林田 保

サイボウズ マーケティング本部 副本部長。営業→受注・コールセンター→マーケ。自由す… もっとみる

林田 保

サイボウズ マーケティング本部 副本部長。営業→受注・コールセンター→マーケ。自由すぎるマーケメンバーのサポートをしています。チャレンジ大歓迎。多様な個人が自分の強みを生かして活躍できるチーム作りを目指します。自分の性に合ったキャリアを作っていきたい/作ってもらいたい。

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マーケ施策は「やりたい人が手を上げる」ところから始まる

はじめまして。 サイボウズというグループウェアのITサービスを提供している会社で、ビジネスマーケティング本部(BM本部)の本部長をしております、林田と申します。マーケティングの部門にいますが、私はマーケというよりはチーム作りとかそのあたりを中心に活動しています。 この note では、サイボウズのマーケのチームはこんな考え方で運営されてます、みたいなところを書きたいと思います。これから書く内容は、もともと「自分はこんなことを考えてチームの運営をしています」と社内向けに書い

    • 「答え合わせ」に走りがちな私(たち)

      答えのない問題に対して、答えを求めがちな私(たち)について、いろいろ思うことあり、書いてみました。 グライダー人間最近、外山滋比古さんの「思考の整理学」という本を読みました。昔からその名前は聞いたことあったし、興味もあったけど、題名が堅そうだったので避けてました(^-^; この本では、最初に「グライダー人間」についての記述から始まります。 やば、自分だな、これは、と思いました。 自由に書いていいと言われると、とても困っていたことを思い出しました。 必死になって、「書く

      • 「当たり前」って結構通じないこと多いのよ。。

        比較的基本的なところを今頃知ることがありまして、、、そのあたりについて書いてみます。 倉貫さんの本読みました。最近、ソニックガーデン社長の倉貫義人さんの「人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~」を読みました。 私、ソフトウェア開発企業に20年以上おりますが、ソフトウェア開発とはどういう仕事なのか?エンジニアの人たちは何を大切にして、どう仕事をしていきたいのか?わかったようでわかってないことが結構あったな、、、と思い、反省しております(^-^; ソフトウェア開発とは

        • 仕事で目立てればいいが、まずは知ってもらいたい

          自分の仕事、自分について、まあ独りよがりだったかな、と反省することあり、そのあたり書いてみました。 評価は「どれだけ目立っているかが6割」先日、井上大輔さんの「マーケターのように生きろ」を読んでいたところ、言われてみればそうかもしれないが、考えようによってはなかなか切ない内容が書いてありました。 いわゆる「いい仕事」をしても、それが評価に結びつく割合って1割なんだ、と思うとなかなか切ないです。 が、井上さんも書かれている通り「いいものを作っていれば必ず売れるはず」という

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          世界はむっちゃ踊ってた。知られざる?KPOP IN PUBLICの世界

          ※普段は仕事のことばかり書いてますが、今日は趣味に振り切って書いてます(^-^)b KPOP IN PUBLIC って知ってますか?KPOP好きな人は日本でも多いと思います。私もその一人です。 コロナになって家にいる時間が増えて、なんとなく暇に任せていろいろYoutube見たり、そんな中でKPOPもたくさん見ました。(業務時間中じゃないです(^-^;) で、KPOP見てる中で、ある時、街中のサムネイルとよく見るKPOPの曲名の動画がありました。題名には[KPOP IN

          世界はむっちゃ踊ってた。知られざる?KPOP IN PUBLICの世界

          この30年、失われているばかりでも無い気がする。

          「失われた30年」とか、「おじさん問題」とか、あまりうれしくない言葉やニュースばかり見ますが、この30年、全くダークな世界だったかと言うとそうでもないような気もして、そのあたりを書いてみます。 最近、「リスキリング」がとても話題に私が50代、ということが大きいかもしれませんが、とにかく最近「リスキリング」という言葉をよく見ます。昨年は、岸田首相の所信表明演説にも出て、流行語大賞にもノミネートされたので、だいぶメジャーなワードなんだと思います。 ともかく、「リスキリング」と

          この30年、失われているばかりでも無い気がする。

          仕事引き継がない世界があるんだ。。

          昨年から今年にかけて、アメリカのITテック企業で大量の人員解雇が行われています。 アメリカの企業の解雇と言うと、昔は「朝会社に来たら引き出しなどに鍵がかかっていてそのまま退出することになった」だったし、最近のIT企業では「解雇の通知の20分後にに社内システムのアプリからシャットアウトされた」みたいな話がいろいろ聞かれます。 突然の解雇で、解雇された方の心労を考えると本当に同情するところなのですが、さらに、会社に残る方の方も、ある日突然同僚がいなくなって仕事をどう受け取る、

          仕事引き継がない世界があるんだ。。

          「いい職場」と「ゆるい職場」の違い

          「いい職場」を作っていきたいと思う反面、「ゆるい職場」という言葉もあって、自分の中でモヤモヤしているので整理のために書いてみました。 日経新聞の記事日経新聞さんは、この1月から「カイシャの未来」という企画の第2弾を始めました。会社の形、会社と個人の関係について、様々な人を取材しながら今後の在り方について投げかけています。 第2弾の初回、1月23日には以下のような記事がありました。 この記事では、社員の力を引き出す最高の職場とはどんなものか、取材をしています。 この記事

