんなに褒めてほしいのでしょう?
どなたか、教えてください。
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