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意味の図画と言葉の工作、このふたつで僕は文章をつくる

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図画とはクリエイティブであり、工作とはエンジニアリングである。実用に資する公的に正しい文章は、伝達と行動を企図した徹底的な他者志向から生まれる。 文化人や知識人は世の言葉の乱れ… もっと読む
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#書くこと

洗脳を解いて幸せになるにはアウトプットが一番

洗脳を解いて幸せになるにはアウトプットが一番

こんにちは、流香です。

自分のよろこびの一つに、書くこと=アウトプットがあるのですが。

これは、はっきり言って「好き」「苦手」関係なく、全員に必要なことだとわたしは感じています。

もし、アウトプットをせずに、読む・受けるインプットばかりだと、どうなるか?

それは、良い意味でももちろんですが、「自分以外のもの」に強く染まってしまう可能性が高いです。

そして、それが続くとどうなるか?

わた

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暗闇に手を伸ばす

暗闇に手を伸ばす

noteのトップを開くといろんな人がいろんな記事を書いている。私は「さまざまな他人」にはそこまで興味がないので片っ端から読んでいくということはしないのだが、その数や多様な記事というのは一覧だけでもまあわかる。

そもそも自分は、人は、なんで声を発したがるのか? Twitterもnoteもその他ソーシャルツールも同じだが、日々、大勢の人が意味のあることや意味のないことを呟き、ぼやき、時には強い口調で

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宣伝会議の「編集・ライター養成講座」説明会に出てみた

宣伝会議の「編集・ライター養成講座」説明会に出てみた

しばらくは「書くこと」を頑張る、と昨日投稿しました。そして、思い立ったら即行動!ということで、早速ライター養成講座のオンライン説明会に出てみました。

これです。

「編集・ライター養成講座」主催しているのは、宣伝会議という出版社さん。僕はど素人なので恥ずかしながら初めて知ったのですが、広告・宣伝分野の雑誌を出版するとともに、編集者やライターの養成などの教育事業も幅広く展開されているそうです。

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文章を書くことは、世界の解像度を上げること。

文章を書くことは、世界の解像度を上げること。

文章が面白い人には、共通点がある。

それは「面白さを見つける天才」だということ。文章のうまさ、構成の絶妙さ、スラスラと読めてしまう文体。いわゆるテクニックが優れているから文章が面白いわけではない。彼らは、目の前の出来事を面白がる天才なのだ。

面白いエッセイを読んでいると、些細なことも逃さずキャッチし、切り取り、文章に落とし込んでいることに驚く。

放浪記の序盤の一節。お店が並ぶ様

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なぜ読めても書けないのか

なぜ読めても書けないのか

自分自身で文章を書くのが苦手、と言われる大人は多いことです。苦手は苦手なのだから仕方ないのですが、それでは小学校からの学校教育、とくに国語というものは何だったのだろうと多少思うところがありました。

そう思っていたところ、昨日8月26日(土)の日本経済新聞29面の「言葉のちから 「書く」という営み」を読んで、少し目からウロコな思いになりました。この「言葉のちから」というのは批評家として多くの著作

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母から教わった、文章の書き方

母から教わった、文章の書き方

私が中一のとき、母が病気で手術が必要と診断され、遠方の病院に入院したことがあった。
入院した日の日付で母から葉書が届いた。
その翌日も、そのまた翌日も…毎日、毎日葉書が届いた。

当時、都会とはいえない街に住んでいた我が家には、まだ電話がなかった。
思いを伝えるには、手紙を書くしか方法がなかったのだ。
きっと私のことが心配で仕方なかったのだろう。体が弱かっただけでなく、ちょうどそのころ、私はクラス

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「こんな文章を書きたい」が見つかると、自分がつくる文章を愛し、育てていける @HNK_715

「こんな文章を書きたい」が見つかると、自分がつくる文章を愛し、育てていける @HNK_715

文章を書くことは、好きですか?

「好き」と即答できる方は、多くはないと思います。
私、ほのかも今でこそ書くことは好きですが、ラブソルにジョインする前はあまり好きではなかった気がします。

文章が得意ではないけれど好きという人、好きだけど上手く書けない という人、あるいは書くことなんて大嫌いという人。
人によってバラバラですよね。

でも、「こんな文章が書けたらいいのになあ」と思ったことはありま

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やっぱり文章に人が出る

やっぱり文章に人が出る

よく、「文章には人が出る」といわれますが
わたしもそう感じているうちの一人。

そして、わたし自身も
「人柄がよく出ていますよね」と時々言われるのですが

こちらこそ“この方ぜったい誠実!”と感じるかたを
勝手にご紹介したいと思います♪

先日、こちらの記事にコメントくださったまと。(まとまる)さん。

コメントでは

初めの方にあった「心地いいかどうか」という言葉にグッときて
最後まで読み切って

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文章にも香りを

文章にも香りを

女性性は陰(影)、男性性は陽(公)ともいわれますが、

言葉においても、生きるうえでもこのバランスはとても大切で。

すべて隠す=秘密主義では、流れが滞りやすくなるし

だからといって

なんでも全出し=私情オープンも、女性の場合香り(品)がなくなる気がして…

特にネットでは、「公け性」と「秘める部分」のバランスは大事なのかなといつも感じています。

(ちなみにこれは信用にもつながる部分です)

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書く時に考えたらいい事って、人の役に立っているかどうかだと思う。

書く時に考えたらいい事って、人の役に立っているかどうかだと思う。

書く内容を何にしようかって迷うことありませんか。僕は頻繁にあります。

今、毎日30分何かを書くってのを日課にしているのですが、何を書こうか考えているだけで30分終了してる日なんてのがザラにあります。

例えば昨日だと、書こうかなって思ったのが、3つ。

最近出来た夢に向けてどう取り組んでいるかをまとめた記事、人って認められると嬉しいよねって記事、BTSとVtuberって共通点多くないかなって記事

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書くこと、発信することへの意識

書くこと、発信することへの意識

書くこと、発信することそのものは簡単ですし、ここはあくまでスタート地点。実際に難しいのは・・・

人に届けること、人に伝わること、ここから何かを得てもらったり、アクションに繋がること。信頼されること。

そこが圧倒的に難しい部分で、真摯に向き合い続ける必要がある。発信や書くことはあくまで入り口。この二段階、二層になっている部分を総合的に学び、育みたいですよね。

適当に数を打つだけなら誰でも出来る

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ジャーナリングについて学びたい時にオススメの本4選

ジャーナリングについて学びたい時にオススメの本4選

こんばんは!Kanaです!

今日はよくイベントの時に「ジャーナリングについてオススメの本はありますか?」や「テーマはどうやって見つけたらいいですか?」と言われるので、まとめた記事を書こうと思います!

オススメの本を4冊ご紹介ジャーナリングについて学べる本を順番に載せていきます。

1:「手で書くこと」が知性を引き出す

この本は吉田典生さんというマインドフルネス界隈では有名な方が「ジャーナリン

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事実を書くことの冷たさ(森鷗外について)

事実を書くことの冷たさ(森鷗外について)

 我々は平素から、大小さまざまな悲劇に遭遇し、また見聞する。しかし、些少な事件はもちろんのこと、いかなる社会の重大な悲劇も、放っておけばいずれは風化して忘れ去られてしまう。人間はそれが大きな悲劇であればあるほど、このような記憶の風化に抗し、事象を埋もれさせまいとする。そして歴史が書かれなければならない必然へと転化する。すなわち歴史というものは、ある人々にとっては忘れて欲しい汚点であっても、社会が「

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