原田優香

合同会社&ante代表/立教大学大学院LDC4期生/共にあり、共に学び、共につ…

原田優香

合同会社&ante代表/立教大学大学院LDC4期生/共にあり、共に学び、共につくり。/組織と個人の可能性を広げる場づくり/産業カウンセラー/組織開発・人材開発/自分の特性を言語化することが得意です。365日noteに挑戦中!HP:https://and-ante.com/

マガジン

  • 365日note

    2024年4月1日より365日毎日noteを更新していきます。

  • 論文・書籍

    これまで読んできた論文・書籍の感想やまとめ、考察についてのnoteです。

  • 社会人大学院のこと

    2023年4月より立教大学リーダーシップ開発コースに在学中。 社会人大学院にまつわることを書いています。

  • イベント・場づくり

    私がやっている場づくり・イベント・企画等の情報です。

  • 起業した会社のこと

    2022年12月に合同会社&anteという組織・人づくりの会社を設立しました。 その会社にまつわることを書いているnoteです。

最近の記事

  • 固定された記事

原田優香のnoteの楽しみ方。

はじめまして。はらだゆかと申します。私のnoteを見に来てくださって、ありがとうございます。とっても嬉しいです。 このnoteは、興味を持ってくださった方が、私のnoteを読みやすく、そしてより楽しんでいただけたら良いなと思って書きました。ぜひ、ゆったりした気持ちで、ゆるゆると読んでください◎ まずは自己紹介名前は「はらだゆか」と言います。優しい香りと書いて、ゆかと読みます。 今は合同会社&anteという会社を起業して2年目です。事業は主に、場づくり・講座事業、人材開発

    • フィードバックは受け手のスキルも重要!?受け取ることを邪魔する3つのトリガーとは?①

      皆さんは、フィードバックを受け止めることは得意ですか?苦手ですか? 耳の痛いフィードバックは成長に必要ですが、ちょっと「うっ….」となる時もありますよね。 そういうことを考えると、フィードバックってする側だけではなく受ける側にもスキルが必要なのではないか?と色々調べていると、する側だけではなく受ける側のスキルも必要だという内容が書かれた書籍を見つけたので、今回はそちらをまとめたいと思います。 このnoteは、フィードバックの研究をしていて、一緒に会社を経営している文ちゃ

      • ネガティブフィードバックを曖昧にする危険性に気づいたお話。

        皆さんはネガティブフィードバック、得意ですか?苦手ですか? 私は、ネガティブフィードバックはどちらかというと苦手な方です。されるのは好きなんです。割とネガティブなことでも、自分の成長につながるのではれば「どんどん言ってほしい!」と思うタイプです。 ネガティブフィードバックが苦手だと感じる理由は、自分が見た世界をそのまま伝えて、たまにそれが相手にとっては断定(決めつけ)に聞こえてしまうこともあり、受け取りづらく感じさせた経験があるからです。 その経験から、ネガティブフィー

        • 「京都出身です」というと、必ず言われる「アレ」について。

          私は生まれも育ちも京都です。父も母もどちらも京都出身で、ほとんどの親戚が京都に住んでいます。 京都にある大学に通っていたので、22年間、京都で育ってきました。 特に出身の宇治市は、自然も程よくあって、山も見えて、抹茶も美味しくて歩いているだけで風情を感じるし、大好き。高校時代は毎日宇治橋を渡って登校していました。 4月には桜祭りがあり、6月には県祭(あがたまつり)という大きいお祭りがあり、8月は宇治の花火大会と、その度に親戚一同集まってみんなで過ごす、その時間が大好きで

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        • フィードバックは受け手のスキルも重要!?受け取ることを邪魔する3つのトリガーとは?①

        • ネガティブフィードバックを曖昧にする危険性に気づいたお話。

        • 「京都出身です」というと、必ず言われる「アレ」について。

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          15本
        • 起業した会社のこと
          9本
        • 組織づくり実践者インタビュー
          8本

