永遠のカップル

永遠のカップル

『勝手にしやがれ』(フランス/1959)監督ジャン=リュック・ゴダール 出演ジャン=ポール・ベルモンド/ジーン・セバーグ/ダニエル・ブーランジェ/ジャン=ピエール・メルヴィル 解説/あらすじ 自動車泥棒の常習犯ミシェルは、マルセイユで車を盗み、追ってきた白バイ警官を射殺してしまう。パリに着いた彼は、アントニオから約束の金を受け取るために旅行会社を訪ねるが、渡されたのは小切手で、ベリュッティという男が現金化してくれるという。そうこうするうちにヴィダル刑事の尾行が。まいたミシェ

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ユージン・スミスのカメラを通した「ミナマタ」

ユージン・スミスのカメラを通した「ミナマタ」

『MINAMATA‐ミナマタ‐』(アメリカ/2020)監督アンドリュー・レヴィタス 出演ジョニー・デップ/真田広之/國村隼/美波/加瀬亮/浅野忠信 あらすじ 熊本県水俣市のチッソ水俣工場による工業廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く日本における”四台公害病”のひとつ、水俣病。その存在を世界に知らしめたのが、写真家ユージン・スミス氏とアイリーン・未緒子・スミス氏が1975年に発表した写真集「MINAMATA」だ。ジョニー・デップ自身が長年の憧れだったと語るユー

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マスカレード・ナイトを見た感想。(多少のネタバレを含む)

マスカレード・ナイトを見た感想。(多少のネタバレを含む)

こんにちは、こうちゃんです。 今回の記事は先日公開された映画「マスカレード・ナイト」をみた感想を書きます。私は前作の「マスカレード・ホテル」からみていました。 二年前、たまたまYouTubeで映画の予告をみていたときに「マスカレード。ホテル」が気になり、衝動に任せて映画館に駆け込んだ記憶があります。そして、あまりの面白さにハマってしまいました。 そして今回は「マスカレード・ホテル」からの「マスカレード・ナイト」。これは観なければならないと思いましたね。 私は予告を見る

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「♪~上から読んでも下から読んでも、世の中、馬鹿なのよ」

「♪~上から読んでも下から読んでも、世の中、馬鹿なのよ」

『由宇子の天秤』(日本/2020)監督春本雄二郎 出演瀧内公美/ 河合優実/梅田誠弘/松浦祐也/和田光沙/池田良 解説/あらすじ 3年前に起きた⼥⼦⾼⽣いじめ⾃殺事件の真相を追うドキュメンタリーディレクターの由宇⼦は、いま世に問うべき問題に光を当てることに信念を持ち、保守的な製作サイドと衝突することも厭わない。⼀⽅で、⽗の政志が経営する学習塾を⼿伝い、慎ましくも幸せに⼆⼈三脚で⽣きてきた。ところが、ある⽇、思いもかけない政志の⾏動によって、由宇⼦は信念を揺るがす究極の選択を

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朝になったら生まれ変わる彼女たち

朝になったら生まれ変わる彼女たち

『モロッコ、彼女たちの朝』(モロッコ・フランス・ベルギー/2019)監督マリヤム・トゥザニ 出演ルブナ・アザバル/ ニスリン・エラディ 解説/あらすじ 臨月のお腹を抱えてカサブランカの路地をさまようサミア。イスラーム社会では未婚の母はタブー。美容師の仕事も住まいも失った。ある晩、路上で眠るサミアを家に招き入れたのは、小さなパン屋を営むアブラだった。アブラは夫の死後、幼い娘のワルダとの生活を守るために、心を閉ざして働き続けてきた。パン作りが得意でおしゃれ好きなサミアの登場は、

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我が愛しのジェイク・ギレンホール①(ミッション:8ミニッツ/オクジャ/ゾディアック/ドニー・ダーコ)
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我が愛しのジェイク・ギレンホール①(ミッション:8ミニッツ/オクジャ/ゾディアック/ドニー・ダーコ)

ジェイク・ギレンホールが好きすぎる。小生、邦画ばかり見てきた身なので海外の作品への興味の入り口はマーベル作品か小出祐介のレコメンドばかりだったのだが、「スパイダーマン ファーフロムホーム」を皮切りにして初めての海外俳優推しが始まってしまった。過去作どれもなんだか面白そうに見えてくる。日本での推し俳優が松田龍平、オダギリジョー、加瀬亮なのでまぁ納得感はある。この系譜にジェイクがばっちりハマったのだ。これからちょっとずつジェイクの出演映画について語る投稿を続けていきたいと思う。

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映画「万引き家族」感想

映画「万引き家族」感想

この記事はネタバレが含まれます。映画を楽しく見たい方は読まない方がよいかもしれないです。 本当の家族とは。 なにをもって家族なのか、血のつながりなのか、公的な書面なのか、お互いを思う気持ちなのか。 「お互いを思う気持ちがあればそれは家族なのだ。」 そんな答えを観客は持つだろう、ということを見透かしてか、この作品はもう1歩踏み込んで、自分を愛する気持ち、身勝手さ、から、相手を家族扱いするエゴも同時に描いている。 相手を思うことと自分が気持ちいいからする、という気持ちは矛盾し

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映画「心のカルテ」感想

映画「心のカルテ」感想

この記事はネタバレが含まれます。映画を楽しく見たい方は読まない方がよいかもしれないです。 心に残ったシーン母親たちが自分の言いたいことをぶつける中、 妹が姉にむき出しの気持ちを吐露する場面、 先生が、妹だけがキミの気持ちになって語っていたという場面 少年が好きという気持ちをぶつけるが、 お互いの弱さが出てしまい、うまくコミュニケーションできない場面 アートに触れて 人生はすばらしいことだと感じて、かたくなになってしまうところ それを「消えちまえ」と言えたところ 少女がチ

キング牧師暗殺以降のブラック・パワー

キング牧師暗殺以降のブラック・パワー

『ブラックパワー・ミックステープ ~アメリカの光と影~』(2011年製作/92分/スウェーデン)監督ヨーラン・ヒューゴ・オルソン 解説 スウェーデンのテレビ局に眠っていた、アメリカ公民権運動の模様を記録したフィルムをもとに、自由と平等を求めて権力と戦ったアフリカ系アメリカ人たちの歴史を紐解くドキュメンタリー。キング牧師、マルコムX、アンジェラ・デイビス、ストークリー・カーマイケルらの貴重な映像に加え、現代アメリカで活躍する著名なアフリカ系アメリカ人たちが、アメリカの現在や過

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BLMの背景を理解するドキュメンタリー

BLMの背景を理解するドキュメンタリー

『13th 憲法修正第13条』(2016年製作/100分/アメリカ)監督エバ・デュバーネイ 解説 「グローリー 明日への行進」で高く評価された女性監督エバ・デュバーネイが、現在も根強く残るアメリカの人種差別問題と歪んだ刑務所制度の関係性に鋭く切り込んだ社会派ドキュメンタリー。1865年に制定された奴隷制を禁止する修正法「合衆国憲法修正第13条」はすべての人に自由を認めるはずのものだったが、「犯罪者は例外」という言葉が抜け穴となり、黒人が犯罪者として逮捕されやすい現状を招くこ

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