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観た映画 「違国日記」

ふと急に映画が観たくなるとき、ありますよね。

数ヶ月前に「変な家」を観て映画館の音響に驚いて、100均で思わず耳栓を買ったんです。
びっくりするタイプの映画だったからか、途中から耳がつらくて…


で、話は戻しまして、お休みだったので近くの映画館にふらっと行きまして、
最近読み始めた漫画が実写映画化されていて、
それを観てきました。

「違国日記」

新垣結衣さん、早瀬憩さんが出演されていて
いつも清楚、可愛らしい役が多かった新垣さんがなんかくたびれてる…?
スレてる…?
でも美しい。
そして話が進んでいくに連れて表情豊かになって…

早瀬さんの演じる朝さんは
わっかいなぁ〜
肌綺麗だなぁ…
っていう印象。
最初に両親を事故で失ってしまうことから話は始まり、
今はいない「お母さん」という存在にどこかで縛られてしまっている。
わかる。


中学生から高校生。
世界が広がり始め、吸収率も高く、影響されやすい時期。


今思えば私もそんな時期もあったんだなぁ…
大人の発する言葉が刺さる時ってあるんですよね。
今でもふと思い出してモヤっとする時もあるんです。

親や先生が言う言葉は大人だから正解。

そんなはずはないのにどこかで大人たちが喜ぶように振る舞ったり、空気読んだり。
そんなの本当に自分なの?

人それぞれ感じ方や傷つく言葉は違うし、共感できるものばかりではない。
でも無理して共感することもないし、自分は自分の人生を歩けばいい。

大人だって傷つくし、急に大人になれるわけではない。
でも、それでいいんじゃないかな。
人間だもの。


原作はより深く、登場人物の気持ちが伝わってきます。
何度も何度も読まないといけない作品だなと思っています。

映画は2時間という短い中で出しきれないものもあったかと思います。
でも俳優さんたちの表情、部屋の雰囲気、久しぶりに感じる若者の雰囲気…笑
音楽も心地良い…
心が浄化されました。

静かに心を揺さぶってくれる映画でした。

サントラ聴きながら原作読んでいきたいと思います。

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