月の人

精神科医/ライター ポップカルチャーは裏切らないをモットーに Real Soundでも執筆中。https://realsound.jp/music 依頼などありましたらTwitterのDMまで

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    • ポップカルチャーは裏切らない

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      毎週火曜に更新予定のポッドキャスト。暇つぶしにだらだらと好きなカルチャーについて喋っています。

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    [前編]僕らが言ってきた“メンヘラ”って何なのか…クリープハイプ『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』10周年に寄せて

    2012年4月18日、クリープハイプのメジャー1stアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』がリリースされた。行き場のない虚しさ、生活に潜む愛憎、忘れがたい日々や恋、それらを独特の比喩/語彙と言葉遊びを絡めて丁寧に描かれた歌詞。ヒリヒリとした情感を届けるのにうってつけな尾崎世界観(Vo/Gt)のハイトーンな歌声と、それを最高潮の状態で送り出す多彩でしなやかなギターロックサウンド。テン年代のロックシーンに与えた影響は計り知れず、この作品の強度はリリース当初以上に時を経て更

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      • 療養期間中に観たアニメの感想メモ(カイバ/serial experiments lain/彼方のアストラ/トップをねらえ2!)

        カイバ 『犬王』『夜は短し歩けよ乙女』の湯浅政明監督が2008年に発表したテレビアニメ。『四畳半神話大系』以降は原作つきばかりなので、貴重なオリジナル作品。記憶のデータ化ができるようになり、肉体の死がもはや死と呼べなくなった世界を舞台に記憶を失った主人公カイバが記憶を宇宙の星々をめぐって自分が何者かを知っていく物語だ。序盤は、カイバが出会う人々との記憶や思い出を巡る単発のエピソード集でこの時点でも非常に示唆に富むSF。 終盤は焦点が絞られ、カイバ自身のルーツをたどる回想

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        • Podcast『ポップカルチャーは裏切らない』#80.アジカンの全アルバムを語る⑩ランドマーク

          音声配信80回。最も好きなバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの全アルバムを語っていくシリーズ。第11弾はコンピレーションアルバム『フィードバックファイル』について。カップリングやアルバム収録曲をまとめた1作であり、アルバムとアルバムの間を繋ぐ曲の重要性を思い知れる1枚である。 独立した強い曲が多かったナノムゲンコンピの収録曲にはその瞬間の強い探究心が伺えたり、時期ごとの心象が伺えたりするなど、非常に貴重なクリエイションだった、、とか色々と語り甲斐のある

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          • 療養期間を彩ってくれた映画9選

            コロナにぶちかまされて10日間みっちり家にいたのでこれまで溜め込んでた未聴作品を貪るように観てた。"いつ観ても面白いだろう"と信じ備蓄してた作品なので全部凄く良かった。SF/サスペンス多め。全てU-NEXTで観れます search パソコン画面上で全部完結するミステリーっていう触れ込みだけでもう勝っちゃってる感じはあるけど、中身も大満足。このフォーマットでやれることは余すことなく全部やりきってるでしょ。無慈悲なまでのたいらげっぷり。だからミステリ部門での後続ではなく心霊の

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                • ポップカルチャーは裏切らない

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                  まだまだ生まれたての”オンラインで行われる催し“の感想たち。

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                • メンタルヘルスとポップカルチャー

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                  一端の若手精神科医が日々の診療で感じていること、そこから連想したポップカルチャーの話をまじえながら書き残していく文章のシリーズです。

                • 「2012 to 2022」シリーズ

                  • 9本

                  「2012 to 2022」は10年前に発表された作品を起点にして、この10年間の作り手やシーンの変容についてあれこれ記していく記事のシリーズです。

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                  「2012 to 2022」は10年前に発表された作品を起点にして、この10年間の作り手やシーンの変容についてあれこれ記していく記事のシリーズです。

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                  • 最近観た旧作の感想メモ(2022年6,7月)

