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初めまして、心理カウンセラーのしろうと申します😀


私は内向的hspの方に向けて、
自己啓発の情報を発信しながら、
”自分を受け入れる➕人生やり直す”
をモットーにカウンセラーをしています。


といってもはじめは誰でも、
「お前誰やねん!」ってなりますので、
自分の歩んだ人生をお話ししようと思います。


あなたのように、
内向的hspで苦しんだこと、
ほんのりでいいので伝われば幸いです。


そして、ダメダメな人生を歩んでも、
それでも幸せになれるよ!
ということを全力で伝えたいので
包み隠さず記載しています。
(めちゃくちゃ恥ずかしいですが😅)



お楽しみいただけるように
小説風にしました。


5分ほどで読めますので、
ポテチでもつまみながら、
のんびりどうぞ。🍟



〜・〜・〜・





ぼくは1986年に生まれました。



家族からたくさんの
愛情をもらい、きっと幸せもの。




物心がついてきたのは小学生1年生くらい。



田舎暮らしで穏やかな家族に囲まれていた。



ぼくはぼくにとても優しくしてくれた、
おじいちゃんとお母さんが大好きだった。



夏休みなどの連休で、
おじいちゃんの家へ行くと
よく将棋を教えてくれた。




いつも無口でなにを考えているか
よくわからないおじいちゃん。




臆病で内気でHSPなぼく。




どこに通じるものがあったのだろう・・?





和室の静かな部屋のなか、
かとり線香のお香の香りと、
扇風機のブーっとまわる音。





そんななかでバシっ!と
将棋の駒をたたく音。




「桂馬の一歩は歩の餌食」
「歩のない将棋は負け将棋」
「将棋は3歩先をみて打たないとな」





一緒にうちながらボソボソと
わけのわからない事をおじいちゃんが呟く。

そしていつものようにぼくが負ける。





(くううう・・)

と内心悔しがった。





全然勝てることはなかったけど、
ぼくはその時間がだいすきだった。










でも、ぼくからは
「将棋やろう!」
と気持ちを表現できなかった。







子供は素直といわれるけれど、
そのときからもう既に、
自分のきもちを晒す事が
できないくらい内気だった・・。


なので、いつもお母さんから、
「将棋やってもらったら?」
と背中をおしてもらっていた。



たったそのひと押しで、
心がぱあっと笑顔になった。



自分から言えないぼくには
本当に本当にうれしかった。





だれより大切に大切に
愛情をくれるやさしいお母さん。





無口だけど、いつも黙って
遊んでくれるおじいちゃん。





ぼくはめちゃくちゃ幸せ者だった。








でも、そんな幸せは長く続かなかった・・。





【小学5年生】





学校でぼくはイジメられ始める。







内向的な性格でひっこみ癖、
自分から行動できない人間。

あれもこれもやってもらい
甘えられて育ててもらった経験。

自業自得かもしれないけれど、
そういったものが裏目に出てしまった。



「こいつなら何しても大丈夫!」

「好きにできる!」

「反撃してこない!」








やんちゃな人にイジメの
ターゲットにされてしまった・・。







休憩時間の体育館や運動場、
ぼくは球技のボールをぶつけられる・・。



バシーーン!!


とボールをぶつけられる音。





「ハハハハ!」

と響く、嫌な声。









・・・・

いたい・・

やめてよ・・・


・・・心が泣く・・・・



・・

・・・・

・・










一人でトボトボ帰る田舎の静かな路上で・・、


・・
・・・


「オーーーイ!!!!!」
掛け声と共に後ろから背中を蹴られる。

・・うわ・・・っ!?

自然と足が走り、
ランドセルに守られながら、
自分の体が急に前に前進する恐怖。

びっくりしながら振り返ると、
そこにはニヤニヤした、
不快な悪魔のような笑みがある。





女子のグループに絡まれて
「きもー!!」
と馬鹿にされることも・・。





・・

・・・・・どうして・・

ぼくは・・なにも・・・

してないのに・・・





・・
・・・





きっと・・・・

こんな弱い性格が悪い・・・








・・

・・・・

そんなつらい毎日が続く。





でも、家族には話せなかった・・。




一度だけ、気づかれてたことがあった・・。

その時のお父さんの意見は
「やり返せ!強くいけ!」
と言いった。





・・

・・・

でも・・・

ぼくは・・・・

そんなに強くでれない・・

・・・・・・・




お母さんはこう言いました
「ほっときなさい」





・・・

・・・・・

それで・・・・

よくなるのかな・・・?




