ふと開いた本の中、本との邂逅をめぐる一編に出会う。遠藤周作『切支丹の里』の一節を引きながら詩人は、頁を開かずとも「影響」される本があることを語る。本との生活を好む者の書架にある、手付かずの本。その本が後にもたらすものについて。 偶然か、必然か。真摯な言葉を綴る人の問いが過る。
蔦屋書店の若松先生と秋満さんの対談、良かったなあ。「書くと読む」をやめてから先生のお話聞ける機会がなかなかなかったから嬉しかった。若松ロス状態でした😆
『情』と『心』は似て非なる。若松英輔さんのコラムによれば、「『情』は自分自身のありようを意味する。心は広がるが、情はどんどん深まっていく。探しているものは今いる場所を掘ったところにある。」 アーティストが身近な事象に興味をもち本質を見出す創造力の源は、この『情』にあるのかも!