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うつ病と知的生産

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【ほぼ無料】人生が変わったスゴイ本 「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」

うつ病を患って6年目、寛解は絶望的と思われましたがミニマリズムに出会って、少しずつ人生が好転しています。そのミニマリズムを学ぶきっかけになった本「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」と、そのあらすじと内容、そして僕の人生にどういう変化があったかをこの記事で書いていきます。 いやほんとにマジで人生変わったよどうしても強調したくて、変なこと書いてすみません…。 ミニマリスト。結構前に流行った思想で知っている方も多いと思います。正直言って「宗教じみてる」と思われる方も

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    • 「縁」に導かれて救われていく

      ※柄にもなくほんのちょっとスピリチュアルな話をします。苦手な方はご注意を。 この頃、鬱の傾向が重く、また実存の深い悩みに突き当たり、かなり精神が疲弊していました。 その中で「縁」という言葉に出会い直し、救われました。 皆さんは縁(えん)という言葉にどんな印象を持っていますか? 僕は明るいイメージを持っています。どこかの明るい未来に繋がる、その為の「関係」というイメージです。 関係と言ってもそれは、人間関係という狭い枠組みではありません。コップに水を注いで飲むこと、椅

      • 新聞のコラムを写経すると、文章力が上がるらしいのでやっている

        最近、朝日新聞デジタルの会員になって、天声人語というコラムを毎日紙のノートに書き写しています。 この奇妙な習慣の始まりは、奥野宣之さんの「知的生産ワークアウト」という本です。その中でアウトプット力を高める方法として「ToDo23 新聞一面の六〇〇字コラムを毎日書き写せ」というものが紹介されています。 著者はアウトプット力を高めるには「とにかく書くこと」だと言い、特に日刊の新聞に載っているコラム、読売新聞なら編集手帳、日経新聞なら春秋、産経新聞なら産経抄などを写経する事を

        • 新卒でシステムエンジニアになってうつ病を患った

          初めての就職先は神奈川県にあるIT企業で、そこでシステムエンジニア(以下SE)として勤めていました。 3年いかない程でうつ病と診断されて、退職しました。 「はじめての仕事」というタグを付けているので、新社会人の方も読まれているかもしれませんね、言っておきますが、精神に不調を抱えるまで仕事に専念はしない方が良いです。 退職するのが一番良いですが、生活がある以上すぐに退職は難しいでしょう。まずは身の回りの親や友達に相談しましょう。僕は誰にも相談できず潰れてしまって、うつ病と

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        記事

          自己紹介のアップデート/泡沫とは何者なのか

          名前 泡沫と申します。世の中は諸行無常で、その中を揺蕩う儚い泡との自負を込めています。 趣味、好きなこと ゲームと知的生産の事を調べたり考えたりする事。 今の仕事、今取り組んでいること うつ病の治療に専念のため無職です。 知のユニバーサルデザインという野望の為、それに必要なゲームデザイン論や文章執筆術などの勉強をしています。 どんなnoteを書いているか・書きたいか ゲームと知的生産、学んだことの共有記事を書きたいですが、うつ病の事も多々書いています。 ここ

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          あくまでも自分の歩みで

          少しずつだけど人生が良い方向に進んでいる気がする。 一時的な浮きとか感情の起伏でも良い。藁にも縋る思いでこの気持ちや体験を心に焼き付けて大切にしたい。 僕は事情があって、自分の家ではなく友達の家に半同棲している。そこのアパートの住人の方とかなりの時間話す仲になったのだけど、今日その方(以下Mさんとしよう)に、君が社会に適応できていないのを初めは甘えとかやる気が無いだけだと思っていたけれど、付き合いを深める内に何かおかしい、この子はこの子なりにもがいているのに上手くいってい

          あくまでも自分の歩みで

          うつ病と読書

          うつ病を患ってから6年ほど経っている。寛解はほぼ絶望的だが、それでも生きていかなければならない以上、気分が落ち込んでも勤め続けられる職場や、メンタルコントロールの技術が必要だ。 うつ病になるまであまり読書家ではなかった、なのでうつ病以前の読書の感覚があまり分からないのだけど、今現在本を読もうにもメンタルや気力に左右され集中できないのが辛い。 本は待っていてくれる。急かしもせず、早く読めと鬼電してくる事も無い。けれど、人間の側は勝手に焦る。それは、資本的自由主義の風潮から来

          うつ病と読書

          シン・仮面ライダーと弱い人間たちの話

          昨日シン・仮面ライダーを観た。前評判を聞くに一般評価は良くないみたいで、逆に楽しみだった。 言葉になり難いものを受け取った…。庵野監督に憧れというか、勝手に自分と近い人間かもしれないという気持ちを抱いている。それがほぼ確信に変わったし、やっぱり創作の力を養いたいと思った。 観てすぐに以下のあらすじを書いた。 この映画で描かれていたのは、ひたすらに弱い人間としての仮面ライダーだった。ヒロインのるりこにコミュ障と指摘され、(描かれなかったけど)様々な経験から力が無い事を痛感

          シン・仮面ライダーと弱い人間たちの話

          書けない人間が本を書いているのは何故か?

