YOSHINO.m

詩と猫が好きです。カミーユという猫と暮らしてます。

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最近の記事

旅路

昨夜、Мステで初めて藤井風の「旅路」を聴いた。本人が歌っているわけではなくて、ピアニストが弾いていたのだけれど、軽やかでグルーヴィなメロディーが心地よくて、今日改めてYouTubeで聴いた。 MVではなくて、報道ステーションの特集で歌っているやつを観た。動画ではコロナ禍にある母校を訪問していた。藤井風は岡山のひとだったんだね。むかし結婚していた男性も美作のひとだったので、なんだか親近感を覚えた。ゆらゆら身体をくにゃくにゃさせながら話す彼の岡山弁は可愛かった。 もうコロナ禍

    • 樺チャンネルを観た

      死にたくなったら、とりあえずYouTubeで樺沢紫苑先生の動画を観ると決めている。そのおかげで、今は「生きたい」と強く感じている。 今日、元彼とよりを戻すのはやっぱり難しくて、酷い言葉で彼を傷つけてしまった。いつか時間が私たちの傷を癒してくれることを願ってる。 夜間診療をやっている獣医という彼の特殊な行職を理解しようとしたけれど、彼の仕事に対する姿勢が、どうしたって偽善に思えちゃったんだ。「僕が犠牲になれば……」なんて言って、自分を削って削って削ったその先に、君が幸せにな

      • 死ぬまでにしたいこと。

        皆さんこんばんは。お元気ですか?今日はどんな一日でしたか?出来ることなら、読者様おひとりお一人がそれぞれどんな生活を送られているのか知りたくてたまりません。 私は今日ずっーと苦しくて、アセトアミノフェンを過剰摂取していました。この時間だけが、私を思考するという呪いから解放してくれるんです。周りから見たら、私が抱えてるのは割とどうとでもなりそうな問題なのだろうけれど、私はその渦中にいるから、現在全くもって周りが見えていません。 何がトリガーだったのかはハッキリとは言えないけ

        • 宇都宮から帰宅しました。

          やれやれ、早寝しなくてはいけないのに、でもきっとこの気持ちは明日になったら忘れてしまうからnoteを開いてます。 結局、家族には会わずに、友達やお世話になった先生たちと楽しく過ごしてきました。ここ一ヶ月メンタルが沈みがちで筆もなかなか進まなかったのですが、沢山の人にお会いしてこれでもかというほど元気をもらえました。 特に、彼氏の親友とその奥さん。奥さんはご懐妊でした。私たちはたまたまお互いが交際を始めた時期が被っているのですが、彼らはとてつもないスピードで幸せになっていっ

          宇都宮初日

          まずこれを書くにあたって私がものすごーく後悔しているのは、愛しのK先生とのツーショットを撮らなかったということ!畜生。楽しい時に限って、写真を撮るのを忘れがち。 兎にも角にも、宇都宮に行くか行かないか、私の中でかなり逡巡した。記事にも以前書いたことがあるけれどあまり良い思い出のある町ではない。それでも行こうと思ったのは、彼氏の友達が宇都宮に居るということもあり、交通費がただだったからだ。 到着するや否や、彼氏の親友とその奥さんと真昼間から飲んだ。彼氏の親友は、私たちが付き

          宇都宮初日

          帰省したくないっっ!

          自己肯定感。 その言葉が世で流行りだしたのは、私が中学二年生あたり、ちょうどTwitterというアプリが流行ってスマートフォンが発売日されて、ネット社会が急激に加速した頃のような気がします。 自己を肯定するという言い回しは昔からあったけれど、これほどほぼ毎日のように誰がが自己肯定感があるだとかないだとかを考えることは、以前はなかったように思います。端的に言ってしまえば、現実社会だけではなく、ネット社会でも他人と自分を比べるようになったからなのですかね。 私はたまにネット

          帰省したくないっっ!

          ベッドは幽霊で出来ていた

          君が夜と一緒に溶けてしまいそうな日は、 いつも誰かが灯台の明かりになって、 岬で 雨に打たれる君を オレンジ色に照らしている。その「誰か」は君をこっそり好きでいる。 力尽きて寝台に飛び込むのは、なんか、プチ自殺みたいだね。 泣きながら目覚めた 君の、 瞼に射すレースの光。それは港から流れ着いた、硝子の破片の煌めきで。 昼間に猫が君の前に現れるのだって、神様の仕業だということにしよう。 忘れ去られてしまった幽霊たちが、可哀想な君に、今夜も薔薇を一輪 、枕元に添えて、

          ベッドは幽霊で出来ていた

          白色に魅せられて。

          何色にも染められない黒じゃなくて、私、白色になりたい。 黒のコートに猫の毛が目立つのを見て、本当は白色って強いんじゃないかと思った。 睦月の朝を吸い込む産まれたての空 桜の花弁のシャワーに降られる白色のワンピース 夏の日差しに反射する白く塗った爪の色。愛はきっと白色で出来てるのかもね。 愛する人とマーブルに、混ざりあって、夢かわいいカフェラテ色になるのも悪くないけれど、 その後にわたしがホットミルクを飲むのは、私だけの秘密ね。 白色は弱くなんかないよ。どこまでも

