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就活と綺麗な履歴書

就活に憧れてた。ウソ、今も憧れてる。どんな仕事の面接も一回で通るし、辞めてもコネで繋いで来れた。けれど苦労して入社して、そこで身を粉にして日々をすり減らすのが、今どきだよね。

幼なじみは大学を卒業してすぐ入ったトヨタに今も勤めていて、スゲェって思うよ。羨ましいと思ったことはないけど。でも、その子と私の履歴書は並べたくねぇな。きらっきら過ぎるもん、なんか。こうこう自分は社会的に真っ当に生きてきましたって、その子の履歴書からは聞こえる気がするよ。

ちょっと今夜は弱気になってる。

片手間とはいえ、働かせていただくかもしれない店に新年の挨拶に行ったから。

バツイチだもんな。
その間は店の裏方メインでやってたし。きらきらなんか、してないんだよね、わたしの職歴。

なんか胡散臭くない?大丈夫?(上着羽織ってくわえタバコでお酒を飲む姿が、輩みたいって笑われたよ。横須賀に産まれたからかなぁ。でも地元のヤツらみんなこうだよ。)

接客は自信あるよ。私はひとが好きだから。
本当に、そこだけだよ。

ほぼほぼ内定は確定らしいけど、カウンターに立てるといいな。また仕事のミスでわんわん泣くんだろうけど、またやりたいよ。

辰年じゃん?
上手くいきたいよね。お酒が入ってるから、文体が須賀っ子だ。おやすみなさい。


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