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一国一城の梁山泊 ―世界にコミットする『起業』という生き方―

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すべての人は人生に問われている。自分の人生の責任を引き受けることによってしか、その問いかけに答えることはできない。  ――ヴィクトール・フランクル『夜と霧』 人にはいくつもの「… もっと読む
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#経営者

経営者が自分自身に向き合わなければいけない理由

経営者が自分自身に向き合わなければいけない理由

ズバリ!経営者は自分自身に向き合う必要性がある。

なぜ、経営者は自分自身に向き合わなければいけないの?なぜなら、経営とは経営者自身の思考や感情を映す鏡だから。

つまり客層、集客・営業活動、商品づくり、組織運営、すべて経営者の信じていることや考え、気持ちを映し出している。

具体的な事例を紹介する。

たとえば経営者が、本心では人を寄せ付けない思考をしているときは、口でどれだけ「新しいスタッフが

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豹変する傲慢経営者・・・

豹変する傲慢経営者・・・

 ある日突然、「豹変する傲慢経営者」を目の当たりにした事があった。記憶にあるのは僅かな人数だが、確実に数人は存在していた。面白いことに、「豹変」する経営者には以下のような共通点がある。

1)出逢い時点の態度は礼儀正しく誉め殺し状態
2)継承者や特定の社員に対する不平不満が炸裂
3)継承者や社員の徹底教育指導及び矯正を懇願

 依頼された通りに指導を続けながら、個別面談をしていると、何故か違和感ば

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1億円以上を失った、ディナー業態の大失敗。「得意を自覚すること」の難しさ

1億円以上を失った、ディナー業態の大失敗。「得意を自覚すること」の難しさ

自分たちの一般的な店舗サイズは、15坪。もしもこれが3倍広い区画なら、売上げを3倍にできるのでは? さらにディナータイムまで広げられたら、お酒も出せて、お客さんの単価アップが見込める?

多店舗展開するときに、やってくる「楽しげな誘惑」です。

私も3店舗、4店舗、5店舗……と多店舗展開するなかで、「ほかの勝ち方もあるかも?」とポジティブなアイデアを膨らませました。

それを形にして、2018年に

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経営者の仕事とは、、、

経営者の仕事とは、、、

こんにちは!あいでんです。

東京で合同ゼミをした時に創Pの振り返りプレゼンをしました。
せっかく?なので今回はその内容を書き起こしておこうと思います。

それでは、、、いってみよっ!

経営者の仕事とは今回いただいたテーマは『経営者として何を学んだか』でした。

創Pを通して、また経営者の立場として学んだことは多くありました。

しかし、今回は1つに絞ることにしました。

それは『経営者の仕事』

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「経営者目線」を持ったところで・・・

「経営者目線」を持ったところで・・・

やぎもとです
一般社員に「経営者目線を求めるな」という内容の記事を思い出し
今回はあえて「経営者目線を持った方が良い」という方向で書いていきたいと思います
賛否両論あると思いますがお手柔らかに。

家族を養う、趣味の時間を楽しむ等々理由は様々ですが、多くの人が仕事をする目的は「お金を稼ぐ事」だと思います。
生活する為にはお金は必要で、そのお金を稼ぐためには「働く事」が必須になっていきます
なので皆

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経営者目線を持て、という言葉について考えてみた

経営者目線を持て、という言葉について考えてみた

ふと見かけた「経営者目線を持て」という言葉なんとなくネットで見かけた「経営者目線を持て」という言葉。

以前よりは聞かなくなったように思うのですが、その昔よく聞いたり見たりしたことがありました。上司や社長から言われる種類の言葉だったと思います。

この言葉が何を意味していたか?文脈によっていくつかの意味合いが込められていたと思います。今思い起こすと、次のような意味合いで認識してました。

・自分の

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ビジネスはたったひとりの想像からはじまる!ビジョンを描き言葉にする

ビジネスはたったひとりの想像からはじまる!ビジョンを描き言葉にする

こんにちは、対話の専門家 田口淳之介です。

「理念はあるけど、活用しているとは言えない…」
「こんな風になったらなぁ~、という未来のイメージはあるけど文章になっていない」

このような課題をもつ経営層の皆さんと、ビジネスプロデュースでは一緒にミッション・ビジョン・バリューを創造しています。

すべてはビジョンからスタートする!最近だと、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)なんて呼んだりします

