#札幌
札幌に来るなら6月下旬。
5月の札幌は雨も少なく、湿度も低く、カラッとした晴れの日が続いている。照りつける太陽の光が肌を刺激することもなく、ただじんわりとほのかに暖かい空気が身体を包んでいて、上空を見上げると雲ひとつないうすい青が広がっている。
自転車をこいでいると、ガスマスクをつけたおっさんとすれ違った。あごの下に2つの通気口みたいなものがぶら下がっているガチのガスマスクである。
そんな人は見たことがなかったので「ダ
90歳の女性に聞けないこと。
朝9時からの商談が30分でまとまり、次の10時からのアポイントまで少し時間があった。移動時間を考慮しても20分ほどの空白がある。札幌市内中心部にいた私は、デパートの三越の前にあるベンチに座ることにした。
前日までの雨模様とうってかわって快晴の札幌。
中心部といえど午前9時台とあって人通りはまばら。
「20分もあるしクソエッセイでも書くか」と思ってベンチでスマホを開く。が、noteを開くものの書
福岡に唯一「勝った」と思えたこと。
福岡に出張で訪れたのは、
もうずいぶん前のことに感じる。
北海道うまれ北海道育ち、32歳になった現在も、北海道に暮らす生粋の北海道サイボーグの私である。
福岡には3日間滞在したのだが、初日に福岡空港に降り立った私は、博多駅前のホテルに移動した。
福岡空港は福岡市内の中心部にあり、
空港から博多駅まではわずか5分程度。
札幌駅から新千歳空港までは40分以上かかるわけだから、体感時間として5分
まだ付き合ってないっぽい2人。
夜、札幌市内の商店街を歩いていた。
商店街の両脇には、こじゃれた飲食店が多く、太陽が沈むにしたがって、多くの人たちがここに集まってくる。
私の場合、誘うような友人も限られているし、重大なことに一生お酒を飲むことができない。だから素通りする。
【関連】一生お酒が飲めないの?と思ったら
商店街に面したこじゃれた居酒屋、ガラス窓の奥で、ビールグラスを片手に会話するお客さんを見ながら「クソッタレめ
北国特有の春の香り。
道で倒れる人を黙って見つめるしかなかった。
4月3日は月曜日。
スマホの振動音で目を覚ました。
今日から新しい年度が始まるから、きっと外に出れば新品のスーツに身を包んだ若者が、札幌の街をトコトコ歩いているだろうなぁ、とまったく思わずに朝の身支度を整える。
いつものように家を出る。ダウンのコートは不要で、薄手のコートを1枚羽織れば、じゅうぶんに外気からは身を守れる気温になった。
札幌の春は、