          「いい職場」と「ゆるい職場」の違い

          「集まる」以外にも職場のコミュニケーションの方法はある

          最近、リモートワークに関わる2つの記事を見て、社内でのコミュニケーションってもう少しいろいろチャレンジできそうに思ったので書いてみました。 ガートナーの調査ハーバートビジネスレビューの2月号に、調査会社のガートナーが行ったリモートワークに関するリサーチについての研究(記事)が載ってました。曰く「リモートワーク環境から一律出社に戻すと、会社へのつながりを感じる社員は減少してしまうらしい。」という趣旨でした。 コロナ禍で始まったリモートワークによって会社との距離を遠くに感じる

          「集まる」以外にも職場のコミュニケーションの方法はある

          2022年振り返り&2023年に向けて

          何年かに一度、自分のいる状況がガラッと変わることがあって、今年はそんな一年でした。 これまでの状況変化 これまで状況変化と言うと、転職したり、異動で自分のやっている仕事がガラッと変わったり、新しいことを始めて思うようにうまく行かなかったり、状況が変化すると、だいたいもがいて半年~1年が過ぎる、そんな感じでした。 特に、転職や異動は、単に新しい仕事を覚える必要がある、という以上に、新しい文化圏、新しい判断軸、新しいコミュケーション、そうしたものがあります。自分が今まで培って

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          「状況共有」で自分の居場所を作る

          最近社外でオンラインでの「情報共有」だけでなくてオンラインでの「状況共有」についてお話する機会をいただきました。オンラインでの「状況共有」って何?どう役立つの?というところについて自分なりにまとめてみました。 うまく機能すると、オンラインで働く環境においても一人ひとりの「居場所」を作るのにとても有効だと考えています。 「情報共有」と「状況共有」の違い■「情報共有」とは? 普段仕事をする上で必要なのは「情報共有」です。 自分が直接得られる情報だけでない、他のチームメンバー、

          「状況共有」で自分の居場所を作る

          人生のフェーズで失敗も変わる

          仕事上で失敗は避けられないですが、いかなる背景で失敗するのか、それがわかると策が打ちやすいと思い、自分なりの探求を続けています。個人のレベルで気を付けいていること、今日はそのあたりについて書いてみました。 人生、失敗はつきものサッカーのワールドカップ。PK戦で決まる試合も多く、本当に見ててハラハラします。日本代表の試合も含めて、失敗すると見てる側も「うぉー、まじかー!」「でも、よく頑張った」など思いますが、実際にボールを蹴っている選手からすると、人生の3本指に入る大トラウマ

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          あまり知らなかった「和をもって貴しとなす」の2つ目の意味

          仕事柄、チームワークとは何か?チームワークを進めるにはどうしたらいいのか?そんなことを考える機会が多いです。とはいえ、思い起こしてもそういった教育を受けた記憶もなく、日々奮闘する毎日です。そんな中で思ったことを書きます。 日本は和を以て貴しとなす、というお国柄?よくよく思い起こすと、チームワーク、チームで活動すること、について、あまり学校の授業でも教えてもらった記憶がありません。部活動だったり、就職して仕事をする上で学んだり、気づいたりすることが多かったように思います。

          あまり知らなかった「和をもって貴しとなす」の2つ目の意味

          何でも世代のせいにしがちかもしれない

          今も昔も、就職した新入社員はいろいろ類型化されたり、悪く言われることもあります。が、そんなに悪く言わなくてもいいのではないか?というあたりを書いてみました。 とある記事に書いてあった新人についての解説先日、ある記事にZ世代新人についての記事が載っていました。こんなことが書かれてました。 ・指示された以上の仕事をしない ・定時に帰る ・本当に何を考えているかわからない まあ、確かに人によってそういう面があるのかもしれませんが、どちらかと言うとこれを読んで感じたのは「既視感

          何でも世代のせいにしがちかもしれない

          マネージャーこそ、スキルの言語化必要かもね?

          中堅、ベテラン社員の怪しい行く末中堅、ベテラン社員のキャリア、今後の仕事、リスキリング、果ては「働かないおじさん」まで、最近、私を含む(^-^; おじさんについてはいろいろ話題が尽きないようです。 先日、私たちのチームで出している「サイボウズ式」というオウンドメディアにこんな記事を載せました。 この中で、筆者の知人の話として以下のような話がありました。 まぁ、なんか最近聞く話ですよね。 そうかもしれないのですが、でも、本当にそうなのかな?と思うところもあります。 そ

          マネージャーこそ、スキルの言語化必要かもね?

          長期スパンでキャリアを考える意味はあるのだろうか?

          20~30年先まで考えるって無理じゃない?職業柄、他人のキャリアを考えたりアドバイスしたりすることもあり、また自分のキャリアについても当然考えています。 キャリアについて、選択肢として次のようなアドバイスをしています。 ・ある職種の中でプロフェッショナルとして自分の得意分野を活かした活躍をする。 ・職種の中のゼネラリスト(プロモーションで言うとどんな分野も担当できる幅広いスキルとか)を目指す。 ・人によっては職種を超えて広く対応できたほうがいい。 どちらがいい、どの分野が

          長期スパンでキャリアを考える意味はあるのだろうか?