          白色に魅せられて。

          ブルーより、ピンクに生きたい。

          皆さん寒い日が続きますがお元気ですか。仕事が終わり、メイクも落とさぬままこれを書いてます。 『寒さは身体にとって「危機」なので、ストレスがたまりやすくなり、他人への優しさが消えてしま』うらしいですよ。私は10年栃木県という、激寒の盆地で育ったので、東京や千葉の冬はこんなものか……と感じる日々です。まぁそれでも朝はつらいですけどね!(今夜からはタイマーで暖房をセットすることにします。) この前、知り合いに何事も前向きに考えると幸せるなれるよ!みたいなことを言われたんですけど

          ブルーより、ピンクに生きたい。

          配信アプリを再開して1ヶ月目くらいの感想

          本当にその人を愛していたのかどうかに関わらず、誰かと恋人関係を解消するってことは、差こそあれど胸に穴の空くような気持ちになると思うんです。 私は前の彼に別れを切り出す頃には、既にレオンケネディという、ゲーム内のキャラクターに恋をしていました(今はもうしていません)。それでも一緒にいた時間の大きさという名の過去が、たまに頭をよぎってもやもやしていました。正しい道だったし、それでかなり肩の荷も降りたけれど、「失って初めて分かる」っていうのは、こういうものなのかとボーッと考える夜

          配信アプリを再開して1ヶ月目くらいの感想

          Hカップに生まれてしまった女の独白

          おしゃれは好きだけど、Hカップという星のもとに生まれてしまった以上、太って見える服ばかりのこんな世界が嫌いです。 胸の目立つ服装に関しては、昔の職場でもよく注意されてた。よしのさん、そのシャツは身体のラインが出すぎていて男性社員の目に毒だから、もっと控えてください、なんて。「はぁ?」って思ったよね。あなた達が着ても良くて、私はダメなの?と。 冬なんて着膨れするから余計に。だから夏は毎年、ごりごりに露出して街に出るの。まぁ私が暑がりなのもあるんだけど、夏は私のこの無駄に大き

          有料
          100〜
          割引あり

          Hカップに生まれてしまった女の独白

          太陽の詩

          5歳の頃。 家が火事で消失した青年は、 冬をループするベテルギウスよりも太陽の温度が高いと知ってから、 自分は燃え上がる炎に恋をしていたと気づいた。 煙草で自らをも燃やしCOPDで半年後には死ぬと知りながら、今日も男は星座になって飛行機を操縦する。 誰かが僕を星と間違えてくれると願いながら。

          太陽の詩

          真鯛のひときれ ぶつからなかった我の箸先 食べておけばよかったと 譲られた三毛のひげの向こふ 向日葵流れるプランター #カルパッチョの詩

          真鯛のひときれ ぶつからなかった我の箸先 食べておけばよかったと 譲られた三毛のひげの向こふ 向日葵流れるプランター #カルパッチョの詩

          就活と綺麗な履歴書

          就活に憧れてた。ウソ、今も憧れてる。どんな仕事の面接も一回で通るし、辞めてもコネで繋いで来れた。けれど苦労して入社して、そこで身を粉にして日々をすり減らすのが、今どきだよね。 幼なじみは大学を卒業してすぐ入ったトヨタに今も勤めていて、スゲェって思うよ。羨ましいと思ったことはないけど。でも、その子と私の履歴書は並べたくねぇな。きらっきら過ぎるもん、なんか。こうこう自分は社会的に真っ当に生きてきましたって、その子の履歴書からは聞こえる気がするよ。 ちょっと今夜は弱気になってる

          就活と綺麗な履歴書

          涙のギムレット

          私が代々木でバーテンダーとして働いていた時に、普段は冷静なマスターに一度だけ怒られたことがある。そのお店には、もともとモルトを勉強するためにちょこちょこ通っていて、マスターが若い頃にバイクの事故で負った膝の怪我が悪化したことで、お手伝いさせて頂く流れになった。 出勤初日に、自前のベストやシェフエプロンは持って言ったのだけれど、蝶ネクタイは自分には似合わなかったので、お店のネクタイを借りることにした。そしてその差し出されたネクタイが「キティちゃん」柄だった。あからさまに嫌な顔

          涙のギムレット

          綿毛と赤いプレゼントボックス

          乾いた服を部屋の中に取り込んでいたら、綿毛がちょんちょんと、ふたつ付いていた。綿毛って春のイメージだったから、これは多分気の所為だと思ったのだけれど、その後ベランダで煙草を吸っていたら、目の前にひとつの種を下げて綿毛が流れてきた。 冬にも綿毛って飛ぶのだと、29年生きてきて初めて知った。 冬に綿毛を飛ばす植物は多いらしい。私はたんぽぽだけかと思っていたよ。あの綿毛は、いったい、何の植物だったのだろうね。 自然界は、私たちが寒い寒いと言っている間も、着々と春に向けて命の煌

          綿毛と赤いプレゼントボックス