        記事

          仕事の意味づけは測定できる!?意味深い仕事尺度(WAMI)

          私は現在、立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通っているのですが、英語の論文をまとめ、発表し合って学び合う授業があります。 今回のnoteは、その授業で取り扱った仕事の意味づけ(Meaningful Work:MW)の尺度を開発した論文について紹介したいと思います。 論文名:Steger, Michael F., Bryan J. Dik, and Ryan D. Duffy. 2012. “Measuring Meaningful Work: The Work an

          仕事の意味づけは測定できる!?意味深い仕事尺度(WAMI)

          他人のイライラは、本当に伝染する「セカンドハンド・ストレス」のお話。

          皆さんはこんな経験、ありませんか? とあるMTGでイライラしている人が一人いるだけで、雰囲気が悪くなるだけではなく自分もイライラしてきた….という経験。 実はこれ、気のせいではなく、研究でも実証されているんです。 論文名:Effect of individual differences in nonverbal expressiveness on transmission of emotion Volume 6, pages 96–104, (1981) 実証したのは

          他人のイライラは、本当に伝染する「セカンドハンド・ストレス」のお話。

          大学院の授業で、自分の強力な固定観念に気づいたお話。

          私は現在、立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通っている、修士2年生です。 2年生の春学期の授業で、「人材開発・組織開発実践論」という授業があるのですがその授業で気づいた、自分の強力な固定観念について今日はまとめようと思います。 人材開発・組織開発実践論の授業について人材開発・組織開発実践論の授業は、合同会社あまね舎の齊藤光弘先生(以下、みっちゃん)が担当している授業で、以下の目的で学んでいます。 授業では、実践的な学びが非常に多く、実際にクライアントを持ったつもり

          大学院の授業で、自分の強力な固定観念に気づいたお話。

          「関心領域」が広い人と狭い人は、何が違うのか。

          最近、関心領域という映画を観てきました。 1945年、アウシュビッツ収容所の所長とその家族は、幸せに暮らしています。スクリーンに映し出されるのは、どこにでもある穏やかな日常。でも、その家族が暮らしているのは壁ひとつ隔てたアウシュビッツ収容所の隣です。 ふとした瞬間を切り取ると、幸せな暮らし。しかし違う瞬間を切り取ると、人が虐げられ、虐殺されている。壁を隔てたふたつの世界が、映画では映し出されます。 今回のnoteは、この映画を観て生まれた「関心領域が自分の世界に留まって

          「関心領域」が広い人と狭い人は、何が違うのか。

          管理者の「人は変わるという信念」が、部下へのコーチング行動に影響を及ぼす!?

          大学院の授業で、英語の論文を取り扱う授業があるのですが、その中でも面白かった「コーチング」にまつわる論文を本日は紹介したいと思います。 管理者の暗黙的人物理論(ImplicitPersonTheories :IPT )が従業員へのコーチング行動にどのように影響するか、ということを明らかにした論文です。 論文名:Heslin, P. A., Vandewalle, D. and Latham, G. P. (2006) Keen to help? Manager's imp

          管理者の「人は変わるという信念」が、部下へのコーチング行動に影響を及ぼす!?

          天気が晴れの日には、ワンピースを着るのが好き。

          皆さんは、よく着ている服ってありますか? 私は、ワンピースが好きです。漫画の方ではなくて、服の方。あ、ちなみに漫画はチョッパー編好きです。何回見ても、涙が止まりません。 ワンピースって、上下揃っているし、可愛いし、着るのがすごく楽なんですよね。たぶん、15着くらい持っている気がします、ワンピース。 新しい服買いに行こう〜と思って買い物に行ったら、ついついワンピースを買っちゃうんですよね。 特に私が好きなのが、原色。赤、青、緑、紫と濃い目の色がついたワンピースを買うこと

