見出し画像

ブルーより、ピンクに生きたい。

皆さん寒い日が続きますがお元気ですか。仕事が終わり、メイクも落とさぬままこれを書いてます。

『寒さは身体にとって「危機」なので、ストレスがたまりやすくなり、他人への優しさが消えてしま』うらしいですよ。私は10年栃木県という、激寒の盆地で育ったので、東京や千葉の冬はこんなものか……と感じる日々です。まぁそれでも朝はつらいですけどね!(今夜からはタイマーで暖房をセットすることにします。)

この前、知り合いに何事も前向きに考えると幸せるなれるよ!みたいなことを言われたんですけど、やっぱり辛いものは辛いし悲しいものは悲しいという気持ちに嘘はつきたくないなぁと心の中で思いました。

自分の財布を盗まれたとしても、盗んだ人がその三万円で美味しい物が食べられるだろうから、良かった?

……んな訳あるかっーーー!

人様から盗んだお金を、心から気持ちよく使える人間なんてこの世のどこにもいませんよ。少なくとも私はそう思います。

「どんな不幸も前向きに」というスタンスは、どうにも胡散臭いし偽善っぽくて、気持ち悪いので、私は私なりに正直に日々を見つめることしか出来ません。

今日錦糸町駅の南口の喫煙所で煙草を吸っていたら、ちらほらと白いものが降ってきて、雪だと思ったら灰だったんです。それだけなのに、何故かとてもおかしくてひとり心の中でクスッと笑ってしまいました。あの強制収容所みたいな狭い空間の中で、私と同じ勘違いをした人、絶対いると思うんです。今日は一層寒かったですしね。大寒と言われる一月二十日よりもずっと寒かったですね。(一月二十日は私がセンター試験を受けた日なので、毎年その日になると、耳を真っ赤にしながら当時会場であった帝京大学への坂を、息を切らしながら登ったことを思い出します。受験っ!過酷っ!!!)

あと、最近面白いのは、うちの猫の寝顔でしょうか。最近じゃないですね、常に面白おかしいですね。うちの猫はブサイクだと言われるのですが……顔面がブサイクなのではなく、表情がブサイクなのです。

これはまだマシな表情。かわいいでしょう?

せっかく王子様みたいな顔面に産まれたのに、生活している時間の8割はブサイクな表情で出来ているうちの猫、カミーユ。この子をお迎えしてそろそろ3年目に突入します。どんな日もブサイクな顔でわたしを笑わせてくれてありがとう、カミーユ(笑)

この子を育てるために働いているようなものなので、仕事がキツイ時は、岡崎京子のpinkという漫画を思い出します。もう、「ピンク」という、その響きすら可愛いんです。(ピンクと10回呟いて見てください。なんか可愛いでしょう?)その主人公はワニを飼っているのですが、そのワニの食費が恐ろしく高いのでホテトル(ホテルデリへル)をしているのです。作中でホテトルと出てくる辺りに年代を感じますね。ホテトルとは、ホテルトルコ風呂の略で、トルコ人から異議申し立てがあって今ではその名称では無くなったとか。

岡崎京子さんの漫画は、一時期、全て揃えてました。今でも私の中で沙村広明と並ぶ、お気に入りの漫画家です。引越しの関係で「pink」と「リバーズ・エッジ」しか今は手元にはないのですが。絵柄が可愛いので良かったら読んでみて下さいね。


なんかこの漫画を読んでピンク色が好きになりましたね。ピンク色が唇と乳首だけに刺してあるこの表紙が好きです。

寒い日は、極力コタツに入って、冬眠の如く自分に優しく怠惰に生きる!冬を乗りきるにはこれでしょう。ここにロイヤルロッホナガーのお湯割りがあれば、自分は幸せです……。

下に冬と人間の攻撃性に関する出典を載せておきます。他人を傷つけるのは最小限に抑えたいな。

ではでは、あでゅう。

https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202112/0014951379.shtml

神戸新聞NEXTより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?