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【経営とビジネスのヒント】経営者とは現在と未来のバランスを取る人

【経営とビジネスのヒント】経営者とは現在と未来のバランスを取る人

以前、経営と執行の違いという話をさせていただきました。

経営とは中長期的なことを考えながら会社の方向付けを考察し実行していく仕事です。一方執行は出来上がったビジネスと言う仕組みをうまく回していくための日々のオペレーションを中心としたことをいいます。

これはどちらも等しく重要なことであり、どちらかが欠けていたら会社、組織はうまく回ってきません。

現在と未来の時間軸のバランスを取るとは最近思うこ

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2年間CEOやってみてCTOの時やっておけばよかったこと3選

2年間CEOやってみてCTOの時やっておけばよかったこと3選

はじめにFiNC Technologies代表取締役CEOの南野です。
採用面接をしていると、CEOに着任してから何かが変わりましたか?CTOの時とどう違いますか?とよく質問を受けるのですが、CTOの時できてなかったけどこれをやっておけばもっと視座高く経営できていたと思うところを振り返りながら3つ書き綴ります。

1つ目:主要ステークホルダーとのコミュニケーションCEOになって一番変わったことが顧

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戦略、作戦、戦術そして兵站「経営者とは、肩書きや地位を指す言葉ではなく、能力を指す言葉だ」-清水亮さんの神ブログの再編再掲

戦略 戦術 って口にするけど、じゃあ戦略って何?
単なる執行者から経営者に変わりたいと思う方々に捧げます

清水亮さんが昨日 こういう記事を挙げられていた

本記事も、AI時代の戦略設計の変更の良記事と同時に、誰もが事業を作っていく時にどういう思考をしなければ生き残り続けられないのか?というインサイト満載の記事でした。

ここに掲載している 戦略、作戦、戦術、兵站の図は 2012年に清水亮さんのブ

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「美味しいものをより安く」だけが正解ではない

この業界に入った10年前。
「他の飲食店に食べに行く必要はないんや!自分の店に来てくれたお客さんに、良い商品と良いサービスを提供して、満足してもらったら、それで繁盛するんや」と言っていた。
そして「美味しいものをより安く提供することがお客さんが求めていることや」と信じていた。

今、僕は、ほぼ毎日外食をしている。
エンゲル係数が相当高いと思うが、これは投資だと思っている。
色々飲食店を見て感性や引

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「社員を切るリストラは、経営者としては一番やりたくないこと!」と言うが・・・

「社員を切るリストラは、経営者としては一番やりたくないこと!」と言うが・・・

 昨夜、25年前に自主廃業に至った山一證券のドキュメンタリーが放送されていた。当時、個人的にもその衝撃は忘れることはなく、知人が同社社員であったこともあり、業界でも名門であった山一證券が、何故一瞬の内に廃業(社員1万人解雇)に至ったのか、理解に苦しんだことを覚えている。

 番組内で、元常務の言葉が印象的だったのは、「社員を切るリストラは、経営者としては一番やりたくないこと。」との正論である。しか

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次に買ってみたいのは○○

次に買ってみたいのは○○

京大卒元メガバンカーで今はアパート大家したりオンラインサロンを運営したりシーシャバーに出資してみたり色々やっている総一郎です。

以前、一泊二日でスノボ旅行に行ったにも関わらず初日で膝を痛めたうえ体調不良で二日目ずっと宿で寝ていたせいで帰宅後夜通しYouTubeやら本やらを見ていた日が有った。

その時にYouTubeを見て以来興味があることが有る。

会社を買うということだ。

今日はただの読書

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経営者が情報発信するときの10のヒント

経営者が情報発信するときの10のヒント

最近は、経営者自らTwitterやnoteなどで情報発信することが増えてきました。でも、なかなか発信というのは難しいもの。「どうやって発信したらいいのか?」「何を発信したらいいのか?」は迷ってしまうものです。

僕のところにもたまに「どうすればいいでしょうか?」という相談が届きます。ということで今日は経営者が情報発信するときの10のヒントと題して、まとめてみたいと思います。

①自分の半生を書くま

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