          天気が晴れの日には、ワンピースを着るのが好き。

          相槌には9つの機能があるというお話。

          会話する中で何気なくしている相槌って、どんな機能があるか、知っていますか? 「うんうん」 「へえー」 「なるほど」 「あー」 「ほう」 大学院のとある授業で、相槌のバリエーションをたくさん持っている人に出会って、「こんなに相槌ってあるのか」と驚いたと同時に、「相槌ってどんな機能があるんだろう?」と気になって、調べてみました。 今回は相槌の機能についてまとめていきたいと思います。 参考文献 論文名:大学教育におけるコーチングと言語学の接点を考える「あいづち」を例にして/

          相槌には9つの機能があるというお話。

          伴走者のためのカウンセリング&コーチング入門講座【全3回】受講者募集中!

          はじめに「なんだかいつもと様子が違うなあ。」 「頑張ってほしいとき、この励まし方で合っているのかな。」 「落ち込んでいるみたいだけど、どんな声を掛けたらいいの?」 そんな風に、誰かを目の前にした時に、戸惑った経験はありますか? 身近な友人や仕事仲間とのやり取り、生徒や学生をサポートする立場にある教育関係者の方、部下がいる上司の方など、ちょっと踏み込む必要のあるコミュニケーションの場面で悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。 励ましたり、問いかけたり、話をただひたす

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          新規参入者の組織社会化過程における上司・同僚との社会的交換関係の役割とは?

          近年、新規参入者(新卒入社者)の初期キャリアの発達に関する重要性が指摘されています。 また、新規参入者が入社後に最初に直面するキャリア発達課題として、組織社会化があります。 組織社会化とは「新規参入者が組織 の外部者から内部者へと移行をしていく過程」と 定義されています。(Bauer, Bodner, Erdogan, Truxillo, and Tucker, 2007, p. 707) 組織社会化段階の新規参入者が、職場において上司及び同僚とどのような関係性を築いて

          新規参入者の組織社会化過程における上司・同僚との社会的交換関係の役割とは?

          ラーメン好きの友達に連れられて、毎月ラーメンを食べに行っている話。

          私は、ラーメンが好きだ。 ラーメンが好きで、以前、こんなnoteを書いたりもした。 2024年のうちでやりたい5つのうちの1つに、仙台でとびきり美味しいラーメン屋を見つける、という目標も掲げた。 2024年のうちでやりたい5つのことというnoteを更新した次の日、こんなメッセージが届いた。 noteを読んでくれていることがまず嬉しいし、大好きなラーメンを一緒に楽しんで巡ってくれる友人がいることも嬉しい。 ぜひ一緒に行こう!ということで、4月から毎月、一緒にとびきりの一

          ラーメン好きの友達に連れられて、毎月ラーメンを食べに行っている話。

          100日note連続投稿を続けるために心がけたこと。

          4月1日から365日毎日更新するぞと決めて、毎日noteを更新し続けて、今日で100日が経ちました。正直、「まだ265日もあるのか」という衝撃の方が大きいけど、100日まで続いた自分にまずは拍手を送りたいです!ぱちぱち。 ちなみにやろうと思ったきっかけは、「2024年は自分のコンフォートゾーンを越え、ストレッチゾーンに挑戦したかった」というシンプルな理由です。 今回は100日という日を記念して、100日連続noteを更新するために心がけたこと振り返ろうと思います。 きつ

          100日note連続投稿を続けるために心がけたこと。

          垂直型リーダーシップが共有リーダーシップに及ぼす影響について

          組織や企業は、この数十年間の間にかなり変化しています。これまではトップダウン型やヒエラルキー型の組織で、指示命令系統のコミュニケーションだったものが、ティール組織やホラクラシー型組織(社内に役職や階級のないフラットな組織形態)など、多様な組織形態があらわれ始めました。 それに伴って、リーダーシップ研究の動向も変化してきています。 今回取り扱う論文に出てくるのは、垂直型リーダーシップと、共有リーダーシップです。(分析等に興味がない方は、考察をお読みください!) 垂直型リーダ

          垂直型リーダーシップが共有リーダーシップに及ぼす影響について