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スキのなかのスキ記事

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#毎日note

「弱さ」もきっと返報性なんだと思う

「弱さ」もきっと返報性なんだと思う

「返報性の原理」というものを聞いたことがあるだろうか。

”人は何かしらの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱く原理”

のことだ。

何かやってもらったら自分も何かやってあげたい、

海外の方はわからないが日本人は結構こういった考え方の人もいるんじゃないだろうか。

最近になって気づいたことがある。

「弱さ」も返報性だな、と。

どういうことか、言語化していきたい。

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海になってしまったのさ。

海になってしまったのさ。

海になってしまったのさ。

そう思えば、気持ちが楽になることもたくさんあるよ。

いろんな時の流れを止めようと。

頑張っている人をたくさん見るけれど、

どうしようもないこともある。

そんなときにはこう思えばいい。

海になってしまったのさ。

選択の基準はお金か時間か経験か。

選択の基準はお金か時間か経験か。

「贅沢は敵だ」
日本史の教科書に登場する上記の言葉。聞いたことがある方も多いのではないだろうか。
かつての自分の行動選択基準は基本的にこれだった。

裕福といえる環境ではなかった。

家計の空気を読んで、察して「自分が我慢すればいいだけ」、そんなことを言い聞かせてた。

お金のかからない方を選択、コストパフォーマンスが高い方を選択。一度買ったものはボロボロになるまで使い切る。まぁ、そういった意味で

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森ガール

森ガール

朝の『霧』が 僕たちを包み込む

まるで おとぎの国の幻想

きみは そこに住む森ガール

『雲』はね 地表に近い場所では

『霧』に 呼び名が変わるの

だから元々『雲』でもあるのよ と

手際良く『霧』を 袋に詰めていく

真実を知らない方が いいこともある

遠くにあるから 憧れのままで

夢を見ていられるものなのよ

手が届くと それはもう

夢じゃ無くなるわね

森ガールは いたずらっぽ

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父親に恋愛した方がいいと言われたあの夏。

父親に恋愛した方がいいと言われたあの夏。

わたしはたぶんずいぶんと長い間

恋愛というものをしていない。

恋愛って正直よくわからないし。

すこしはわかるけど。

いやわからないよやっぱり。

なんでこの期に及んで恋愛の話を

書いているのか。

父親に恋愛をした方がいいと

言われたのだ。

いやいや。

もういいよって思いながらも

ふんって返事した。

それを言われたのも何年か前に

上京してきた父と会った、

ホテルのレストラン

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恋とか愛とか、結局わたしは知らないことが多いまま。

初めて恋人ができたのはいつ。

その問いかけは静かに私をあの時間へと引き戻し、佇んでいた21歳の私が控えめに答えてくれます。あのとき私はまだ何も知らなくて、ただ大きな焦りと悲しさや惨めさを抱えていただけだったけれど、そこから恋人が救い出してくれたと思っています。元、恋人が。

けれども初めて付き合ったのはいつでしょう。これには答えられない気がします。だって、本当にちゃんと人と付き合ったことは一度も

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行くあてのない恋

行くあてのない恋

アップルミントの風が

気まぐれに 夏を連れて行く

誰もいない 公園で

空のブランコに 乗った

まるで 波のように

ゆきては帰るを 繰り返し

きみは眼差しを 遠くする

そこからは 何が見える?

もう その瞳に 僕は映ってないけれど

行くあてのない 一つの恋が

黄昏色に 染まっていく

そうして やがてくる夜の闇に

静かに 消えてゆくだろう

明日から 隣にきみがいないけど

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咬みません。躾のできたよい子です。 | 有川浩「植物図鑑」と、恋物語と、私

咬みません。躾のできたよい子です。 | 有川浩「植物図鑑」と、恋物語と、私

💌本と恋にまつわる、思い出話をつらつらと💌

note大学・ともきちさん、yuriさん主催の「恋愛×読書コンテスト」!
楽しそうすぎるので参加させてください!🥺✨

恋愛の記事はあまり得意ではないのですが、深夜に乗じ、思い出話をそっと投下です💌

よろしくお願いします🙇‍♀️🙏

💐

有川浩「植物図鑑」

この本を手に取ったのは、他でもない。
いわゆる「ジャケ買い」というやつだ。

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80歳の乙女にキスされた話

80歳の乙女にキスされた話

私は介護の仕事をしていたことがある。主に認知症の方が入所している施設で働いていて、個性的な彼らと毎日交流することが楽しみだった。

認知症は怖い病気(私はあまり病気と言いたくないが)だ。程度の差はかなり大きいが、重症な人であれば自分の家族ですら忘れてしまうこともある。しかし、”記憶”という人格を構成する上で大切なものが欠落していたとしても、魅力的な人はたくさんいる。それは当たり前だ。

今日はそん

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どうせ涙を流すなら、ずっと右目からがいい。

どうせ涙を流すなら、ずっと右目からがいい。

なんかすごいオシャレというかエモいタイトルになってしまった。

「どうせ涙を流すなら、ずっと右目からがいい。」

カッコいいのか、ダサいのかは置いておいて。

そんな綺麗な文章を書くつもりはないし、書く技術もない。

今回書く記事はただの実体験から生まれた疑問を解決するためのもの。

・・・

自分って結構涙もろい。

感動系の映画やドラマは絶対泣く。何度見ても泣く。
家族ものも泣く。スポーツのド

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おばあちゃんの遺言を守れなかったこと

おばあちゃんの遺言を守れなかったこと

自由をいつだって追い求めている。

年を重ねるごとに
自分の複雑さと単純さから
逃げ出したくなる。

その場所を自由と呼ぶならば、
いつだって追い求めている。

*

中学2年生の時だった。

末期の肺がんだった祖母が
自宅療養をしていたときに
枕元に呼ばれた。

「お嫁に行くなんていっちゃためだよ」

大好きな祖母からの
遺言代わりのその言葉は
私に重くのしかかってきた。

祖母はわかっていたん

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小さな勇気がはじまりかもしれない

小さな勇気がはじまりかもしれない

世の中の大半の人が
いい!すき!というものでも
どうしてもその良さがわからない
そういうものもある

自分がちょっと変なのかなと
天邪鬼なのかなとも
思ったりもする。

🌼

私のコーヒー時間はnoteタイム。
連休初日もそこからスタートです♫

🌼

見せかけだけ同調することが
できないから、そんな時は
そこには触れない。

そう、お世辞がいえない。

本当に思ったことしか
口にだせない。

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✨艶✨美しさ✨色気✨

✨艶✨美しさ✨色気✨

私の美学✨

私の美に対する感性、価値観、そんなものを

自分の美学と呼んでいる

美しいには、

眩さ
煌めき
ゆったりとした
堂々とした
厳かな
品の良さ
優雅さ
艶やかさ
流線を描くような

そんな空気感を感じている
そして、私はそこに、
色気を感じるのだ

この色気を感じて

美しい✨そう感じている!

この何とも言えない漂う空気

これを色気のように感じる

色気というと
性的に捉える人

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小説|透明な画家

小説|透明な画家

 その画家は、幼い頃に生き別れた親の顔を知りません。両親は透明だったからです。画家も生まれつき透明でした。透明な彼を街の人たちは怖がり、絵は売れません。透明な画家は孤独でした。

 両親と離れ離れになったのは戦争のせいです。幼かった画家は透明だから生き延びられました。戦後、飢えないために画家は考えました。孤独なのは自分だけではない。戦争は多くの孤独を生んでいたからです。

 大切な人に会える。そう

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