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映画「ルックバック」、内容もさることながら音楽も素晴らしかったよねという感想

1時間の上映時間のうち、3回は泣きました。
後半は結構涙流しっぱなし。
素晴らしい映画でしたね。


原作の漫画は以前、公開されたと同時に読みました。
私自身もそうですが、特にクラブ周り、音楽制作をされている方や映像制作、美術系の方などが特に強い衝撃を受けられていたように見えました。
本当に、この作品で筆を折る人もいるのではないかというくらいの名作でしたね。

このルックバック、映画化され2024年6月28日に公開。
私も時間があったので見てきました。
上映時間は1時間程。短めの映画です。

結論、本当に素晴らしかったです。
原作を読んで約3年、後半の流れや細かいところは忘れていたんですが、映画を見て思い出すと同時に新鮮な気持ちで見ることが出来ました。
2人が幸せになったところ、大きな展開のところ、そして終盤、とにかく泣いてました。朝一の人がいない上映会で良かった。

より細かい映画の中身や考察については色々な記事がきっと出ていると思うのでその辺も楽しみなんですが、私はこの映画で特に音楽が素敵だったなあと思いました。

既に色々な媒体で配信されていますが、どれもピアノやストリングスが美しい曲ばかりでしたね。
担当されたのはharuka nakamuraさん。

もちろんBGMではあるのですが、全体を通しての統一感があり、あとは作品そのものの柔らかい温度感にぴったりでした。漫画を描いて成り上がる! スポ根! という作品ではない(そこが主軸ではない)からこそ、藤野と京本の関係性、そして年齢という部分を背景として考えると、ぴったりの音楽であったと思います。
映画を見終わってすぐ、音楽を担当されたのは誰か調べるくらい気になった音楽(スタッフロールの時点では感情が高まりすぎてちゃんと見れていなかった)。物語やアニメーションと同様、ルックバックに欠かせないものでしたね。

とにかく、総合的に素晴らしい作品であったルックバック。
映画を見た帰りに原作本を買おうとしたのですが、本屋に置いておらず。既に売り切れだったようです。
その後Kindleで買いましたが、何か創作するときはもちろん、自分がやりたいこと、人に負けたくないことに取り組むときの強い原動力になる作品でした。本当に、いい作品でしたね。





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