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チームの状況に合わせた社内広報のお仕事とは?

社内広報のお仕事もやってます。
私現在、BizRobo!というRPA製品のマーケティングをやっております。が、社内広報のお仕事もやっています。

社内広報というと製品マーケとはだいぶやることが違ってきますが、社内広報の先にはコーポレートブランディングがある、と考えると「自社を魅力的に伝える」仕事として、とても面白い仕事です。

今日は、ちょっとそのあたりのお仕事とか、考えていることとか書いてみます。


広報系のメンバー紹介

社内、社外広報というと、現状私入れて5名で活動中です。グループ全体で200~300名の規模の会社でいうとメンバー多いですが、実際のところ、社内広報の専任メンバー以外は、みなさん兼任(弊社、兼任が多いです。で、PJができたり、無くなったりで、目まぐるしく兼任も変わっていきます(^-^;)

メンバーは下記のような感じ。

Mさん
唯一の社内広報専任メンバー。今年、入社と同時に新設の社内広報の唯一のメンバーになる、という無茶振りに耐えつつ、社内向けのコンテンツを量産しています。ライティングのセンスがあり、多くの社員が「気づくと最後までコンテンツ読んじゃう」みたいなコンテンツ(文章&絵)作ってくれます。

Hさん
とある事業を推進し、営業もこなすスーパー社員さんでありながら、どうやっても時間空いてるように見えないのに、バンバン新企画を上げてきます。そのスピード感と的確な判断を見ているといつも感動を覚えます。社内LT(ライトニングトーク)企画とか、たくさんの人を巻き込んで実施していきます。すごい。

Oさん
とある事業の事業責任者で、メンバーも多く抱えていて、事業も急成長中で、こちらもむっちゃ忙しいはずなのに、いつも的確なアドバイスをくれます。何かものごとの本質とか、一番キーとなるポイントを考える、見つけるのが天才的にうまいので、困ったときにはいつも素敵なアドバイスでメンバーを助けてくれます。

Tさん
唯一の社外広報で、その仕事も最近激増中なのですが、そのほかイベント周りのお仕事もたくさん振られて(振ってるの私なのですが。。。)それも含めてすべてこなしていく、というほぼ超人みたいな仕事ぶりです。自分は何年やってもあのレベルに行ける気がしない。。。

という感じで、社内社外の広報チームは猛者みたいな人が集まっている(集められている)感じです。

私は。。。。ここまで偉そうなこと言っておりますが、実務は何もできてないですが、みなさまに頼り切って活動してます。(単にすがっているだけです。。。

社内広報とは何ぞや?

さて、ここまで書いてきてなんですが、そもそも「社内広報」とは何か?どんなお仕事なのか?わかったようなわからないような感じもしますので、有識者的な人の定義を確認してみます。

広報と言えば、PRTIMESさん。PRTIMESさんの社内広報についての解説ではこんなことが書いてありました。

社内広報の目的は以下の3つだそうです。

・企業理念や経営方針の浸透
・社内情報の共有
・従業員のエンゲージメント向上

さすが、簡潔にポイントをまとめていらっしゃる。

ここからは、感想&私の考えになります。

たしかにこれら3つの目的は重要、特に「企業理念や経営方針の浸透」はとても重要なんですが、社員一人一人の観点で言うと、「この会社にいて楽しいか」「意味があるか」「成長できるか」みたいなところの方が、もっと重要かもしれない、と経験的には思います。

つまり、「一緒に働いていて実になる仲間がいるか」「一緒に働いていて楽しいと思える仲間がいるか」みたいなところが、社員の定着だったり、チームや会社に対する愛着への最初のハードルのように思います。

ゆえに、現状、私たちの社内広報も、第1弾としては「仲間」をメインにしたいと思っています。(ここは会社の公式見解というよりは私の想いです。)

で、何している?

そもそも、それぞれの会社にはそれぞれの成り立ち、特性があり、それを前提として施策を組み立てる必要があります。

私の今いるオープン株式会社についていうと、今年6月に3つの会社が統合して誕生しました。また、さらにそのほかに、オープングループ株式会社に属するいくつかの会社があります。

今年でいうと、3社が統合して誕生したオープン株式会社の社内広報がメインになります。

統合した3社はそれぞれ、広告代理店的な業務をやっていたり、SaaS型の自動がツールを提供していたり、10年以上もRPAツールを提供(結構技術営業に近い感じ)の会社たちです。

当然ながら、相手にしている市場、顧客、提供しているツールの特性によりビジネスのやり方も大きく違うし、ゆえに、人やチーム、そして文化も違います。言葉を合わせるのも結構大変だったり(個人の所感ですが(^-^;)

向かうべき理想は変わらないのですが、それぞれ違うアプローチをとり、ゆえに文化も違う会社、人によって「チーム」を作っていくわけです。

ということで、企業理念も重要なのですが、まずは、「お互いを知る」「それぞれの人と部署を知る」知ることがまずは最優先だと考えています。

具体的な施策は?

具体的な施策でいうと、社内広報としては比較的標準的な内容と思いますが、目的を「人を知る」に重点置いているので、味付けはかなり「人物紹介」「他部門との交流」に振り切っています。

①社内報
まずは、こんな動きがあるよ、こんな人、こんなチームがあるよ、を伝え続けていきます。

第1弾はMさん個人の発信力の限界まで書いてもらいました。堅めのメッセージから、プチ社内イベントの紹介まで(文章はだいぶ攻めてます(^-^)b。自分そんな文章書けないです。)

第2弾は外部の会社の助けも借りてコンテンツ量を増やしていってます。この段階では、どちらかというと社内の人、部署のネタ発掘のために、広く社内の人たちにアプローチしてます。

②LT(ライトニングトーク)
人を知る、人となりを知る、という面ではこちらの方が強度が高い。その分、対象範囲、対象者は狭くなりますが。

共通のテーマで集まると、何か不思議な力が働いて、みなさん活発にお話したりされてます。はたで聞いてて「へぇー、そんなご趣味が。。。」みたいなネタも多いです。

③情報基盤の整備
新しく入ったメンバー、社歴の短いメンバーが、社内でいろいろ手続きとか迷わないように、絶賛整備中です。

さいごに

弊社はスピード感あふれるPJ型の組織に近い動き方をしていますが、スピード感を殺さずレバレッジ利かせるためには、その時々、社内のメンバーがすばやく協力できることが重要です。

そのために、「あんな人がいる」「こんな人がいる」の知識量を社内で増やしていきたい。いずれはタレントマネジメントとか必要かもしれませんが。今は、人の間での情報流通を増やすことでそれを実現していきたい。

社内広報の第1の目的はもちろん「企業理念の浸透」かもしれませんが、企業のフェーズにより、重視すべき目的、目標、施策は異なってくるように思います。私たちの会社は、私たちのフェーズに合うよう、常に施策を調整していきたいと考えています。

おわります。

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