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近藤昇の「仕事は自分で創れ!」
2022年11月29日 06:47
日本も捨てたもんではない。最近、私の中でこういう感覚が高まって来た。その理由の一つが、若い創業者との接点の中で、会話するテーマや想いが共通している所を感じるからだ。私は31歳で創業したので、その当時も若い部類だった。なぜか、20代の時に、20代で創業することに強いあこがれを持っていた。きっと、20代で創業と言う響きに魅せられていたように思う。だから、私の場合は、ミーハー感覚であって、何か強い
2022年11月8日 06:25
仕事人生が長くなると、若い頃に経験した感覚や実際の仕事スキルや業務に関するノウハウなどは、だんだんと、記憶と言うか感覚が薄れてくる。30年前の事を思い出すのは、なかなか難しいが、10年前ぐらいなら、その時に行っていっていた数々の仕事を思い出すことができる。私は時々、10年前、20年前に行っていた事業や難解プロジェクトを思い出す。というよりもむしろ意図的に振り返るようにしている。特に新規事業に
2022年10月31日 07:02
私の散髪は月一回。先日、行きつけの散髪屋さんにいった。散髪屋さんと言っても、今は、ご自宅でされている。実は、私は、この店主とは、大阪で知り合った。わけあって、数年前、自宅で、お仕事を続けておられる。客と散髪屋さんと言うより、今は、仲良しの知人だ。私より一回り上なのだが、毎回、お互いの会話を楽しんでいる。最近の話題は、“もし波平が85歳になったら”この本がきっかけで、話題はシニアのことが多くな
2022年10月28日 06:13
この季節になると、明らかに、早朝、走っている人の数が増えてくる。都会の神戸の街を走る人たち。昼間にあまり見かけることはないが、早朝に沢山の人が走っていることに気づく。皆さん、色々なスタイルだ。本格的ランナーのウェアの人もいれば、シニアの御夫婦もいる。概ね、年齢層は高い。一人で走っている人が圧倒的に多いが、皆さん、それぞれの目的や目標がある事と思う。基本的には、健康のためだと思うし、私も、昔
2022年10月27日 06:04
シニア成人。殆どの人にとって、まだ聞きなれない言葉だと思う。これは、牧IT研究所の代表の牧壮さんが提唱されている。今年の8月5日に発刊した“もし波平が85歳になったら”に、牧さんのお考えや活動と共に、シニア成人の意味や意義を掲載している。簡単に紹介する。65歳をシニアゼロ歳とする。最近の高齢化社会の現実を考えた場合、感覚的には、今のところ65歳からがシニアである。ちなみに、WHOの定義
2022年10月7日 06:17
車を運転していると、駐禁は何歳になっても気になる。先日、うっかりしていて10年ぶりぐらいに駐禁を取られた。早朝、車をちょっとだけ止めて、地下駐車場がオープンしたら入れようと思っていたが、仕事ですっかり車を止めたことを忘れてしまった。気づいたのは10時頃。時すでに遅し。駐禁の張物がしてあった。最近は、駐禁の取締りは警察が直接は行っていない。今、街中で、駐禁をチェックしているのは大抵はシニアの方
2022年9月27日 06:17
高齢化社会の問題を論じる時に、避けて通れないのが年金問題である。年金制度の原点は、今働いている人が、もう働かなくなったシニアの生活資金を支える話である。また、自分自身の将来のためでもある。自分が働かなくなったときに、その時に働いている人に支えてもらう。勘違いしている人がまだ日本にいるが、自分が将来に貯蓄している話とは違う。それがあるとすれば、個人の貯蓄か所属した会社の制度によることになる。し
2022年9月12日 06:19
日本の高齢化社会を象徴することは幾つかあるが、一人暮らしのシニアがとても多いこともそうである。当然、今の日本の実情からすると、増えていく一方である。シニアの一人暮らしという言い方もあれば、独居老人という言い方もある。最近のデータでもすでに独居老人は、500万人を超えている。背景には色々な原因があるが、やはり、核家族化の進展が一番大きいと思う。まだ、田舎の方が一人暮らしのシニアは少ないのではな
2022年9月5日 10:17
今、日本でもコンパクトシティ構想が話題になっている。北陸の富山市などが代表的だ。高齢化・少子化の中、地方の衰退が著しい。そういう中で地方の過疎化は急激に進んでいる。限界集落と言う表現も、当たり前になっていて、悲しいかな今後20、30年で村が消えていく。都会に移住して暮らすシニアも多い。その最大の理由は、生活が便利だからである。東京などの大都市の高層マンション住まいのシニアは、そういう方も
2022年8月30日 08:54
ビジネスの世界に身を置いている私として、シニアを対象としたビジネスのあり方にはとても関心がある。日本は、少子化高齢化が進んでいる。それと連動して国内のマーケットは縮んでいく。一般的に、企業がどう考えるかと言うと、2つある。一つが限られた顧客の奪い合い、もう一つが新マーケットの開拓である。前者は、日本はもう30年近く激しい競争の中にある。スマホ市場しかり、コンビニ市場しかり、とにかく小さくな
2022年8月29日 09:43
高齢社会の問題や課題解決の議論をしたり、活動したりするときに、どうしても私たち男性が思い込んでいることがある。それは、働く人を主体で高齢化社会を考えることである。主だった高齢化社会の話題を幾つか挙げてみる。定年延長、シニア起業、シニアの遣り甲斐発掘、シニアのセカンドチャレンジ、シニアの自立・・・。これらは、ほとんどが男性中心の名悩みであり男性社会(こういう社会が実際にある訳ではないが、意識と
2022年8月24日 06:40
長生きの秘訣。人生100年時代を満喫するには?老後を楽しむ?ハッピーライフの過ごし方・・・。実に色々と表現はあるが、日本の高齢化社会の課題解決のためには、高齢者が一人でも多くお元気で長生きをしてもらうのが一番だ。誰しもが納得するし、いずれ高齢者になる自分としてもそうなりたいと思う人も多いだろう。もちろん、私もそうだ。そういう中で、すでに高齢者になっている方々がおっしゃるのは、できる
2022年8月23日 08:25
農村や漁村に行くと、シニアの方は皆さんお元気だ。少なくとも都会で生活している人よりも、生き生きとして見える。実際、田舎には、農家を営んでいる人が多く、農家では、そもそも、皆さん生涯現役の人が多い。私の親もすでに他界しているが、生涯現役を農業で全うした。今、コロナ禍で自然回帰の意識が相当芽生えている。特に、都会生まれと都会育ちの人達に変化を期待したい。働き方も暮らし方も変わる。すでに実現可
2022年8月19日 06:13
今、「健康寿命」を意識して暮らしている人はどれくらいいるのだろうか。私の記憶では、この言葉が認知され出したのは、数年前だと認識している。2015年12月に上梓した『もし波平が77歳だったら?』をまとめるにあたって、健康寿命についての統計やデータ、考え方、この言葉の持つ意味などを深く考えた時のことだ。当時、私は54歳。男性の健康寿命は71歳だった。この時の感覚は、まだまだ時間があるという反面、健