                    ザ・ピーナッツバターファルコン(Netflix、U-NEXT) ダウン症の青年ザックと町の嫌われ者タイラー、ザックがいる施設の看護エレーナの3人によるロードムービー。ザックを演じる役者はその名もザックで、ダウン症患者。監督が彼の「映画スターになりたい」という夢を叶えるべく作ったという経緯もあり、ストーリーもザックがプロレスラーを目指すメイクドリームもの。涙をよこせ、というタイプの作りではなく笑える部分も沢山あって気持ちの良い映画だ。そうはならんやろ、の連続も往年のスター映画

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                    • 2022年7月に観たライブ(柴田聡子/MIZ/lyrical school[配信])

                      7.1 柴田聡子 Tour 2022 "ぼちぼち銀河"@池下CLUB UPSET 下半期のライブ始め。IMAIKE GO NOWぶりの柴田聡子でバンドセット in FIREを観るのは初めてだ。そしてその最高のグルーヴに酔いしれた。固定メンバーで鍛えあげていくアンサンブルの強靭さに惚れ惚れする。特にバンマスでもある岡田拓郎(5月は森道のROTH BART BARON、6月はネバヤンのワンマンのサポートで観ているので彼の演奏を聴くのは3ヶ月連続だ)のしなやかで技巧的なプレイの凄

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                      • 2022年上半期のMCUフェーズ4を観た(ムーンナイト/ドクター・ストレンジMoM/ミズ・マーベル/ソー ラブ&サンダー)&アベンジャーズ展に行った

                        全然知らなかったけどフェーズ4は当初の予定通りだとソーまでで終わりだったんですね、、何が始まって何が終わってるのかよく分からないくらい広がってきたユニバース。ジャンルもてんでバラバラ、個性しか光ってない4作品の感想をざざっと。色々言われてるけど、全体的に面白いですよ、正直! ムーンナイト 「月の人」という名前でやってる以上、ムーンなんとかというネーミングに反応しがちなのだけど、遂にマーベルにも来たか!と嬉しかった。温厚な博物館のギフトショップ店員スティーヴン・グラントと傭

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                        • Podcast『ポップカルチャーは裏切らない』#79.アジカンの全アルバムを語る⑩ランドマーク

                          音声配信第79回。最も好きなバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの全アルバムを語っていくシリーズ。第9弾は2012年の7thアルバム『ランドマーク』について。2011年という大きな時代の変わり目において生み出された1作。 非常にヘヴィな部分もありますがサウンドとしては解散の危機を経てバンドとしてのアジカンが蘇っていくような佇まいがある。ちなみに今日、7/25は「それでは、また明日」リリースから10年です。 #音楽 #ロック #邦楽 #バンド #音声コン

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                          • メンタルヘルスとポップカルチャー〜『2700八十島のメンタルの話』で考えるお笑いと精神疾患

                            2700八十島のメンタルの話7/19によしもと幕張イオンモール劇場で行われた『2700八十島のメンタルの話』。話題になっていたので配信で購入(アーカイブは8/2まで)して観た。2018年から様々な理由で心身に不調をきたし、そこから3度の入院(ライブ中は「天国に行っていた」と形容)を経て復帰に至ったお笑いコンビ2700の八十島。その天国時代の日々を八十島自身が時系列を追って話をし、その話を彼に近しい芸人仲間(バイク川崎バイク、囲碁将棋、スカチャン、金属バット、アイロンヘッド)が

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                            • 7月の配信お笑いコンテンツを観た(ダウ90000/トゲアリトゲナシトゲトゲ ON STAGE/野澤輸出のお笑い大喜利/コメディ十種競技B)

                              ダウ90000単独ライブ「10000」(アーカイブ7/23まで) ダウ90000がネタのみを披露するコント単独ライブ。今やお笑い/演劇フリークの間で知らぬ存在はいなくなったが、こういう質量のあるコントライブにこそ真価が見えるように思う。カルチャー好きの感性をくすぐるワードチョイスや何ともモヤつく人間関係のあれこれという得意技のみならず、出演メンバーを絞ってその強みにフォーカスをあてるネタや大喜利的な笑いを用いるネタなどかなり多彩。忽那さんのぼんやり感がいいハローワークのネタ

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                              • Podcast『ポップカルチャーは裏切らない』#78.アジカンの全アルバムを語る⑨マジックディスク