・・

・・・・





この頃から、
お父さんの性格は真逆と気づいて、
相談事はしなくなった・・。





友達からは
「気が小さいからな・・」
と、よくいわれた。



それは痛いくらいわかってた・・




「筋トレして鍛えると気が強くなるよ」
そんな言葉を風の噂で聞いて、
頑張ろうとしたこともあった。




だけど、



・・・・・・・

しんどい・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・




・・



続かなかった・・。





継続できない、根性がない。
そんなダメダメな自分を
ますます呪った。






いつしか大好きなおじいちゃんとも
遊ばなくなっていた・・・。




【やがて雨は止み、空が晴れる】





中学生になると幸い
いじめグループから距離が離れ

いじめはピタリととまり、
ぼくは不自由なく過ごせた。




そして高校生では、
囲碁将棋部という場があったので
ひさしぶりに将棋で遊べて楽しめた。

幼いころに大好きな
おじいちゃんに教わった遊び。

ぼくは嬉しくてたまらなかった。


授業中にまで、うしろの席の友達と
こそこそ将棋をしたこともあった。
それほど嬉しかった。

でも、後ほど先生からこっぴどく怒られた。
怒られたけど、それも良い思い出。



こんな自分とも遊んでくれる人がいる。
本当にうれしかった・・。

おじいちゃんに教わったおかげで
たくさんの人と遊べて
強いって褒められて。


そして何より、
あのとき教えてくれたおじいちゃんへの
感謝の心がいっぱいで
すごく幸せな気分だった。



・・・・ありがとう・・。



【心を支えたたった一言】




そんなこんなで大学生になった。


初めてのひとり暮らし。
ぼくは芸大へいった。




絵をかく仕事に憧れていて、
芸術が好きだったから。




「大学楽しみだな〜」
当初はそんな気持ちだった。



でも・・・、
そんなものはあっさり砕け散っていった。



その大学の課題は、
とにかくたくさん作品を出すこと。
提出、提出、また提出、その繰り返し。


それが非常にきつかった・・。





ぼくの作品はド素人、
馬鹿にされるのが怖かった。
表に出すのがつらかった。


またいじめられるかも・・・、
そういう気持ちが強かった。


自分の存在を否定されるつらさが
痛いほど心に刻まれていて、
二度と味わいたくなかったから・・。



気弱で内気で自分から動けない性格。

そのせいで人間関係もなかなか馴染めず、
ぼくは浮いた存在となってしまった。



なんども方向を見失いながら、
大学という巨大な施設のなかで
自分の居場所を見つけようとする日々・・。



そんな大きな空間で友達は0
行きも帰りも講義も休憩も
ぼくは・・・、
ずっとひとりぼっちだった。



課題もただただつらいだけだった・・。



はぁ・・・、
まわりはみんな上手いなぁ・・。



人目を気にしてばかりの、
他人と自分の比べっこ。


抜け出せない、
そんな世界へ堕ちていく・・。



・・

・・・

みんな楽しそうに笑って

幸せそう・・

・・

・・・






なのに・・・

それに比べて・・

ぼくは・・・・・・






押し寄せてくる

孤独感と不安や恐怖。



相談相手もいない・・





・・

・・・

ぼくはいったい何を

してるのだろう・・・

・・

・・・







どうして・・、

こんなことに

なったんだろう・・。



・・


・・・



本当になさけない・・・。



・・


・・・




まわりより

劣っていて滑稽・・。

妬み、劣等感、コンプレックス

どんどん黒いものが押し寄せてくる・・。


・・
・・・・・
居づらいな・・・・・・


そんな居心地のわるさから
不登校になり、大学から逃げた。


ぼくはひきこもってしまった・・・。






1年以上大学にはいかなかった・・。




誰もいないひとりの部屋で
死んだ魚の目をしたように、
暗く孤独にゲームをぽちぽちやるだけ。





・・


・・・



もう・・・

現実をみれなかった・・




現実に戻りたくなかった・・・・・





ずっと笑って生きていたい・・・







楽しんで生きていたい・・






ただ、それだけなのに・・・・






どうして・・・・・?





それを願うのは・・・・






そんなに悪いことなの・・・・?






