- 運営しているクリエイター
2022年11月の記事一覧
時間の無い夜〜11.27 ROTH BART BARON@名古屋城・本丸御殿中庭
様々な場所やスタイルでライブを行っているROTH BART BARON。今回、名古屋城の秋の夜間特別公開の企画「音と光と名古屋城」に出演し、名古屋城の本丸御殿中庭でROTH BART BARONを観るという滅多にない機会を得た。ブッキングを担当したのは「森、道、市場」のイベンターjellyfish。つくづく、この都市の音楽カルチャーを面白くしている重要なチームである。
そもそもはアートディレクタ
アマプラでドラマを観た(仮面ライダーBLACK SUN/モダンラブ・東京/モアザンワーズ/THE BOYS season3)
仮面ライダーBLACK SUN
1987年から放送された『仮面ライダーBLACK』を西島秀俊主演でリブートしたもの。平成ライダーを少々嗜んだ後に「仮面ライダー・シン」にさいぶハマり、そして日本の刑事ドラマやサスペンス映画を好んだ身としては仮面ライダーって意外とハードボイルドテイストって合うのでは?大人の俳優たちで作っても面白いのでは?と思ってたのでこのリメイクのニュースにはだいぶ興奮。そして実際
2022年11月に観たライブ(the chef cooks me × imai/アカシック[配信])
11.2 the chef cooks me Tour “Feeling” 2022@名古屋CLUB UPSET(ゲスト:imai)
ゲストにimaiを迎えたこの組み合わせは4年前の福岡grafで観て以来。偶然だけどもまさか名古屋でも同じ座組に出くわせるとは。まず登場したのはimai。やはり最高である。仕事の終わりの疲れに効くフルテンションのダンスミュージック。バキバキなシンセさばきで脳天に刺さ
揺さぶられる人間の味~「窓辺にて」
今泉力哉監督、稲垣吾郎主演による映画「窓辺にて」を観てからというものの、何度となく考えている。人間味とは何かということを、だ。愛嬌とかクールさとか、そういうキャッチーなものじゃなく誰しもが自分で知らないうちに抱えているような人間の味。それは自分で把握している部分もあるだろうが、他の人からしか知りえないものも沢山ありそうで。そんなことを考えれば考えるほど、他者と生きることの面白さと不思議さが押し寄せ
もっとみる最近配信で観たお笑い(浦井が一人と「話」が三つ/ダウ90000ドキュメンタリー「耳をかして」)
11.19 浦井が一人と「話」が三つ(アーカイブ11.26まで)
昨年に続いて行われた、男性ブランコの浦井のりひろによる1人芝居×3のコントライブ。脚本家として神谷圭介(テニスコート)、蓮見翔(ダウ90000)、そして浦井自身が台本を書き下ろし。1本目、神谷による作品は理知的なのか狂気的なのか定まらないその揺らぎの表現が絶妙でこの演技力はこういうライブが組まれるに相応しいものだ、と。そしてラスト
2022.11.16 MOROHA × 蛙亭、挫け昂るということ
MOROHAがお笑いコンビを迎えて敢行している全国ツアー。名古屋ReNY Limitedのゲストは蛙亭。蛙亭といえば、イワクラがゴッドタンの「マジ歌選手権」でMOROHAをオマージュ(本人はパクったとこのライブで言っておりました)をして、自身の笑いへの想いを叫んだことは有名な話。その後、対談などを経て今回の対バンに至った。
サンパチマイクの前にまず登場するのは蛙亭だ。ツカミでイワクラはMOROH
MCUフェイズ4・最後の4作を観た(ブラックパンサー ワカンダフォーエバー/シーハルク/ワーウルフ/アイ・アム・グルート)
初めてリアルタイムで追うことができたマーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ4も遂に完結。一貫してアベンジャーズたちのそれぞれの決着と次世代への継承、そして新ヒーローの登場という、2度目のフェイズ1に相応しいスタートダッシュ期間。集結が楽しみでならない!
ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー
主人公ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンが2020年に急逝。代役を立てず、脚
オンラインで演劇を観た⑨(ダウ90000「いちおう捨てるけどとっておく」/ケラリーノ・サンドロヴィッチ「世界は笑う」)
ダウ90000 第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』
「ABCお笑いグランプリ」決勝進出やフジテレビでの冠ドラマ、更に「エルピス」のスピンオフと怒涛のごとく躍進し続ける若手劇団の演劇公演。大学受験の学習塾を舞台とした物語。最初はいつも通り、どういう話なのか掴めない小気味いい会話の応酬(ルビサファ、ってやってた人しか言わない略称って感じで身体性があってイイ)でにこにこ笑っていたし、今まで
終わらない予感は消せない〜2022.11.10 Base Ball Bear 20th Anniversary 「(This Is The)Base Ball Bear part.3」@日本武道館
2010年、2012年に続いて10年ぶりとなる日本武道館ライブ。過去2回は思うようにライブが出来なかったことが何度も本人たちの口から語られており、かねてよりもう1度やりたいと熱望し続けたバンドにとっての立ち向かうべき壁のような会場だった。チケットを売り伸ばすためのニコ生や突然の過去2回の武道館ライブ盤リリース(嬉しい)などもあり、動員はかなり苦戦しているのでは、、?などと余計なことを考えてしまって
もっとみるBase Ball Bear、3度目の武道館にいたる探究の10年〜2012 to 2022
2022年11月10日、Base Ball Bearの結成20周年イヤー最終日にバンド史上3回目となる日本武道館ライブが開催される。メジャーデビューから4年足らずでの1度目の武道館(2010.13)、結成10周年記念の2度目の武道館(2012.1.3)から約11年ぶり。ニコ生のライブ映像実況などで、メンバーはたびたび「また武道館やりたい」と口にしており、ファンとしても待望の公演であった。
ちょう