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「ワタクシ」の中の子ども

実母と直接話すのは、1か月ぶり。
連絡方法もいろいろあるのに話す内容は、
子ども(実母からすると孫)のはなし。
成長を話すのは楽しい。
ワタクシ頑張ってます!も醸し出す。

高校生の時とは違うんだなぁ、話すこと。
あの時は、友達のことや、先生のこと
クラスや授業で面白かったことを話したなぁ。

そうだ、大学生になると下宿をしたから
電話でたくさん話したなぁ。引越しして1ヶ月は母とばかり連絡とってた。
料理のことを質問したり、
人生初のバイトのことを相談したり。
大学の生活に慣れて、友達もできると
連絡する回数も減っていったか。

仕事をはじめると精一杯の毎日に
ご飯の心配や睡眠の心配。
土日も出勤する私に
「そこまでせなあかんの?」と。
母よ、私のやることに文句か。
あなたの心配を批判と取ってしまって、うまく返事できなかったけど、頑張っていてよかったと今は思っています。
けど、それから少し仕事の話はやめたよね。

そして、いまは孫を中心とした話。
けどね、わたし、あなたの娘なの。
わたしとお母さんの話もしようよ。
かわいい孫が待っているから長々するつもりはないよ。
いちばん話したいこと、モヤモヤしていることを1つだけ。
「後悔のないようにきめたらいいよ。
昔とは時代が違うんだから。」

飲み込んだ言葉もあったろうけど
尊重されたんだ。わたし。
自分で答えは決めてたのに、母にそう言われると間違えがないと自信を持って思える。

「ワタクシ」もまだまだ、子どもなんだなぁと思う。

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