こんなにつらいことなの・・・・?





・・・・・・・






嫌だよ・・・

こんな自分・・・





・・・・・・

・・・死にたい・・







最初から

人生やり直したい・・。






そんなある日、
封筒が溢れでそうなくらい
たまったポストに、
親から手紙が入っていた。






・・・・・・

え・・・?






その封筒を見たとき、
どっしり重たいなにかが
のしかかったように、
胸が苦しくなった。






ずっと学費を
払ってくれている親




ずっと私を大切に
育ててきてくれた親





卒業して立派な大人になると、
信じて待ってくれている親



・・

・・・

なさけない・・・






なさけなさすぎる・・・・





つらい・・・・






くるしい・・・・・・






どうしてこうなったの・・・?






ごめんなさい・・・







こんなぼくで、
ごめんなさい・・







情けない息子で、
ごめんなさい・・・・








おしよせてくる罪悪感








現実とむき合う勇気すらもてなくて
その手紙をみることなく
捨ててしまった・・。








結局、不登校で心配した大学は
親へ連絡をし、引きこもりがバレて


今後どうするか相談して
中退して実家へかえることになった。






その時のお父さんとの
電話内容はこんな感じです。







父「おう、学校どうや?」




・・・

・・なんて・・

・・・・言おう・・・・?

・・・・・・・・・・・・・





「・・・もう、ずっと・・いってない・・・・」






・・・・・・

大丈夫、ちゃんといってる!
と、嘘を言えるほどの元気もなかった・・・。




・・・・・・・・・・




父「そうか、どれくらい行ってないんや?」





・・・

・・・・・・

「・・もう、ずっと・・・・・」

・・・・・






・・・・・・・・・





父「そうやろな、学校から電話きてな・・、
実は前から知ってたんや」






・・・・グサ・・




父「何してるんやろなー。思ってたけど・・」







・・・・・・・・

ああ・・・怒られる・・・




終わった・・・・・・・

・・・帰る場所もなくなる・・

・・・・・・・




・・

・・・






父「なんか、お前の声聞いて安心したわ!」






・・・・

・・え・・・・?

・・・・・・・・






それ・・だけ・・・・?






父「それで、もう行かないんか?」





・・

・・・・・





ごめんなさい・・・・






「・・・・・・・うん・・」






・・・

こんなぼくで・・

・・ごめんなさい・・







父「じゃあ、中退して帰って来るか?」






・・・・

・・ガッカリだよね・・・

・・ごめん・・

・・・・・






「・・・・・・うん・・」





ムダに奨学金の借金だけを作り、帰る。






こんな情けないことをしたのに、
それでも、ぼくを・・・




責めもしないで、

ありのまま受け入れてくれた。







”おまえの声を聞いたら安心した”






たったその一言が、

ぼくの救いだった・・・。







【まだ、変わらない】






社会人となったけど
スキル0経験0知識0

ろくな仕事につけなかった







だれでもできる
工場のライン作業で
なんとなく過ごす人生






・・・・・

・・・・・・・・






何もできないぼくにはお似合い・・





今からではもう遅い・・・

・・人生終わった・・・・






・・・・・

・・

自己肯定感はボロボロで、
無気力に過ごす日々が続く・・。






そんなある日、
しばらく合うことのなくなっていた、
おじいちゃんの容態が悪いと耳に入ってきた。






・・・

・・・・・・・

・・・嫌な予感がした・・・







【夜中の1時】



消毒薬の香りが漂う空気


ちいさく鳴る
医療機器のおと


まっしろい静かな部屋




不安や恐怖がいりまじった
独特の緊張感がただよう
病院のベッドで、




そこには、かつて、
小さなぼくと将棋をして

たくさん遊んでくれていた
たくさん幸せを与えてくれた
大好きなおじいちゃんがいた。




だけど・・・・、

もう、ぼくのことを
わかっているのか、
わからないのか・・。


そこにいたのは、

酸素マスクに繋がれて

モウロウと天井をみつめるだけの

おじいちゃんの姿だった。





直感で・・・・、

最後がちかいと感じた・・。






・・・・・

え・・何これ・・?

・・こんなに酷いの・・?