                                音声配信第78回。最も好きなバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの全アルバムを語っていくシリーズ。第9弾は2010年の6thアルバム『マジックディスク』について。ゴッチが1人で作り込んだデモを基にしている点、ギターベースドラム以外の楽器の導入など、そしてこれまでのアジカン像を言葉と音で塗り替えていくような気概に満ちた、大きな転換作について喋りました。 本日はNANO-MUGEN CIRCUOT2010の初日が広島CLUB QUATTROで行われた日から1

                                • 2022年7月に観た映画(こちらあみ子/ベイビー・ブローカー/呪詛/スパイダーヘッド)

                                  こちらあみ子 下半期、いきなり頭ぶん殴られるような1作。ヘタに衝撃作とか謳うより遥かに大きな衝撃。自由奔放に生きて周囲を振り回す主人公あみ子。小学6年生から中学1年生へのステップの中、彼女の振る舞いへの目線は徐々に変わっていく、というあらすじ。純粋さと無邪気さと図々しさ、しかしその可愛げが可愛げでないタイミングが訪れ、取り巻く環境はドミノ倒しのように変化していく。変わるはずのないあみ子とそびえ立つ社会の壁。最悪な事態をずっと想像しながら心休まる隙がなかった。 この物語を発

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                                  • ニコ生でライブ配信を観た(Base Ball Bear/私立恵比寿中学)

                                    YATSUI FESTIVALを観るために久々にニコ生プレミアムになったら、月額会員の期間にベボベとエビ中のライブ配信があったんでとても幸運だった。もうあんまり配信ライブを買わなくなってきた今日この頃、結果的にライブ映像配信の古参であるニコ生に戻ってきた感じがあるのがとても興味深い。 Base Ball Bear「日比谷ノンフィクションⅨ」(アーカイブ7.25まで) ベボベ恒例のライブシリーズ。現在結成20周年イヤーの真最中、薄々感づいてはいたがかなり強い曲が多めのセット

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                                    • YATSUI FESTIVAL2022をニコ生で観た

                                      毎年、2会場くらいニコ生で中継されていてそれも嬉しかったのだけど2020年のオンライン開催を経て複数の配信フォーマットによるインターネット上のサーキットイベントを成立させてしまったやついフェス。今年は前年よりも更に増え2日間併せて9チャンネルのニコ生配信がDAY1は7/18まで、DAY2は7/19まで、プレミアム会員であればアーカイブで観れるという。こんな素敵な事態を放っておけず、良いアクトをチョイスして感想を書いてみた。 <DAY1> O-EAST サニーデイ・サービス

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                                      • 表現の爆発〜2022.7.9 ゆうらん船 2nd ALBUM「MY REVOLUTION」リリースツアー@鶴舞K.Dハポン

                                        ゆうらん船の2ndアルバム『MY REVOLUTION』を引っ提げてのリリーツアー初日、名古屋公演が鶴舞のK.Dハポンにて開催された。先月ハポンに行った時にその演奏スペースの小ささに驚き、本当に5人組バンドがここでやるのか?と戸惑っていたのだが本当にしっかりセッティングがなされていた。ドラムは壁にほぼ沿い、鍵盤2台はほぼ客席に食い込んでいる。とんでもない距離感。僕は2階から観たのだがそれでもこの近さだ。東京はキネマ倶楽部でやるバンドを70人キャパで見ることができる、これは贅沢

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                                        • 7.15くるりライブツアー2022@ Zepp Nagoya/くるりを初めて観た夏に思いを馳せる〜2012 to 2022〜

                                          くるり「ライブツアー2022」名古屋公演を観た。もう何度も観ているバンドだが、ふとそう言えば初めてくるりを観たのは10年前の7月ではないかと思い出した。そして今回のライブがちょうどその前後数年の曲が多めだったこともありここ10年くらいのくるりとともにあった景色や日々を思い返し続ける夜になった。ライブの感想と個人的な追想を並走させながら記していきたい。ちなみにこの日のライブTシャツは先日PARCOで開催されていた25周年ポップアップストアで購入してた名古屋限定、くるり×味仙Tシ

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