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Take-29:映画『アステロイド・シティ(2023)』は面白かったのか?──映画に解説書はもういらない、監督が“本当に伝えたいこと”とは?
【作品のキャッチコピー】 『1955年、忘れられないあの夏の7日間』 【作品の舞台】 『アステロイド・シティ』とは映画内に登場するコンラッド・アープ(エドワード・ノートン)という劇作家がつくった劇のタイトル、またその舞台となる米国南西部にある架空の町。見渡す限り砂漠の町で紀元前3007年に隕石が落下してできた巨大なクレーターがある。 劇中劇の時代設定は1955年となっており、隕石落下記念日である「アステロイド・デイ」を祝うべく、ジュニア宇宙科学賞の授賞式が開かれる。そ
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Take-18:映画『インターステラー(2014)』は面白かったのか?──意味のある偶然〈シンクロニシティ〉:主人公は旅立たなくても良かったのか?
【映画のキャッチコピー】 『必ず帰ってくる。それは宇宙を超えた父娘の約束──』 【作品の年代・舞台】 実はこの映画の年代設定ははっきりと示されてないのですが、消去法で面白い見解をしてらっしゃる方がいましたね。こちらになります。 [原題] 『Interstellar』 直訳で「(恒)星間の~」 「inter+◯」で「◯と◯の間(の~)」の意となる。「international」や、『RRR(2022)』でもありましたが長い映画で休憩の時に出る「intermition」