          こちらのメルマガにて、「本を書くことについて」という話が掲載されておりました。丁度本を書いている僕にクリティカルに刺さる内容でした。それを読んで想起したのは、そもそも何故僕は本を書いているのか?という事でした。少しその事を書いてみます。 まず言い切ってしまうのですが、僕は書けない人間です。どうしようもなく書けません。じゃあ何故今、記事が書けているのかというと、それはバカだから書くことを諦めきれなかったからです。 書くことが向いていないなんてずっと前から分かっていたんです。

          書けない人間が本を書いているのは何故か?

          大人になろう

          以下の記事を書いて思ったのは、自分が凄く覚悟の足りない子どもであったという事です。年齢は公開していないですが、20代後半のアラサーと呼ばれる年齢です、自覚が無くて嘘みたいでした。でも、本当なので自覚が必要に感じました。 昨日その事に気付いてから、年齢に合う行動を心がけています。 まずは、大人とは?という話が出てくるでしょう。僕が思うにそれは周りの世界と、確固たる自分の気持ちが決めるものです。 世の中は仕事をしないとお金を得られず、お金が無いと食べ物が買えないので基本的に

          大人になろう

          Scrapbox・Obsidianの使い分けと転記基準の考察

          僕は、Scrapboxをアイデアを貯めておく場所として使い、Obsidianは知識を体系化させてリンクして置いておく場所として使っています。 先述の通りにこう使おうとは決めていますが、それに沿った運用が上手く出来ず混乱する事があります。勿論、2つには似た機能が有るので完全に分離した使い方が出来るとは思っていません。けれど混乱して書いたものを二重管理してしまう事もあり、それは直したいと思って使い分けなどをこの記事で考察したいと思っています。 考察してみる実際のScrapbo

          Scrapbox・Obsidianの使い分けと転記基準の考察

          怠惰に生きてるのか生きてないのか分からない

          頑張り過ぎて周りに迷惑をかけていたんじゃないかと思い至った。 なんだか真面目って良い様には生きられないのかもしれない。少なくとも自分のケースは。 過剰適応だねってマイナスな意味で言われたことがある。そうだね、多分そう。やっと分かった。 どうやったら不真面目に生きられるのだろう。今までの生き方全てが真面目モードなのだとしたら、経験がないから全く分からない。有名人の誹謗中傷でも始めてみようか(完全な嘘です、自暴自棄的でごめんなさい) もっと他人批判的で、責任は全て他者へ押

          怠惰に生きてるのか生きてないのか分からない

          インプットが足りていないから読書する

          最近、書くことについて考えたり、その事を文章として書いています。 始めのうちはスラスラと書ける事もありますが、長くは続きません。疲れもあるでしょうが、それよりも自分の中に論考・考察の貯まっていた山が尽きた感覚があります。いわゆるインプット不足だと思っています。 車のガス欠の様なものです。 そうなっては遅々として書くことは進まず、悩んでも悩んでも、書けども書けどもというか書けない、そういう事になります。 読書がインプット材料として有用な事は周知の通りでしょう。書籍には自

          インプットが足りていないから読書する

          アイデンティティ形成の分岐点

          僕は恐らくアイデンティティ形成の分岐点に立っています。 哲学の入門書などを読んだ時にとても精神的に苦しくなる自分がいて、何故だろうと考えたら行き着いた答えです。 そもそもとして僕はアイデンティティの形成が上手くいっていない実感があります。昔から楽しいことが少なくて興味関心が薄く、また他者に影響されがちで友人がハマっていることに関心を持ち僕もハマる事を繰り返していました。普通の話にも聞こえるかもしれませんが、一般と比べてもその傾向が強いと客観的に見ています。 さて、アイデ

          アイデンティティ形成の分岐点

          書けない日記20240208[1日目]

          本を書いています。書いているというよりも、本を書けていませんと言う方が適切な気分です。 この本は「書けない」人への贈り物として書いていて、僕自身が「書けない」経験から書くためにしている工夫や心構えを記そうとしています。 で、書けてはいません。 何故書けていないのか ゴールが良く分かっていない可能性が高いです。 書けない状態というのは結構種類が有ると感じています。 例えば書くことが無い人、書けるけど相応しい表現が見当たらずに辟易している人、上手い文章というのが分から

          書けない日記20240208[1日目]

          2024/2/5WRMへのお返事と、僕の書くことについて

          敬愛するブロガーで作家の倉下忠憲さんに僕の記事をとりあげてもらって、返事ないしはアンサーとも呼べる文章が公開されています。コメント欄にて感謝と読んで感じたことを伝えたいと思っていましたが、長くなりそうなので当記事にて書かせて頂きます。 まずは有難うございます。自分の勇気を出して書いた「与太話」に文章の形で反応が返ってきた事に驚き、また、その有難さを噛み締めています。 さて、色々書きたくてリライトが4度ほど繰り返されてしまいました。 まずは勇気をもらいました。貰ったという

          2024/2/5WRMへのお返事と、僕の書くことについて