無気力に立ち尽くし
見ていることしか
できなかった・・。





・・

・・・




その後すぐ、亡くなったと知らせが入り葬儀へ。




親戚などであつまって
晩餐会などをおこなった。



・・・

・・・・・・



もうあまり顔を合わせることが
なかったけれど・・。


それでも子供の頃、
たくさん面倒をみてくれた
楽しかった思い出は胸に焼きついている。




人前では泣かないよう我慢した。





だけど・・・、

ひとりになると思い出し、

涙があふれ出た・・。




いままでありがとう・・





関係は途絶えていたけど、

ぼくはずっと大好きだから・・




心にずっと思い出がある・・





ありがとう・・・・・・

・・・・・ありがとう・・





・・・・・・・・




世界は何もなかったかのように
また、いつもの毎日がまわり出す






【人生を大きく変えるきっかけ】





2019年12月初旬





コロナで世界が一変する。


たくさんのニュース。
被害者の報告。

病で苦しむ人々。

倒産。リストラ。

世界はパンデモニック。


それをみた時。






・・・・あれ・・・?

会社にいれば安定じゃなかったの・・?






え・・・・・・・・?


国税庁調査の数字では・・、
会社が10年続く確率は6.3%・・!?





・・・・?





それってつまり・・・、

人生に安定なんてものはない・・

人生に保険なんてものはない・・・





・・・・・・・・





・・・・

・・・・やばい・・




もし、ぼくがまたつらい環境に
おちいってしまったら・・・?




きっと・・・、
問題から逃げて・・・
また引きこもる・・




・・・

・・・・・・




でも、あの時支えてくれた家族は・・

おじいちゃんみたいに、
いつか亡くなくなる・・・。





いやだ・・・・




まだ死なないで・・・




今のぼくは情けなくって・・




きっと心配しながら、

心残りで亡くなってしまう・・




そんなのは・・




絶対にいや・・・・・






迷惑かけないようにしていたつもりが、

最後まで迷惑しかかけてない・・・。

「ぼくはもう大丈夫だよ」

っていいたい。





お父さんもお母さんも優しい・・・。





おじいちゃんも

最後に命の尊さを教えてくれた・・。






愛情たくさんもらえたおかげで

立派な大人になれたから、

最後は安心していっていいよって・・






おかげで素敵な大人になれたよって・・




言いたい・・・・

おもってもらいたい・・・・




今までのお返しで老後は絶対支えたい・・・






どんなにつらい環境がきても、

「成長したからもう大丈夫!」

って笑いたい。




・・

・・・




変わりたい・・

変わりたいよ・・・





何してもダメな自分・・




何しても続かない自分・・・




内気で臆病で情けない自分・・





大っ嫌いな自分とさよならしたい・・



人に嫌われても

会社がなくなっても

困難な状況におちいっても

どんな状況でも

強い心でまっすぐ歩ける

心が欲しい・・・・。






・・・・

まだ・・・・・

・・・・・・・・

ぼくは生きている・・・・

・・・・・・

まだ・・

・・・・・・

・・・時間は・・ある・・・。


そうして静かに眠っていた種が
ようやく芽を出した。


〜・〜・〜・


いかがだったでしょうか?


ようやくこうして30歳半ばで、
今の自分と向き合うことができたんです。


心理学、マインドフルネス、自己啓発、ビジネス教材、認知行動療法
200万以上も自己投資をして、
たくさん学び、大勢の人から支えられ。

ようやく他人に振り回されない人生を
歩めるようになりました。


この世界は一人では生きていけません。
たくさんの人に支えられながら成り立っています。

私が前に進めるようになったのも、
自分が変わりたい、
良くなりたいという意思と、
たくさんの人に支えられたからです。


その過程で頂いた愛を恩送りしたいと思い。
私はカウンセラーを選びました。

頂いた愛を、苦しんでる方へ循環させるために。




ごらんの通り私の過去は、
ボロボロで情けない過去ですよね?

でも、どんな惨めな過去を歩んでも、
これよりもっとずっと酷くても、

いつからでも人生はやり直せる
これだけは断言できる。




私は、あの逆境から折れずに踏ん張れたのも、
内向的でありhspであるおかげだと思っています。


その力を持っているのは私だけではありません。
あなたにも秘めているんです。


周りから土をかぶせられ、深く埋められ、
あなたの種は芽を出すのに苦労しているだけ。



今は人生100年時代。


あなたはあと何年生きますか?
残りの人生をどう生きたいですか?


そのお手伝いをさせてください。

私と一緒に素晴らしい人生にしていきませんか?😊




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