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「イタチきゅうり」って素敵な名前
梅雨の終わりの雨が続き、畑に1日行けないと野菜もどんどん成長するらしい。
この所、もんぜん市で見かける巨大きゅうり。
「これはな、年寄りは【イタチきゅうり】言うんや。いこういこう(大きく大きく)なりすぎたんは、お出汁で炊いて、とろみ付けたらええで。冷蔵庫で冷やしといたら美味しいで、作ってみ」と。
「イタチきゅうり??」と思わず聞き返しました。初めて聞いた言葉です。
確かに、大きくて黄色いきゅう
【後編】川で洗濯した笹葉で、つまき(ちまき)こさえる!
6月9日雨。山の集落はひんやり、寒いくらいです。
萱原地区の「つまき作り」は6月9日、旧暦端午の節句の前日に作ります。続編の記録を綴ります。
多賀町萱原(かやはら)のYさん宅に朝9時集合。
前編はこちらから ↓
笹葉の準備
笹の新芽の細く丸まっているところと、小さい葉をハサミで切ります。
「新芽は抜けたら抜いたらええ、ハサミでなるべく短く切るやで」と。
ついつい抜きたくなり、引っ張ります
【前編】つまき(ちまき)準備は、川へ洗濯に!!
令和6年の旧暦端午の節句は6月10日。
Yさんは、子どもの頃から毎年、ずっと旧暦 端午の節句に「ツマキ」を作り続けて来られたそうです。
「旧暦端午の節句にウチとこでも「つまき(ちまき)」作るさかい」と聞き、ぜひ取材させてください!とお願いしました。
「ちまき」ではなく「つまき」
滋賀県多賀町にある 2つの川と 3つの谷筋。
同じ町内なのに、谷筋ごとに少しずつ方言も文化も違うのがこの町の魅力的な
「地域学習」で「化石発掘体験」ができるまちで、「ブランディング」に小学生がチャレンジ
2022年、国指定天然記念物になったアケボノゾウ化石多賀標本。
「シガタガゾウのサト祭り実行委員会」は、アケボノゾウ化石多賀標本が国の天然記念物となる動きや、取り組みを契機に動き出したプロジェクトです。『アケボノゾウ化石でわくわくするまちづくり』をコンセプトに活動しています。
シガタガゾウのサト祭り実行委員会の取り組みを紹介します。
多賀町内の小学生は、古琵琶湖層から発掘された古代ゾウ、アケボノ
プラスチック桶が所せましと並ぶ あの光景はなんだったのか?
ホームセンターに並ぶプラスチック桶
まだ多賀町に越してくる前のこと、今でも忘れられない光景があります。
ホームセンターの外壁天井まで何段も並んでいたのが、子ども一人が充分入れるサイズのプラスチック桶の数々。
何にそんなに需要があるのか??と衝撃を受けました。平成10年頃だったかと思います。
当時は、漬物を漬ける桶との認識はなく、雨水タンクかコンポストを推奨しているものかと勘違いしていました。
稲藁をもらいに行って『わらしべ長者』の「しべ」の価値が気になった日
いつも稲刈りは突然
「今年も年末に、しめ縄作りのワークショップしはるやろ?
私らもな、ムシロ編み機を修理してな、ムシロ編みたいねん。
藁をな、確保しといてくれんやろか??」
半年前から、地元老人会を取りまとめる先生からお願いされていました。
「藁そろそろやろ?たのむでなぁ」
と、月曜日に出会った時にも念を押され、そろそろ稲刈りかなあと心構えしていましたが、今年も突然でした。
お願いしていた方から
第1回 つながろほん【コミュニティー通貨「まちのコイン」ってなに?】を学びました!
地域の仲間とつながろまいか
「つながろほん」シリーズ始まりました。
「つながろほん」シリーズ始まりました。
このまちで、地域の仲間とつながって何かをはじめようと思うと、顔を合わせて、いっぱいしゃべる場所が必要なのでは?との思いではじまりました。
「つながろほん」の「ほん」は、滋賀県多賀町近隣の方言です。
「まちのコイン」ってなに?を学びました!
令和5年9月25日月曜日、18時半から文化財
ぼんがら餅はあんこを楽しむもん
ぼんがら餅とは?
初夏、山野に分布するぼんがらの葉を摘んで来て、ぼんがら餅を作ります。
茎にトゲがある半低木のサルトリイバラの事を「ぼんがら」と言います。
滋賀県多賀町内では、サルトリイバラの葉っぱで包んだお菓子を、ぼんがら餅・がらたて餅・がんたち餅・がんばら団子・いが餅など様々な名前で呼ばれています。ちまきと同様に、端午の節句や田見舞いに作ったと聞きます。 また、お盆にお
「カラスノエンドウ」は「CBB」?!
この草、なんて呼びますか?
滋賀県多賀町に来て、何を言っているのか分からなかった言葉の上位に入ります😄。
「カラスノエンドウ」の事を、「シビビ」「シービービー」とこの辺の人はおっしゃる。発音は、英語のCBBです。
田植えが終わる頃に、もんぜん市には、いろんな種類の豆がならびます。 同時期に、CBBにもえんどう豆のような超小型の豆が出来ます。
小さな豆を鞘から取り除いて、少し切